反省
記録は一切関係ない勝負の対校戦で、シーズンベスト&セカンドベスト。コンディションが非常によかったのもあるが、今の自分の実力を出し切れたと思う。4年目にしてようやく浜田さんの仰ることを理解できるようになってきたが、軽いjogから練習を再開してから4カ月半。ステップバイステップで練習を積み上げてきたおかげでようやく自己ベスト付近の実力まで戻すことができた。2週間前と比べて食生活も改善されていたので、かなり絞れていた。
OBOG戦の反省で書いたが、右ひざの爆弾のせいで月間走行距離200kペースでしか練習できていない。それでもセカンドベストで走れたのは、
① RE改善(上半身・下半身の脱力、ピッチ)に徹底的にこだわった
② 4000〜8000のPRを充実させた(結果steady stateを作れた)
の2点に尽きる。5000において3000や4000で大きく失速することが無くなったのは、間違いなくPRを充実させることができたから。具体的には、去年までは走りの技術ができていなかったので前半ストライドでたどたどしく走ってしまい後半大きく失速することがあったが、今は最初からピッチでリズム良く走れることができるので、PRで大きく外すことが無くなった。去年よりも練習量は少ないし、1500mのスピードも恐らくないが、去年と決定的に違うのはこの点。去年までの弱点が今は自分の強さに変わったので、更に磨きをかけていきたい。
ラスト1300でのペースアップについていけなかったのは、純粋な実力不足が大きいと思う。自分のペースは落ちていなく、むしろ最後の1000は2‘56だったがそれでもおいて行かれた。久々の対校戦でアドレナリンが半端なく、最初張り切りすぎたので、もう少し最初落ち着いて冷静に後ろで待っていれば少しは変わったかもしれない。次大人数で走る対校戦は恐らく27大戦。今回同様に接触や場所取りで消耗があるだろうが、今回の経験を少しでも生かしたい。また、ラストスパートで山口はかわしたが、栗山には0,2秒届かなかった。毎回毎回途中で気持ちが折れてしまい、「これはラストスパートでも逆転不可能だな」と思ってしまうが意外と追いつけたり追いつけなかったりする。今回もラスト1周の時点で栗山と60m、山口と30m位離れていてこれは無理だと思っていた。「終盤粘れなかったので粘れるように頑張る」という根性論のような反省は意味がないと思っているが、対校戦で勝つにはもう少し自分のラストの切り替えの力を信じて、最後の最後まで絶対に諦めない強い気持ちが必要かもしれない。勿論大前提として前半どれだけ楽をできるかという部分があってこそだが。
今後
次の対校戦は2週間後の三商戦の5000m。来週東海ナイター10000で34分切り&2週間後の三商戦のオーバーディスタンスをして、再来週火曜日に東大でレースペースの動きを入れて臨む。連覇がかかるが、神戸大の平井君はベストが自分より10秒以上速くかなりの実力者。去年は壮絶なラスト勝負の末0,1秒差で何とか勝ったが、ラストは俺と同じ位強い。神戸の松井君も俺と自己ベストはほぼ同じで、勝つのは簡単じゃない。まずは市大の二人を確実に5、6位に抑えて、神戸と総合得点でイーブン以上に持っていくことが求められる。コンディションも悪いことが予想されるので、山口と作戦を練りたい。
あと2週間でやるべきことは
① 朝型にする。三商戦は5000が朝イチなので、今習慣づいている朝型に磨きをかける
② 暑さになれる。レース当日は酷暑が予想されるため
③ 3回あるポイント練習を絶対に外さず、最大限効果のあるものにする(アバウトだがまぁ色々頑張るってことです)
そして何より
④ 絶対に絶対に故障を再発させない。少しでも危険を感じたら練習を回避する。休む