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財務プロフェッショナルエグゼクティブのおうち

1名無しの一応東大生:2019/07/31(水) 00:55:41 ID:pQDSsyec
世の中の様々なファイナンスにかかる情報を、
『発信』
していきます。

2名無しの一応東大生:2019/07/31(水) 01:04:29 ID:pQDSsyec
https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190730-07300749-nksports-socc

メルカリが16億円で鹿島アントラーズを買収しました。
通常、これだけの大企業が16億円でM&Aされるのは、珍しいことです。

https://gurafu.net/jpn/kashima-antlers

鹿島アントラーズの簿価を見てみると、純資産価額は20億円程度。
当然、企業が他企業を取得する際にはパーチェス法が適用されて、時価計上されるため、
バーゲンパーチェスにより負ののれんが計上されるのか、
はたまた未認識項目によりのれんが計上されるのか。

何にせよ、9月のメルカリの中間決算と、今後の株価の動きには期待です。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=4385.T

3名無しの一応東大生:2019/08/04(日) 22:30:41 ID:pQDSsyec
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190804-00029343-president-bus_all

面白い記事。
ただ、この記事にはふれられていないが、リーダーがリーダーシップをとる所以の1つとして、
やはり業績目標にむけて人をまとめあげていくに資する人柄は必須だろう。
これをバーナードは道徳的リーダーシップといったし、
リッカートのミシガン研究ではシステム4、すなわち民主主義型といったし、
オハイオ研究における「配慮」、マネジリアルグリッド、PM理論など、
いわゆる「行動理論」にはすべて、リーダーの「人柄」を重視するものが色濃くあらわされている。

時間が出来たら、この記事にふれられているような名参謀について、詳しく調べたい。

4名無しの一応東大生:2019/08/04(日) 22:32:45 ID:pQDSsyec
FRBが利下げを発表したことで、日経平均が大きく下降してますネェ!
週明けの相場変動が非常に楽しみです。

5名無しの一応東大生:2019/08/04(日) 22:45:31 ID:pQDSsyec
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190804-00000025-nkgendai-bus_all

新宿で288円激安ランチをしてる意味不明なおっさんの記事。
しかも本人はそれでも「適正」な価格という。

一般に、飲食業界における原価率は3割〜4割程度。
だとすると、たとえ1食500円のワンコインランチでも、
その原価は150〜200円程度ということになる。
なので、あと利益を出すとしたら、どれだけ販管費(特に賃貸料や水道光熱費、人件費)を切り詰められるか。

記事やコメントにもあるが、この店舗の場合、築74年という物件を賃貸することで
賃貸料についてはクリアしているらしい。
そして人件費についても全て一人で行っているため、なんとかやっていけるのだろう。
ただ、どう考えてもキャッシュはほとんど生まないと考えられるから、
本当に趣味じゃなきゃやってけねぇよなあ。

ちなみに、経営リスクを考えるときに用いられるのがDOLまたは経営レバレッジ係数というもの。
簡単にいうと、固定費が高ければ高いほど、経営レバレッジも高くなる(要するにリスクが高くなる)
というもので、飲食業界では固定費を切り詰めることが利益やキャッシュを生む主要な要件となるみたい。
よく言われるが、この点、アプリ開発とかは固定費がほぼかからない
(大きな設備投資をする必要もなく、かかるのは人件費程度)なので、リスクが低いんだよなぁ。

あと、個人的にこういった一種のダンピングは、価格競争を引き起こして
周辺の競合他社を疲弊させるおそれがあると思うんだけど
(もちろんコストリーダーシップではなく、差別化にもちこむことを優先すべきだが)
お前どう思う?

6名無しの一応東大生:2019/08/04(日) 22:59:21 ID:pQDSsyec
個人的に7payのどたばた解散劇は、
よくも悪くも、セブンイレブンの企業体質・組織文化が引き起こしたものなのかな、と思っています。

そもそもセブンイレブンの組織文化として、
なんでも自前でつくる(セブンプレミアムに見られるプライベート・ブランドの販売とか)
ことが挙げられるんだけど、この7payもその流れなんだよなぁ。
そもそも、1年前にローソンがOrigamiと業務提携した時とかにも、
セブンイレブンは電子マネーについてはnanacoくらいで、
Line Pay、Wechat Pay、Pay Payなんかの主力とは提携してなかったもんなぁ。
(大手コンビニにも関わらずインバウンド対策として
これらの決済アプリを使用できるようになっていなかったこと自体が異例だった)

ちなみに、ローソンに見られるように、
自らに不足している資源を他社とのM&Aや合弁・業務提携などにより獲得するという理論を
資源依存パースペクティブといいます。
これは、業際化、製品のマルチユース化、はたまた速度の経済が重視される昨今では
よく重要性が高まっている概念で、
普通、企業はノウハウや強みがない事業については他社に依存することが多いです。

ところが、セブンイレブンはさっきいったように、
大企業病の一種であるNIH症候群、あるいはこれまでの成功経験による能力の罠により、
自社で生産されたもの以外を軽んじてしまったんでしょうなぁ。
そして、7payという魔物を生み出してしまったわけです。

この失敗により、多分、今後日本ではほとんど新たな決済アプリを開発しようとする動きは
見られなくなるでしょう。
そうじゃなくとも、プラットフォームビジネスの権化ともいうべき決済アプリの
デファクトスタンダードをめぐる競争は、winner takes allの状況目指して
過激化してるわけでありまして、
いまさら7payのような新興戦力があらわれたところで、手遅れも甚だしいんだよなあ。

この一連の失態を株主はどう見るのか、中間決算はどうなるのか。
メルカリとともに注視していきたいところですねぇこれは。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3382.T&d=1m

7時光 ◆ZIKOU///E6:2019/08/05(月) 01:32:32 ID:0dXiDsOM
経済・経営に関する知識がほぼない人でも面白くわかりやすいスレ

8名無しの一応東大生:2019/08/10(土) 02:02:53 ID:sOIsiYmQ
こういう意味不明な用語とか理論とか勉強するのにおすすめな本教えて

>ちなみに、経営リスクを考えるときに用いられるのがDOLまたは経営レバレッジ係数というもの。
>簡単にいうと、固定費が高ければ高いほど、経営レバレッジも高くなる(要するにリスクが高くなる)
>というもので、飲食業界では固定費を切り詰めることが利益やキャッシュを生む主要な要件となるみたい。

この辺とか

9名無しの一応東大生:2019/08/10(土) 22:17:36 ID:pQDSsyec
>>8
財務指標(財務レバレッジ、DOL、EBITDAなど)について知りたければ、
多分そこらへんに売ってある
「財務諸表が読めるようになる!」
系の本かっとけばいいと思う。
大事なのは、それ読んだだけだと絶対に身に付かないから、
同じ業界の最大手、二番手、三番手あたりの財務諸表とかを自分で比較したり、
あとは意味不明なおっさんがブログとかでファンダメンタルズ分析やってたりするから、それを参考にしたり。
カンブリア宮殿に出てくる企業が上場会社であれば財務諸表は公表してるから、
それとか見て自分なりに研究したりするなりね。

もし、時間があるなら、中小企業診断士、証券アナリスト、公認会計士あたりの資格の勉強してみると、
本質的な力は身に付くと思うよ。(現場力や実践力は身に付けないけど)

10名無しの一応東大生:2019/08/12(月) 01:05:29 ID:pQDSsyec
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190811-00010000-ssnp-bus_all&p=1

焼肉キングの記事。
売上高業界2位きちゃったよ〜牛角1位ねらおっかな〜俺もな〜
とか夢物語をのたまってるおっちゃんの話。

焼肉キングを経営してるのが、物語コーポレーション(東証一部上場)とかいう会社。

株価推移
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3097.T&ct=z&t=5y&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v

確かにあがってますねぇ!
有報やIR見ても、成長期〜成熟期にかけての企業だというのが(わかりますわかります)

https://ircms.irstreet.com/contents/data_file.php?template=1612&brand=257&data=255390&filename=pdf_file.pdf

ここで、当社について、物語りたいことが2つ。

1つ目は猿でもわかるキャッシュフロー計算書。
当社の場合、
営業活動によるCF + →本業で稼いじゃってますねェ!
投資活動によるCF △ →投資にお金つぎこんでますネェ!
財務活動によるCF + →資金調達してますネェ!(ただし、直近の決算では△)
となっていて、これは成長期にある企業によく見られるCFの構造なんだよなあ
要するに、借入や増資で資金調達して、あるいは、本業で稼ぎまくって、
それをバンバン投資につぎ込んでやるよオラァ!っていう企業なんですよねこれが。

一方、成熟期にある企業は、
営業活動によるCF + →本業であいかわらず稼いじゃってますねェ!
投資活動によるCF △ →投資にお金つぎこんでますネェ!
財務活動によるCF △ →借入金返済してますネェ!
ってなることが多い。そして、これがさらに進むと、
営業活動によるCF + →本業であいかわらず稼いじゃってますねェ!
投資活動によるCF + →投資の回収してますネェ!
財務活動によるCF △ →借入金返済してますネェ!
となり、衰退期には、
営業活動によるCF △ →本業で稼げなくなりましたネェ!
投資活動によるCF + →投資の回収してますネェ!
財務活動によるCF △ →借入金返済してますネェ!
となる。
この考え方はボスコンのPPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)とか
マッキンゼーの事業スクリーンにも関連してくるから、知らない人は、覚えてね。

2つ目は、フランチャイズ形式のお話し。
みんなもしってると思うけど、フランチャイズのうまみって何かな?
フランチャイザー(委託側)は、当然、投資のリスクなく、
ロイヤリティ(手数料)もらえてうまうまだし、
店舗数も多くなって顧客に認知されやすくなるから、広告にもつながるんだよなぁ。
一方、フランチャイジー(受託側)は、自分で投資のリスクをかかえる代わりに、
すでにブランドとして周知されている店の看板を使えるから、
0から事業はじめるよりもブランドや蓄積されたノウハウを活用することができるんだよなぁ。

さて、今後、この物語コーポレーション、特に焼肉キングがどうなっていくか、なんだけど、
個人的には、売上至上主義に偏っていくとまじぃ感じもするなぁ。
なぜなら、この店の本当の強みって「顧客主義で提供スピードを武器に満足させる」ことだったんだよね
そして、それが活かされてたのが、記事にあるとおり、焼肉ポリスの存在とか、
徹底した社員教育だったとおもうんだよね。

それが、今後、フランチャイズ化と直営店増加をどんどん進めていって、
売上業界1を目指すっていうスタイルにかわっていくと、
社員教育がおろそかになるリスクがあるし、そもそも今の日本は人材不足(日銀短観等参照)なんだから、
提供スピード重視のスタイルを貫くにあたっての最低限の人材が確保できるかっていうリスクもあるし、
要するに量と質から考えても、どう考えても売上至上主義には限界があるだろお前
どうすんだよ強みがなくなっちまうぞお前なぁオイ!

ちなみに、こういった、経営者が自らの企業をどんどん拡大してしまう現象を
経営学ではエンパイアビルディング仮説というんだよなぁ。
最近おおいよなぁ。
いきなり!ステーキしかり、ライザップしかり・・・
もっと浮き足だたずに関連多角化めざせよ。
とはいっても、それで守りに入ってはいけないわけで、そこんところが経営の難しさ所以たるところよなぁ。

11名無しの一応東大生:2019/08/12(月) 01:16:19 ID:pQDSsyec
>>4
お前さぁ、確かに週明けには日経平均がくっとさがってたけどよぉ、
週末にはもとの水準にもどってるじゃねぇかよぉ!

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=998407.O&ct=w

はっきりいって、FRBの利下げ要因なんて、景気に短期的な影響しか与えないって
それいちばん言われてるから。
ただ、どう考えても、日経平均は頭打ちになってるから、数年後にはヤバい感じになってるのが見えます見えます
それに、地政学リスクとか最近の異常なまでの日本人のツッコミ社会化現象とか見てると、
これもう戦前のファシズムの時代にそっくりなんだよなぁ。
1930年代の日本が、軍国主義化していった主要因の1つとして挙げられるのが、
1923年の関東大震災とそれに付随する昭和恐慌、
財閥による国内市場の狭隘化だって、はっきりわかんだね。
要するに、今の状況だと、経済がおかしくなれば、それが政治にも波及して、
やがては人々を急進化させるかもしれない。

このまま自民党が議席伸ばして、憲法9条改正させて、
大阪万博おわった2025年に日本の経済がぶっとんじゃえば、
もしかしたらヒットラーの再来、あるかもしれねぇなあ?
(かえってきたヒトラー感)

とまあ、言い過ぎたかもしれないけれど、
みんなは、将来何が起こっても、ゲイが身を助けるように、生きていく術の1つや2つ、
いまのうちにもっておこうね!

12名無しの一応東大生:2019/08/12(月) 01:20:31 ID:pQDSsyec
じゃけん日銀はどんどんETF買いあさりましょうね〜

13名無しの一応東大生:2019/08/12(月) 01:36:34 ID:pQDSsyec
http://switchdec.com/decision-making-guide/m-and-a-decision-making

この意味不明な自己啓発サイト、ちょっと面白いこと書いてある。

個人的にプロスペクト理論は好き。
最近ノーベル経済学賞とってたから、カーネマンとトヴェルスキーらの行動ファイナンスや
その著書『ファスト&スロー』が有名になったが、
確かに人間らしさを表してるなあ、と思うし、これを経済学として体系化したのはほんと頭いいなぁって思う。

たとえば、行動ファイナンスにおいて、主眼となるもののうちの1つが損失回避。
人間は、必ずしも合理的な選択をしないものだ、
っていうのが彼らの主張なんだけど、この損失回避は特にそれを示しているなぁ。
いま、あなたが虫歯になったとする。
すると、合理的な選択をできる人間は、必ずすぐに歯科にいくだろう。
では、現実の社会で、全員が全員、すぐに歯科にいくか。
残念ながら、俺は虫歯になっても、すぐには行きたくないタイプ。
なぜなら、「まだ大丈夫」という現状維持バイアスや、
実際に歯科にいって、こんなに虫歯が大きくなってたのか!っていうのを知りたくない(後悔回避)バイアスが働くから。
合理的な選択をする人間なら、早めにいったほうがすぐに治って、お金もかからなくて、痛くもないのにね。
でも、人間って、実は、非合理的なんだよ?それが「人間らしさ」だよねぇ。
っていうのが行動ファイナンスの主張で、実際に学んでみると(俺も初歩的なものしか学んでないが)なるほどなぁ、ってなる。

14名無しの一応東大生:2019/08/13(火) 21:56:29 ID:5O2ksNcE
>>9
そうそう,まずは財務諸表を読んで>>10みたいなコンサル気取りの解説がそれっぽくできるようにしたいんだよね
とりあえず教えてもらった通り財務諸表の読み方みたいな本を買って読んでみるわ

15名無しの一応東大生:2019/08/18(日) 17:15:29 ID:cj2qOXGQ
書店で色々みたんだけど俺が今本当に必要としてるのは
管理会計とかいう要するに自社の色々を分析する奴だったっぽい
適当に一冊だけ買ったからこれで軽く勉強してみる
財務諸表云々ももちろん必要なんだけど実務にあんまり関係しないからやる気がでなかった


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