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>>753
文学のところの紹介はとってもいいのに
社会科付近が団塊親父の趣味全開という感じで、なんだかなあという作品が並ぶ。
大人が「若い人はこれを読め」というブックレビューをやるとこんなふうな
頓珍漢な事になる。完全に大人向けの推薦書で若い人の趣味をまるっきり無視している。
チョムスキーのアメリカ批判本や大澤真幸はもはや「読んではいけない」のレベルだし
アレントの「人間の条件」だのリップマンの「世論」だの中学生が読んで
楽しいとは思えない。アレントはギリシャ的ポリスや古典世界への憧憬、
ナチスを巡る問題など政治思想の最低限の教養が無いと面白くないだろう。
サイードやリー・クアンユーの自伝を薦めているのは良いが、中学生はそもそも
両名の名前を知らないだろう。私がサイードを初めて読んだのは大学に入ってからだし
リークアンユーは高校になって初めて知った。
中学生が読んで楽しい古典はモンテーニュやマルクスアウレリウスや
ヒルティやフランシス・ベーコンなどの随想だと思う。古典教養を持った
知識人が世界や人生をどう考えたのか、こうした教養世界の香気が漂う
古典の味を知れば人は一生読書好きになる。今でもこうした過去の世界に
生きた知識人の本を読み返すし、その度に古典教養という時空を超えた知の
共同体にくるまれている様な喜びを覚える。
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