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規制中の怖い話スレ

816毒男 ◆B.DOLL/gBI:2018/10/11(木) 20:48:47
高校のとき仲の良い友人が「週末、家に泊まらない」って誘ってきた。
「親もいなしさ、酒でも飲もーぜ」って。
特に用事もなかったけど、俺は断った。
でもしつこく誘ってくる。
「他をあたれよ」って言ってもなぜか俺だけを誘ってきた。

あまりにもしつこいので「なぁ、お前一人じゃ怖いのか?」ってからかってみたら、急に黙り込んだ。
「なんだ、図星か?」って追い討ちをかけてみると、突然真面目な顔になって「なぁ、お前、幽霊って信じるか?」なんて言ってきた。
なんだこいつって思いながら「まぁ、見たことは無いけど、いないとも言い切れないかな」って答えた。

「じゃぁさ、週末に家に来いよ。幽霊は、いるって解るよ」なんて言いやがる。
「ふ〜ん・・・・で、見に来いっての?でも、止めとくよ」って言うと、泣きそうな顔で「頼むよ、来てくれよ」って言う。
「じゃぁ、具体的にどんな幽霊なんだ?」って聞くと
「毎晩12時くらいに階段を1段ずつ昇ってきてる。そして週末にちょうど家の前に来るはずだ。その時、一人なのが怖いんだ」って、本当に怖がりながら言うんだ。
しつこいのもあるけど、ちょっと面白そうだなって気持ちがあって「解った、行くよ」って言うと、「ありがとう、ありがとう」って繰り返し言ってた。

そんなこんなで、週末に友人宅(マンション)に訪れて他愛の無い話や、テレビを見たり、ゲームをしたりして遊んでた。
そして、23時半くらいになって幽霊の話を始めた。

「なぁ、幽霊が階段を昇って来るってどういうことだ?」
「一週間くらい前から、家の前の階段を昇って来る足音がするんだ。でも俺にしか聞こえてない。親に言っても、そんな音は聞こえないって言う」
「んで、今日階段を昇りきるっていうの?」
「ああ、階段を数えたから間違いない。確かに今日、家の前に来る」
「通り過ぎるってことはないのか?まだ上もあるだろ?」
「それも考えられる、だけど家に来るかもしれない。それが怖いんだ」
「ふ〜ん・・・」




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