彼も人なり
" Every family has a skeleton in their closet."(どの家庭にも他人に言えない秘密がある)私の家庭も両親に大いに問題がありました。国木田独歩が「文学は復讐である」と言う。私の親のことを文章に起こすと まさに恨みつらみの連続で 復讐文学になりそうです。高校生の頃 帰宅すると母親は留守にしていました。居所は分かっていました。近くのパチンコ店かスロットマシン店です。呼びに行くと、、、「冷蔵庫にポークと卵があるでしょ!自分で焼いて食べなさい」と言って逆切れする始末。
アルキメデスは浮力の原理を発見した時 風呂から飛びだして興奮のあまり「ユーリカ!(ギリシャ語で分かったぞ)」と叫びながら 裸で家の周りを走り回ったそうな。
百年以上解けなかった数学の難問「ポアンカレ予想」の解法が2002年頃 インターネットに突如現れだした。その解答者、ロシア人のペレルマン氏に彼の名誉を表し 数学のノーベル賞にあたるフィールズ賞を与えようとしたが 彼は断った。というのもサンクトペテルブルグ(旧レニングラード)の集合住宅に母親の年金で生活している彼にとって 何よりも切実な理由があったためだ。「僕は食材にするキノコ狩りで忙しい」がその訳だった。
いやはや、世の中には 走り回るアルキメデスを初め、キノコ狩りのペレルマン氏といい、家事放棄の母親といい 言動の理解に苦しむ人がなんと多いことか。ちなみにTo be to be ten made to be.は英語ではありません。悪しからず。
年のせいか涙腺が...
ゴーヤーマンさん、心温まる励ましと名言をありがとうございます。振り返ると、高校時代に必死?に英語の格言を暗記しました。先日、ネットで興味を引く英文に出会いましたので紹介します。All you need is love. But a little chocolate now and then.(愛は必要だ。でも時には少しチョコレートもね)If you cannot explain it to a six-year-old, you don't understand it. by Einstein(もしあなたがそれを六歳児に説明できないなら、あなたはそれを理解していない。アインシュタイン)
先月、沖縄お悔やみ情報を閲覧していると、自分と同姓同名の方を見つけました。なんだか生前葬をしたようで変な気分になりました。同時に、いずれ自分もこうなるんだと身につまされ、一抹の寂しさを感じました。
あまりにも人間的な
ゴーヤーマンさん、乳豚のお話ありがとうございました。知らなかったので勉強になりました。せっかくニュートンで盛り上がりを見せているので、ここでは人間ニュートンのエピソードを紹介します。鉄は熱いうちに打て(Strike the iron while it is hot.)と言いますから。
音楽は世界共通語
美ら海さん、素敵な曲の提供ありがとうございます。どこか懐かしく、それでいて物寂しい心惹かれる音色です。英語もシェークスピア時代の言葉がそこはかとあり、ジンと来ました。 ‘What a Wonderful World'を唄うルイ・アームストロング(通称サッチモ)にある人が「あなたはブルースがすきですか、それともジャズですか?」と尋ねた。すると彼「音楽にジャズもブルースもありません。馬は鳴き声はみな一緒でしょ?音楽も同じことです」
彼の言葉に励まされて、昭和の懐メロばかりを聞く私から敢えて言わせてもらうなら‘The Last Rose of Summer'は五輪真弓の「恋人よ」、中島みゆきの「地上の星」、布施明の「シクラメンのかおり」を足して3で割ったような曲です。
アイルランド民謡ということなので、アイルランドにゆかりのある人物を考えましたが、どうも思い浮かべられません。一人を除いて。それは文学界の風雲児、異端児のオスカー・ワイルドです。彼については気分が悪くなるほど私の性に合わないので、ここでは紹介しません。代わりに音楽がらみでモーツアルトのエピソードを次の機会にでも.....乞うご期待。