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870名無しの塾生:2009/03/06(金) 08:08:08
司会者・児玉清さんも困った! アタックしたがらない出場者 
3月3日12時37分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090303-00000544-san-ent


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児玉清さん(写真:産経新聞)

 「さあ、大事な大事なアタックチャーンス」

 4人の出場者がクイズに答えながら25枚のパネルをオセロゲームのように奪い合う「パネルクイズアタック25」(テレビ朝日系)。戦いのヤマ場を告げる名フレーズはおなじみだ。昭和50年の放送開始から司会を務める児玉がポーズを決めると、番組は一気に盛り上がる。

 今年で34年目に入る超長寿クイズ番組について、児玉は「一回もちゃんとできたことはない」と笑う。

 「どうすれば面白い番組ができるだろう」と、いつも自問自答しているが「毎回、思うように事が運ばない。司会者のこちらが場を盛り上げて、最後は大逆転で終わろうと引っ張ろうとしても、意に沿わない。出場者4人の個性が違うし、当然ですよね」。

 番組が産声を上げた当初は「クイズおたく」のような猛者たちが、高いレベルでしのぎを削っていた。だが、収録が滞るケースが出てきた。9枚を取った時点で十字の形になると、出場者が4人とも次の問題に答えたがらない。「答えてしまうと、勝敗の鍵を握る角のパネルを相手に取られる可能性が高くなる」というのだ。

 たしかにそれは、ルールの“弱点”だった。司会者の児玉は当初から気づいていたが、10年もすると出場者やスタッフの間でも周知の事実となる。「もうこの番組の命運も尽きたかな、とも思いました」

 児玉やスタッフは舞台裏で必死に頭をひねった。出てきた解決策は、誰もが答えの分かる問題を出すこと。「富士山の高さは?」「サザエさんに出てくるネコの名前は?」…。そんな問題をばらまいた。勝利にこだわる出場者の自尊心に訴える作戦だった。

 そうすることで、意外なことがわかってきた。

 「じつは、角のパネルが取れるまで意図的に待ってもそんなに勝てない。いざ、その瞬間に、本当に答えられるわけでもない。むしろ、間違ってもいいからボタンを押し続ける方が、自然の流れで勝ちにつながるんです」

 理屈や計算ではない。司会者にさえ、展開は思うようにはならない。だからこそ面白いし、飽きがこない。だが近ごろ、また気がかりなことが出てきたという。

 「二者択一の問題で、誰も解答しないケースが増えているんです。間違ってもいいのに、全然冒険心がない。『アタック』は勇気があるかどうかを問うているのに、薄らいでいるんでしょうか」=敬称略(文 村上智博)




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