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はじめましてマイセルフネットワークです

14知的障害関係者:2012/11/13(火) 00:16:08
■教育プログラムへの導入を
荻上 事業立ち上げから4年が経ちましたが、軌道にのったポイントは何だったのでしょうか。 

坂爪 2008年の4月に起業して、最初は新潟市内にこだわっていたのですが、それではまったく人が集まらなかったので、県外の地域にも手を伸ばしてみました。「まず、ケアに対するニーズのある地域(利用希望者とケアスタッフ希望者のいる地域)から始める」というスタンスへの切り替えが転機だったと思います。

荻上 今後さらにサービスを拡大していこうと考えてますか。

坂爪 理想は、射精介助については、射精介助の専門組織から専門スタッフを派遣する、という形ではなく、普段、その利用者を担当しているヘルパーが、毎日のケアの流れの中で、食事介助や入浴介助と同様の、日常のケアの一環として、当たり前にできるようになることを目指しています。

荻上 そうすると、これからはヘルパーに射精介助を教える団体になっていくのか、それともホワイトハンズ自体が射精介助込みの介護サービスを提供していくのか、どちらの方向を目指しているのでしょうか。

坂爪 全ての介助を行うには手間とコストがかかりすぎるので、ホワイトハンズとしては、あくまでも射精介助だけに集中して、ノウハウを教えることも同時並行でやっていきたいな、と考えています。

荻上 長期的には介護施設を作ることも考えていますか。

坂爪 障害者は、統計的に見れば、在宅の方が圧倒的に多いので、施設を作ることは考えていません。介護者の教育課程に、性的支援の理論と方法を教えるカリュキュラムを入れてもらうのが、まず第一段階だと考えます。

加えて、男性重度身体障害者への射精介助は、(精神的な抵抗や、介助者側の性的な経験値・免疫の有無も含めて)、ヘルパーであれば誰でもできるケア(誰もが絶対にしなければいけないケア)、というわけではないので、基本的には、「できる人がやり、できない人はやらなくてもいい」というスタンスで、必要十分である、と考えています。

さらに言えば、「できる人は、できない人に強制したりしない」「できない人は、できる人を批判したり、足を引っ張ったりしない」そうした環境作りも必要です。


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