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43：加藤（焼津中央出）好投も無念の敗退：2014/06/11(水) 10:58:24: ＜全日本大学野球＞９回、意地の全国初得点
静岡大―東日本国際大　９回表静岡大２死一塁、山本が適時三塁打を放ち全国大会初得点を挙げる＝東京ドーム

　初勝利に一歩届かなかったが、静岡大は九回２死から「全国初得点」で１点差に迫ってスタンドを沸かせた。
　中前打の稲葉（４年、静岡東高出）を一塁に置き、山本（３年）が「０点で終わるわけにはいかない」と右中間を破った。
　前回出場時の完封負けから４３年越しに初めてスコアボードに「１」をともした。
「ことしの静大らしい形で点が取れた」と大沢主将（４年）。最後に意地を見せた。
　
　　悔やまれるのは六回まで内野安打３本に抑えられたこと。東日本国際大の右腕大西の１４０キロ台の速球と低めの変化球を捉えきれなかった。
犠打や進塁打を絡めて３度の得点機をつくる粘りは見せたが、適時打が出なかった。
横山監督も「もっと序盤から鋭い打球や長打が出る打線なんだけど」と唇をかんだ。
　
　秋季リーグを前に、４年生の多くが今大会で引退するが、☆加藤（３年、焼津中央高校☆）と森田（３年、榛原高出）の両右腕をはじめ、
投打に力のある下級生が残る。
６回途中２失点で降板した加藤は、「勝負どころの制球を磨いて、またこの舞台で投げたい」と雪辱を誓った。

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