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放治
15
:
A班
:2014/10/04(土) 09:41:00
当科の医学実習の改善を求めるご意見も頂きました.当科の人手不足(小生の他
は助教が2人のみで,小生の授業や実習中は外来が無人になることも稀でなく,ヒヤヒヤしています)のため,残念ながら時間数の増加や内容の充実は,現時点
では事実上不可能です.(我と思わん方は当科へ入局して助けて下さい)
また,がん治療に興味があるとのコメントも散見され,心強い限りです.今年は
君たちの母校で待望の「IMRT」が開始された記念すべき『元年』になりました.益々,高精度な技術で患者さんを幸せにできるよう努めたいと思います.高精度
放射線治療にご興味があれば,研修や見学などのご希望は随時承ります.単に酒を飲んで話をしたいとの相談でも受けましょう.遠慮なく.
医学の修行を登山に似たものと仮定すると,我々教育者の役割は単なる登山ガイドに過ぎません.単にガイドの後をついて登るだけでは,山頂に辿り着くことはできても,諸君はおそらくその道の極意に精通することはできず,知識や技術の深まりも乏しいままです.自分自身で地図やコンパスを駆使し,風向きを感じ,天候を読み,自分のコンディションや同行者の予備力にも配慮しつつ,最終的に独力で目的を達成しなければ本物の登山者になれないのでしょう.あらゆる事例に対して「何故だ?!」と常に原因や理由を追及すること,その根拠を求め,理論を探るために成書を熟読し,定説を学び,またそれを打破すること,また自己のみならず他者とも広く議論し,自分自身の頭で得心することのみが学問における正当な行為と思います.
「一生懸命に本を読んでもすぐに忘れてしまう」とのご意見もあるでしょう,忘れることは当然です.それで良い.しかし一旦登った山の情報は,もう一度登ろうとした時に必ず蘇ってきて生きて来ます.(がんばって獲得した/生きた知識は本当に必要な時には必ず蘇ります.あるいは必要に駆られて2回目に学習するときは遥かに容易に到達できるのではないでしょうか?)
国試の準備に関して焦りを感じている様なコメントも書かれており,少し気になりました.あの様な試験は,人並みにやっておれば,普通に合格する筈です.(だって8−9割以上の人が合格するのでしょう?そんな高い合格率の試験なんて滅多にありませんよ.)とは言え,国試の直前は過去問の復習に専念して暗記事項の穴が無いようにして下さいね.過去問の丸覚え上等です.医者になってからの能力とは全く別物です.あの様な試験は,最終的には受かったら勝ちですからね.
残りの卒試もがんばって下さい.ご健闘を心よりお祈りしています.
文責:放射線治療科 柴田徹
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