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涼宮ハルヒの消失を朗読
8
:
あすか
:2009/07/23(木) 04:05:33
そして、朝比奈さんと共に戻ってきた。
三年後の世界改変直前の12月18日午前4時。
世界が変わる5分前だ。
時空改変者が現れる。
長門に言われた通りに世界を変えた後に声をかけた。
俺は声をかけ、久しぶりに会う友人であるかのように歩み寄った。
「俺だ。また会ったな」
世界を改変した瞬間に記憶も失っているそいつは。
長門有希だった。
3年前の長門は言った。
「私のメモリ空間に蓄積されたエラーデータの集合が、
内包するバグのトリガーとなって異常動作を引き起こした。
それは不可避の現象であると予想される。
わたしは必ず、三年後の12月18日に世界を再構築するだろう。」
何故そうしたのか?
俺には解る。長門は感情を持ったんだ。
そして普通の世界を長門は望んだ。
だが、俺はあの日々が、SOS団の日々が好きなんだ。
普通のハルヒや長門や朝比奈さんや古泉。
それは本当のみんなではない。
だから俺は世界を元に戻す。
「すまん。元に戻ったら色々しようぜ。」
短針銃を構える俺。
「キョンくん!危な・・きゃあっ!!」
朝比奈さんの叫びと同時に背中に誰かがぶつかってきた。
どん!
「長門さんを傷つけるのは許さない」
首をねじって振り向いた。肩越しに女の白い顔が見えた。
朝倉涼子。
ころされるー。
と思った瞬間振り下ろされたナイフの刃を誰かが掴んでいた。素手で。
誰だ・・・。
俺は倒れたままだ。
そこに朝比奈さんの声が聞こえた。
「ごめんね・・キョンくん。わたし、知ってたのに・・」
「キョンくん!キョン・・・。ダメ!ダメだよう」
一人は大人版朝比奈さん。
もう一人は子供のような俺の朝比奈さん。
どういう事だ・・走馬燈か・・?何故か二人いる。幻覚か・・?
そこに声が聞こえる。聞いたことあるような、でも誰だかわからない。
「すまねぇなあ、わけあって助ける事はできなかった。だが気にするな
俺も痛かったんだ。まあ、後のことは俺達がなんとかする。
いや、どうにかなることはもう解ってるんだ。お前もすぐ解る。
今は寝てろ」
なんだなんだ・・何がどうなってる??
・・色々考えごちゃまぜになり
俺の意識は消失した。
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