さようならスターネオン - 1599409514

1：フリーザ (ﾜｯﾁｮｲ)：2020/09/07(月) 01:25:14 ID:0uKcDC2M00: 8月25日火曜日PM10時頃、息を引き取りました。
実はスカイプでライン交換して個人的なやりとりしてた。
去年の秋頃にステージ2の膵臓癌が発覚、通院しながら働いていたらしい。
落ち着いたら酒でも飲みに行こうよって話をしてたとこ。
言おうか言わまいか迷ったけど、先日彼の生家に線香をあげに行った帰りに弟さんと酒を飲んで、やっぱり彼がもうこの世界にいないこと、それを知る必要が俺たちにはあるということで。
心の中で整理がついたら、みんなで線香でもあげに行こう。
2：エルザウラムサ (ﾜｯﾁｮｲ)：2020/09/07(月) 15:04:52 ID:S05fyhg200: あのさぁ。
こういう、本当に不謹慎なことは
この掲示板にすぐ書くべきじゃなくて、死後3年は伏せようとおもってたんだよね。
実は俺も、10年くらいの知り合いで、
彼が東京に遊びにきた時は何度か出会ったりしてたんで、
彼の葬式に行って線香あげてきた。

だからこそ、もう少し公表までに時間を置くべきかなと思ってたんだけど、
(昨今のシバキブームでしばかれたら俺も嫌な思いするから)
フリーザも葬式に行ってたなんて知らんかったよ。

できれば、あと少し、非公表にしてほしかったな。

まだあんまりみてる人いないだろうから、このスレッド、削除しても良いかな？
3：フリーザ (ﾜｯﾁｮｲ)：2020/09/07(月) 16:08:57 ID:0uKcDC2M00: 俺は葬式じゃなくて遺骨モノボケに参加したんだけど、最終的によくわからないおっさんが「カラカラ！」とか言ってポケモンのコスプレしだして大ブーイング、正直キモすぎた。
スレッドの行く末は任せる。
4：好きだった人の匂いを辿ってしまう。 (ｱｳｱｳ)：2020/09/08(火) 17:02:56 ID:Hrol0IuwSa: きついな、、、俺も葬式行きたかったけど予選落ちだった。
来年は挽回したい。
5：時光 ◆ZIKOU///E6 (ｻｻｸｯﾃﾛ)：2020/09/08(火) 17:31:28 ID:XUTwXT6oSp: コロナ対策でWeb会議で実施したってマジ？
6：明日丸 (ﾜｯﾁｮｲ)：2020/09/09(水) 21:07:58 ID:FDbitRb200: ほら、こういうことになるから嫌だったんだよ。

俺は彼の死をまだ笑いには変えられない。
ここは、彼の死を大喜利にする場じゃないし、すべきじゃない。
そういうのは別のところでやってくれ。
7：フリーザ (ﾜｯﾁｮｲ)：2020/09/09(水) 22:41:54 ID:0uKcDC2M00: スタネになりすまして最近書き込んでる奴お前いい加減にしろよ。
俺らは本気で悲しんでる。
そういうのら笑えないから。
25歳の頃から付き合ってた子がいたんだよ。
あいつには。
茶化すような真似すんな。
ごめんな明日丸。
こういうの本当に辛いな、茶化すつもりはなかったんだけど、結果的に良くなかった。
8：明日丸 (ﾜｯﾁｮｲ)：2020/09/09(水) 23:11:12 ID:FDbitRb200: いいよ、謝ってくれてありがとう。
9：明日丸 (ﾜｯﾁｮｲ)：2020/09/09(水) 23:16:08 ID:FDbitRb200: 一番つらかったのは、スタネにlineしても既読にならなかったとき
１か月くらい待っても既読にならなかった

今年の1月ころかな。
まだコロナが広まってない時期で、京都に遊びにいく機会があったからlineしたんだけど
全然既読にならなかったんよね。
京都に行った当日、あまりにもlineが既読にならないから
ノリで電話したんだけど（7年くらい前にオフ会で会った時に電話番号交換して以来初めての電話）
まったくつながらなかった。

4月ころにようやくlineの返信がきたんよね。
そのとき、会社をそろそろ辞めることとか、病気のこととか、話してくれた
すっごい長文でさ、なんて返していいかわからなくて、1週間くらい放置してた
返信できんかった。あまりに唐突すぎたから。
10：明日丸 (ﾜｯﾁｮｲ)：2020/09/09(水) 23:40:29 ID:FDbitRb200: ほら、スタネってさ、なんだかんだいって、
現役で京大出てるし、プライドは高いけど、すごくいいやつだったじゃん？
俺が浪人したときは意味不明な京大合格証書の画像を送り付けてきやがったけど
東大合格したときは掲示板で一番喜んでくれたし。

lineがきて、面会にいこうとおもった。すぐいこうとおもった。
でも、コロナのせいで面会謝絶。
結局、いけたのはコロナも落ち着きだした6月。

すい臓がんってほんとに苦しいんだね。
大学生のころにあった彼と、もう顔つきがまるで違ってた。
一目見ただけで、それは、わかった。
目にクマはできてるし、抗がん剤の影響で体のあちこちに影響が出てたし
ほんとに変わり果てた姿というか。でも、あいつなんて言ったと思う？
「よぉ、元気？久しぶりだな」
って、病室に見舞いにきた俺に向かって、無理して笑顔つくりやがって。
元気かどうか聞きたいのはこっちなんだよ。
ほんと、プライドだけは高い、生意気なやつだった。

それから、ほんの10分だけ話した。
色々話した。
東京で遊んだときのこととか、彼女のこととか、将来どうなりたいとか。
帰り際、次の手術の予定を聞いた。
7月に手術受けるって、それだけは聞いた。
腕のいい先生だから、がんが全身に転移する前に絶対取り除けるっていってた。
だから、退院までは1年くらいはかかるけど、それからはまた社会復帰するって。
前に働いてたシンクタンクの同期が会社起こしたらしくて、とりあえずそこで働くらしいって。
あと、意味不明な自慢された。俺はTOEIC850点あるから、俺が退院するまでにそれは抜いとけよｗって。
なんか悔しかったから、俺が浪人決定したときの京大合格おめでとう袋については恨み言はいてやった。
彼はけたけたと笑ってた。

全部、嘘だと聞かされたのは、彼が死ぬ直前。

本当は手術を受ける予定なんてなかったし、そもそも手術を受けるだけの体力が彼にはなかった。
次の就職の予定も嘘。
TOEICはほんとに850点もあったのか知らない。

2020年8月25日、夕ご飯を食べた後、だらだらしてると、彼からlineが1通きた。
すい臓がんの末期で、実はもう死ぬかもしれないということ。
わずか2行ほどの短文だった。

翌日、仕事を休んで、すぐに彼の病室に向かった。
行きの新幹線が、本当にものすごく遅く感じられた。

病室を訪れた。
彼は、いなかった。
看護師さんを何人か捕まえて、302号室の患者さんはどこ？と尋ねた。
俺が訪れたときには、もう、事切れていた。
11：明日丸 (ﾜｯﾁｮｲ)：2020/09/09(水) 23:50:18 ID:FDbitRb200: 葬式のことは、正直、あまり覚えていない。
以前、スタネに1度、財務会計に関する本を送ってあげたことがあった。
そのときに、実家の住所をlineで教えてもらっていたから、彼の家を探すことは、困難ではなかった。

葬式のあとは、なんていうか、仕事をする気にもなれなかったから
京都大学に足を運んで、彼が生前大好きだった「舞妓はんひ～ひ～ラー油」を自分へのお土産として買って、
京都で1泊した。
8月27日に、家に帰った。
1通の手紙が届いてた。

消印は8月24日になってたから、line送る前にすでに俺に手紙を書いてたんだと思う。

文字は、正直、めちゃくちゃ汚かった。
読めるものじゃなかったけど、なんとか30分ほどかけて解読した。

そのほとんどは、俺への激励とか、感謝とか、そういうのだった。
途中、なんどか昔の「」板ネタがあったのは、くすっときた。
雑草だらけの学び舎で過ごしたかった（きじとら）とか、
突き進め己の道を（ちかぽよ）とか、
変な顔文字（＾Θ＾）とか。
くすっときて、笑いながら、泣いていた。

「」板で報告しようか迷ったけど、どうしようか迷って迷って
結局、単発雑談スレでしょうもないレスをしたのだけは覚えてる。
12：明日丸 (ﾜｯﾁｮｲ)：2020/09/09(水) 23:51:44 ID:FDbitRb200: ごめん、最近、毎日お酒のんでて、今日も少しほろ酔いというか、かなり泥酔っぽい。
不快な思いにさせてたらごめん。
13：フリーザ (ﾜｯﾁｮｲ)：2020/09/10(木) 00:59:58 ID:0uKcDC2M00: 親父さんとか、おふくろさんが深々と頭下げて今日はわざわざ忙しい中ご足労ありがとうございますとか、こんな時世に、本当にご迷惑おかけしますとか、俺もごめんなさいって意味もわからず頭下げて、すみませんすみませんって言いながら見送って、なんかざわざわというか、そういえばあいつが根性焼きした橋ってどこだろうとか橋でGoogle マップで検索かけて、結局よく分からなくなって本当に若い、若いともう葬式なんて感じじゃないんだよな。
近くの大石神社参拝して、どうしようとか思いながら。
あいつはわけもわからず葬式きて、不謹慎ながらもニヤニヤしてちょっと京都観光して帰ろうとして観光スポットと近くのパチンコ屋調べてる俺にウケてそうだなとか思って、そいつがもういないことが身にしみて、虚しくなって。
独り笑い、笑いを分かち合う仲間がもういないんだなーとか思ったら、身震いするほどの恐怖と虚しさが襲ってきて、全然現実感がないままビジホに泊まって、酒飲んでテンション上げてもそんな自分が無意味としか思えないから、意味もなく歩き回って足の裏がじゅくじゅくになるまで、地元に似た風景の街みつけて笑って、その時初めて涙流して。