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ヒーテストHEATest 第1試験

1キャプテン:2016/10/02(日) 19:48:38
白い部屋、白いベッド、熱の残る身体を起こし暗い廊下へと出る。
「スクール・インファーマリー(保健室)?」
そう部屋札が付いていた。

「新入生かい?」
スーツ姿の男が廊下の暗闇から現れ、こちらに何かを向ける。訳がわからない…だが…全身の熱が危険を伝える。

熱が身体の力を増強するのがわかる。男の眼前から頭上へ、そして拳を頭部に打ちつけた。男が倒れる。

「痛!?」
全身に黒い針が刺さった。熱が引き倒れる。
「余計なマネを。」
男が立ち上がるその時、男と自分の間を大きなカーテンが拡がり遮った。

「大丈夫かい?」
誰かの声がして、また気を失った。

2ペプシマン:2016/10/29(土) 18:49:35
そして現在…。

黄色い髪に、青の瞳。黒のパーカーを着た活発な風貌の少年は、自身のシューズに手を置く。
「そこを退けよ、先生。仲間が待ってるんだ」

対峙する先生と呼ばれる男。スーツ姿に、ボサボサの髪。ひょろっとした腕を伸ばし、少年を指差す。
「先生に向かって″退け″は無いでしょう。教育がなっていませんね…ガキ。」

その時、少年のシューズが電気を帯びる。
バチバチと音を立て、激しさを増す。
「俺の名は、ヴィヴィ・ネットワーク。ガキじゃねぇ!」
「…ほう」
「黒焦げにしてやる。モード、ロア!」

3キャプテン:2016/11/02(水) 22:07:59
…目の前が暗転し、やがて目を覚ました。
隣に背が低く弱気そうな男がいる。ギルデイン・マッカーシーン、一応は命の恩人だ。
「“また”血だらけだったよ。『アツ』を会得したばかりなのに、無理しないでよ。」
俺は仰向けのまま天井の電灯に手を伸ばした。

この『大学』に閉じ込められて一月が経つ。俺達はまだ…空を拝めずにいた。

「新たな生徒が三階廊下に出現、先生に追われています!!」
誰かの声にギルデ(愛称)が顔を向け、そしてヴィヴィに向き直る。しかしそこに彼の姿は無かった…

…三階
三つ編みで眼鏡の女性が息を殺し教室らしき部屋の教壇に隠れ、廊下の足音を聞いていた。

4ノートン:2020/08/14(金) 21:30:30
「はぁ…はぁ…何なんだよここ…お父さん…お母さん…助けてぇぇ!!」
「待ちなさい、君!!」
少年を追いかける先生の名はライト・マーカー。新人教師で、シワ一つないビシッとしたスーツを身に付けていた。
「親御さんの元へ返してあげよう。だから止まりなさい」

すると、待ち構えていた三つ編みの少女がライト・マーカーにタックルをかます。
「ぐっ…エンジュ…また貴方ですか」
「こいつの言う事は嘘よ!私の仲間の元へ、急いで!」

彼女の名はエンジュ・ガーデナー。16歳の少女で、無愛想だが責任感は強い。
「いきなり仲間って言われても…僕分からないよぉ…」
半泣きの少年の横に電光石火の如く1人の少年が現れる。
「俺が仲間だ。ヴィヴィ・ネットワーク16歳、ヨロシク!」


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