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2019年01月のメモ
7
:
名無しさん
:2019/04/18(木) 13:40:45
「大昔の人間にとって、幻聴はごく当たり前のことだったという説もあります。まだ言語が未発達で我々もその使用に習熟していなかった時代、人間に今のような意識はなく、頭の中の内なる声として現実のものと同じように聞こえていて、人々はそれを神々の声だと認識していたという仮説です」
これはジュリアン・ジェインズというアメリカの心理学者が1976年に自著『神々の沈黙 ― 意識の誕生と文明の興亡』で発表したユニークな仮説である。「イーリアス」など古代の文献では、神々の言葉は人間に直接語りかけられるものと描かれているが、これは文学的な表現ではなく、古代ギリシアの英雄たちは“実際に”神々の声を聞いていたというのがジェインズの主張だ。
「現代でも、山で遭難して彷徨っていたら突然誰かの声が聞こえて、その指示に従ったら助かった、というような話が時々ありますよね。ああいうのは、もしかすると極限状態で起きた先祖返りみたいなものかもしれません」
残念ながら、ジェインズの仮説を裏付けるような科学的な証拠は見つかっていないという。しかし、実にロマン溢れる話であるのは間違いない。
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