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中央の部活教えろよ

456藤枝順心の多々良和之監督は焼津中央出身:2014/01/17(金) 11:06:55
〔女子選手権準V〕"順心サッカー"成熟の時
準優勝に終わり選手たちにねぎらいの言葉をかける藤枝順心の多々良和之監督

 磐田市のヤマハスタジアムで16日に行われた全日本高校女子サッカー選手権大会決勝で藤枝順心は日ノ本学園(兵庫)に敗れた。
それでも、持ち味のパスサッカーに魅了されて全国から集まった有力選手と下部組織出身者が融合し、堂々の準優勝だった。
“順心サッカー”は成熟の時を迎えつつある。
 
 多々良和之監督が本格的に現在のスタイルを打ち出して約5年。
全国舞台で披露される華麗なパスワークは、多くの小中学生を引き付けている。
決勝でゴールを決めた杉田妃和選手(2年)もその1人。
「ここなら自分のやりたいサッカーができる」。福岡県から同校の門をたたいた。
 
 毎年、同じ志の選手が集まり、チームは着実に進化してきた。「2年前までは最終ラインで
ボールを回しているだけだったが、最近は中盤や前線でパスがつながるようになった」と多々良監督。
2度目の決勝の舞台は、「狙って勝ち取った」という手応えがある。
 
 県内の中学年代の育成も結実。今大会はジュニアユース(15歳以下)出身の
山下史華、島村友妃子の両選手が先発に名を連ねた。
多々良監督は「(県外出身者と)お互いに刺激していい影響を与えている」と目を細める。
 
 決勝はボールを支配できず、大量失点を喫した。
杉田、山下、島村ら主力はまだ2年生。
「もっとプレーの精度を上げたい。個々の特徴を失わず、順心らしさを出す」と理想を追求する。

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