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涼宮ハルヒの消失を朗読
1
:
名無しさん
:2009/07/14(火) 03:19:24
主にここまでのあらすじを書きます。
☆簡単な登場人物紹介
SOS団(世界をおおいに盛り上げるための涼宮ハルヒの団の略)
・涼宮ハルヒ
【SOS団団長。破天荒な性格の持ち主。世界はハルヒを中心に回っている】
・キョン
【平凡な高校生。この人物の視点で物語が進む】
・長門有希
【宇宙人。感情を表に出さないアンドロイド】
・朝比奈みくる
【未来人。いつもおどおどしてる女の子】
・古泉一樹
【超能力少年。いつも微笑を浮かべてクールな男の子】
2
:
あすか
:2009/07/14(火) 03:33:41
ここまでのあらすじ
冬のある寒い日。12月17日。
この日はSOS団みんなでクリスマスが近いから準備。
そして、何事もなく普通に過ぎた。
12月18日。
俺の名はキョン。朝、高校へ登校してみると何かおかしい。
昨日まで兆しもなかった風邪がクラス中に蔓延している。
そして教室に着いてみるといるはずの涼宮ハルヒがいない。
クラスメイトに聞いてみると涼宮ハルヒなど誰も知らないという。
おいおい、昨日まで一緒のクラスだったじゃないか・・。
そうこうしているうちにいてはいけない女の子が現れた。
その名は【朝倉涼子】
かつて、俺を殺そうとし長門有希によって排除された
長門有希と同じアンドロイド。
その後、朝倉はカナダに(表向き)引っ越した事になったはず。
俺の頭の中はパニック寸前。
しかし、朝倉涼子もクラスもみな普通で俺だけがおかしいと感じている。
頭がおかしくなりそうだったので知り合いを探す事に。
しかし、古泉一樹は学校に来ていないどころか
古泉が所属する1年9組自体が無くなっていた・・・。
そこに朝比奈みくるが鶴屋さんを伴って登場。
やっと知り合いが!と思ったのも束の間。
彼女は俺の事を知らないという。愕然、目の前真っ暗。
鶴屋さんも当然俺を知らず、正にダブルパンチ。
最後の砦。
いつも無表情無感動だが俺が一番頼りにしてる女の子。
それが長門有希。
文芸部室に行ってみたら・・いた。
しかし、彼女も俺を知ってはいるがSOS団のあの長門有希ではなかった。
感情を表にだし、いわゆる「普通の女の子」だった・・。
もうどうすりゃいいんだ!?
俺は家に帰ってふて寝した。
そして12月19日が始まる・・・。
3
:
あすか
:2009/07/14(火) 04:54:57
12月19日。
昨日までと引き続きおかしな日は続いている。
俺はもう習慣化してしまっているので文芸部室へと向かった。
そこにはやはり長門有希がいる。
俺の知らない長門有希である。
沈黙も続き居たたまれなくなってふと本棚を見ると
見覚えがある本を見つけた。
元の世界での長門有希が俺に貸してくれたのと同じ本だ。
懐かしさも覚え取り出してみた。
すると一枚の紙切れが落ちた・・栞だ。
その瞬間思いがよぎる。
あぁ、前もこの栞の裏に
長門有希の言葉が書いてあって色んな事があったな。と。
俺は期待を込めて裏返して見た。
するとそこに文字が書いてあった。
「プログラム起動条件・鍵をそろえよ。最終期限、二日後。」
文字は長門有希の文字だ。この世界の長門は書いた覚えがないという。
しかし、元の世界の長門が書いたに違いない。
俺はヒントに歓喜しつつ。考えを巡らす。
二日後って今からなのか?世界がおかしくなった18日からか?
鍵ってなんだ?プログラムとは?
さて、帰って考えるか。
ってなった時、長門有希が家に来ないかと俺を誘う。
俺は元に戻れる鍵でも見つかるんじゃないかと思って誘いにのる。
家に着いて話を聞く。
長門は実は俺を知っていると言う。
それは図書館での出来事。
確かにその出来事はあったが俺の遭遇した出来事と
長門の遭遇した出来事は少し違っていた。
その少しの違いに戸惑っていた所、意外な訪問者が現れた。
その訪問者とは朝倉涼子。
こっちの朝倉は元の世界の朝倉とは違い。
普通でどっか凛としている女の子。
今回もおでん鍋作ったからお裾分けに来たらしい。
俺はその違いにも少し戸惑いながらもおでんを平らげた。
そして帰り際、長門が俺に微笑みを向けた。
それを見た瞬間、目眩を覚えた。
ハルヒ・・お前はどこ行っちまったんだ。
・・・・12月20日が始まる。
4
:
あすか
:2009/07/16(木) 20:51:56
12月20日。
登校してみると谷口が風邪の欠席から復帰して登校してきた。
適当に授業を受けて2時限目の休み時間。
谷口との会話で心待ちにした名前がやつの口から飛び出した。
「涼宮ハルヒ?知ってるよ。同じ東中だったからな。
今は坂の下にある光陽園学院に通ってるよ。」
そこは進学校で女子高だと思ったが今は共学になってるらしい。
俺は早る気持ちを抑えて光陽園学園へと向かった。
午後の授業?知ったこっちゃねーぜ!
光陽園学園に着きハルヒを待ち伏せしていると見覚えのある連中を見つけた。
1年9組の連中だ。
消えたと思ったらこっちに丸ごと移動してたのか。
それから、苛立ちと焦りと後ろ向きな感覚に満ちた十数分が過ぎた。
いた。
待ち望んだ相手。
涼宮ハルヒ。やっとー見つけた。
5
:
あすか
:2009/07/18(土) 02:55:06
涼宮ハルヒ。待ち望んだ相手だ。
隣には古泉がいる。
こっちの世界で近くにいるのが何故、古泉なのか?
まぁ、そんな事は今はどうでもいい。
緊張で膝がガクガクになりながらも話しかけてみた。
当然ながら俺の事を知ってるわけがない。
纏ってる雰囲気も昔のハルヒを思い出すようだ。
ここで無視されて終わるわけにはいかない。
そこで俺は切り札をだした。
ここで知らないと言われたら終わりだ。
「三年前の七夕を覚えているか?」
ハルヒが反応した。
俺はダメ押しの一言を言った。
「俺があの時のジョン・スミスだ。」
「あなたがあの時のジョン・スミスなの・・?」
三年前。
俺は未来人である朝比奈さんと共に過去に飛んだ。
その時に中学生のハルヒと出会い、
ハルヒと共にハルヒの通う中学のグラウンドに白線で絵を描いたのだ。
その時に使った偽名。
それが「ジョン・スミス」だった。
俺はそれから粗方の事情を話した。
元の世界の全ての事を。
ハルヒは目を輝かせて信じ
古泉は胡散臭そうに俺を見ている。
ー中略ー
俺は長門とまた部室で会うことを約束していたのを思い出し
北高に戻ろうと考えた。
ハルヒと古泉も着いてくるという。
元の世界では宇宙人である長門に会いたいと言うのだ。
北高に戻るタクシーの中で
俺「おい、学校違いの制服が混じるのは色々面倒だろ。
半ドンだが生徒はまだ残ってるんだ。」
ハルヒ「そうね・・じゃ、作戦があるわ」
・・・。
俺「お前らしい作戦だな」
古泉は複雑な顔。
さぁ。。どうなる?
6
:
あすか
:2009/07/20(月) 03:11:25
その作戦とは北高の体操服を着て紛れ込もうというものであった。
合理的だな。
そしてまんまと潜入に成功した俺達は
書道部に居た朝比奈さんを強引に連れ出して文芸部室へと向かう。
いきなりの集団の乱入に、文芸部室の長門は驚き戸惑っている。
そうこうしているうちに
文芸部室に置いてあった旧式パソコンが勝手に動き出し
画面にメッセージが流れ始めた。
YUKI.N>これをあなたが読んでいる時、わたしはわたしではないだろう。
元の世界の長門有希が言うには
ハルヒ・長門・朝比奈・古泉・俺が鍵そのものなのだと言う。
そして緊急脱出プログラムとはこのパソコンらしい。
YUKI.N>このプログラムが起動するのは一度きりである。
実行ののち、消去される。非実行が選択された場合は起動せずに消去される。
Ready?
エンターキーを押せば脱出できる。
だが成功は保証できない。帰還も保証できないという。
だが俺は元の世界に戻りたい
俺はSOS団の団員その一なんだ!
ーそして、エンターキーを押したー。
・・・気がついた時、世界は真っ暗だった。
文芸部室には違いないが目の前に旧式パソコンが一台。
元には戻れなかったのだ。
俺以外には誰もいない。ハルヒも古泉も誰も・・。
それよりなにも、暑い。
今は、いつだ?
7
:
あすか
:2009/07/22(水) 02:50:21
俺は蒸し暑い夜の校舎を抜け出しコンビニへと向かった。
夏には違いないが今がいつなのか気になるからだ。
そしてコンビニについて新聞を広げて日付を見た。
それは三年前のあの日。
色々な事があった七夕の7月7日。
そこで過去の自分たちを見たりしたが
書くの面(ry いや、長くなるので
ー中略ー
なんだかんだあって大人バージョンの朝比奈さんを伴って
長門のマンションへ。
朝比奈さんや長門が言うには時間を改変した犯人がいるらしい。
世界を元に戻すには、ここから三年後の12月18日へと行き
時空改変者が当該行為をした直後に再修正プログラムを起動。
そのプログラムとは短針銃。
発射される針をそいつに撃ち込めばいいのか。
で、誰が犯人だ?世界を変えたのは誰だ。ハルヒじゃないなら誰なんだ
長門は淡々と唇を開き、無表情に『そいつ』の名を告げた。
8
:
あすか
:2009/07/23(木) 04:05:33
そして、朝比奈さんと共に戻ってきた。
三年後の世界改変直前の12月18日午前4時。
世界が変わる5分前だ。
時空改変者が現れる。
長門に言われた通りに世界を変えた後に声をかけた。
俺は声をかけ、久しぶりに会う友人であるかのように歩み寄った。
「俺だ。また会ったな」
世界を改変した瞬間に記憶も失っているそいつは。
長門有希だった。
3年前の長門は言った。
「私のメモリ空間に蓄積されたエラーデータの集合が、
内包するバグのトリガーとなって異常動作を引き起こした。
それは不可避の現象であると予想される。
わたしは必ず、三年後の12月18日に世界を再構築するだろう。」
何故そうしたのか?
俺には解る。長門は感情を持ったんだ。
そして普通の世界を長門は望んだ。
だが、俺はあの日々が、SOS団の日々が好きなんだ。
普通のハルヒや長門や朝比奈さんや古泉。
それは本当のみんなではない。
だから俺は世界を元に戻す。
「すまん。元に戻ったら色々しようぜ。」
短針銃を構える俺。
「キョンくん!危な・・きゃあっ!!」
朝比奈さんの叫びと同時に背中に誰かがぶつかってきた。
どん!
「長門さんを傷つけるのは許さない」
首をねじって振り向いた。肩越しに女の白い顔が見えた。
朝倉涼子。
ころされるー。
と思った瞬間振り下ろされたナイフの刃を誰かが掴んでいた。素手で。
誰だ・・・。
俺は倒れたままだ。
そこに朝比奈さんの声が聞こえた。
「ごめんね・・キョンくん。わたし、知ってたのに・・」
「キョンくん!キョン・・・。ダメ!ダメだよう」
一人は大人版朝比奈さん。
もう一人は子供のような俺の朝比奈さん。
どういう事だ・・走馬燈か・・?何故か二人いる。幻覚か・・?
そこに声が聞こえる。聞いたことあるような、でも誰だかわからない。
「すまねぇなあ、わけあって助ける事はできなかった。だが気にするな
俺も痛かったんだ。まあ、後のことは俺達がなんとかする。
いや、どうにかなることはもう解ってるんだ。お前もすぐ解る。
今は寝てろ」
なんだなんだ・・何がどうなってる??
・・色々考えごちゃまぜになり
俺の意識は消失した。
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