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同窓会

224蕎麦屋 八兵衛の町塚延夫さん(2期生):2014/12/31(水) 09:14:29
蕎麦屋八兵衛の町塚延夫さん

2014年12月31日【大自在】

〈みそかそば残ッたかけハのびるなり〉。そば研究家岩崎信也さんの
「江戸っ子はなぜ蕎麦[そば]なのか?」(光文社新書)に
江戸時代のこんな川柳が紹介されていた。

大晦日[おおみそか]、訪ねてきた借金取り(掛け取り)に四苦八苦しているうち、
そばがすっかり伸びてしまった光景が目に浮かぶ

▼大晦日の風物詩「年越しそば」は、川柳にあるように江戸時代には「晦日そば」として定着していたようだ。
明治以降、「年越しそば」と呼ばれるようになった

▼由来は諸説ある。よく知られるのは、そばは細く長く延びることから
長寿や家運伸長を願う縁起説だろう。
反対に地方によっては、そばはうどんと比べ切れやすいことから
「縁切りそば」とも言うらしい。1年の苦労や厄災を断ち切る意味か

▼金箔[ぱく]細工師は周囲に散らかった金粉を集めるのに練ったそば粉を使ったそうだ。
そんなところから金が集まるという由来説もある。
いずれにしても大晦日はそば屋が一番、繁盛する日。
「普段の日曜日の8倍はそばを打つ」と藤枝、静岡両市に店がある
蕎麦屋八兵衛の町塚延夫さんが教えてくれた

▼年越しそばを家で打つ家庭も増えてきたという。
「年末、お父さんやお母さんが打ったそばやついた餅は、
子供の心に残る。そんな家が多くなればいい」。

そば打ち講座を十数年続けている町塚さんはこう願う

▼ことしもきょう1日。振り返れば、内外とも吉事から凶事までぎっしり詰まった1年だった。
各家庭にとってもだろう。できれば幸せな気持ちで。そうでなければ、
新たな年に気持ちを向けてそばを味わいたい。


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