中央の部活教えろよ - 1237215124

235：名も無き中央生：2013/06/16(日) 09:18:01: ＜戦評など＞
予選リーグを３勝１分で１位通過してきた清水新Ｕ－１４はこの日から中学一年生大会の決勝トーナメントを戦う。
４年連続の県クラブＮｏ．１まであと３勝、３年連続の県Ｎｏ．１まであと４勝である。

対戦相手となるのはエスパルスＳＳ藤枝（以下「藤枝」と表記）。藤枝は予選Ｄブロックを２勝１分１敗。
総得点の関係で２位抜けしてこの決勝トーナメント進出、清水との「エスパルスダービー」となった。
２位とはいえこの代の藤枝は中西部地区予選を１位突破。小６時の県中西部トレセンメンバーが多く加入しているとのことで、
さらに１７番の大石は昨年のナショナルトレセンＵ－１３メンバー。個々にも注目される選手がいる。間違いなく力があるだろう。

一方我らが清水は沼津戦と較べると多少先発をいじってきた。右ＳＢには太田に代えて長谷川、右ＭＦは沼津戦の名和に代えて渡邉を下げて使い、
空いたＦＷには沼津戦決勝ゴールの田原を起用。
ともに沼津戦では途中出場で結果を出しての先発ということで「ノッてるヤツに乗れ」というところか？（長谷川も右サイドの崩しに貢献していた）。

ちなみに昨年も決勝トーナメント１回戦はエスパルスのスクールと対戦（昨年はＳＳ静岡）しているということで、縁起は良い組み合わせ・・・なのかもしれない。
ともにエスパルスの冠をいただくチームだけに、レベルの高いせめぎ合いになることが期待された。

序盤押し込んだのは藤枝。立ち上がりすぐに左サイド清水陣に入ったところでＦＫを得た藤枝は成岡がロングシュート。
これはゴール上に外れるが（尤も枠を捉えても決まることはなかっただろうが）、４分にも左サイド同じような位置でＦＫを得ると、
今度は大石が長いボールでゴール前の選手に合わせてくる。このボールの競り合いからこぼれがＰＡ左にこぼれて渡辺が左足シュート。
これはＧＫ眞田が防ぎ、続く右ＣＫもＤＦがクリア。

藤枝は８分にも天野の左ＣＫをファーで大石がヘッドで合わせる。分厚い当たりのヘディングだったが、これも横っ飛びで眞田が弾き出しゴールを守った。
藤枝はセットプレーのチャンスを活かした攻撃を続けた。

直後に清水もセットプレーから田形がＦＫをロングシュート。初シュートを記録するが、単発の感は否めない。
逆に藤枝は１１分再びセットプレーで天野寛珠の左ＣＫをファーで？がヘッドで折り返したところをＰＡ中央で安藤がワントラップシュート。
これが決まるが、ハンドの判定でノーゴールに。
まあ遠くで見ていた筆者にもわかるほどの反則だったので、これは致しかたあるまい（笑）。

同じく１１分に清水は榊原が左へ捌いたボールを沼野が深くまで持ち込んで左クロス。ＰＡ中央のＤＦにクリアされるが渡邉が中央で拾って後方へ戻したボールを興津が右足ミドル。
これもゴール右へ外れるが、両チーム通じて初めて流れからのチャンスが生まれたシーンだった。
そして前半最大のチャンスは２４分。右サイドをドリブル突破した渡邉の右クロスはニアでＤＦにカットされるが、これで得た右ＣＫを沼野がニアに入れ、
ＤＦにクリアされたボールを再び拾った沼野がクロスを入れる。これもＰＡ中央の藤枝ＤＦが触ってＰＡ左に抜けてきたところに待っていたのは田原。
田原はファーストコントロールでボールを収めると右足を振り抜くが、これはＧＫが間合いを詰めてコースを狭めておりＧＫに弾かれ、こぼれもＤＦがクリアして得点には至らない。

逆に藤枝は前半の追加タイム、清水のＣＫを弾き返してカウンター。中央ＤＦ裏へのロングパスに安藤が走りこむ。このボールに清水ＧＫ眞田がＰＡを飛び出してクリア・・・したボールが安藤に当たって左サイド（清水の右サイド）」にこぼれる。
チャンスとばかりに安藤がこれを拾い、眞田は懸命にゴールエリアに戻る。安藤は眞田が戻る前に左足でシュートを狙うが、同じくカバーに戻っていたＤＦに当たって勢いの弱まったボールは眞田が戻ってキャッチ。事なきを得たところで前半終了となった。

セットプレーのチャンスを確実にシュートまで結び付けていた藤枝（コーチから「とにかく攻撃はシュートで終われ」という指示も出ていた）がシュート数で上回った前半。
後半は次第に出始めた流れの中での攻撃からどれだけ主導権を握り返せるか、注目された。

後半は立ち上がりからお互いにチャンスを作れない展開が続く。そんな後半最初のシュートは３５分（後半１０分）の藤枝だった。
カウンターで左サイドを持ち込んだ天野寛珠が中央へ短くカットインして右足でミドル（ゴール左外）。
一方の清水は３８分センターＭＦを興津から武田に。直後の３９分には田原に代えて名和を投入して並びも若干変更。反撃の機会を窺う。