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規制中の怖い話スレ
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そこにいたのは大きく目を見開き、窓にへばりついている彼女の姿だった。
窓は曇りガラスだったがあんまりべったりへばりついてるからはっきりと表情がわかる。
無表情で大きく目を見開きあまりにも…異常だ。
パンパンパンッ
窓を叩く左手を見ると何かおかしい。…血だ。左手から流血しているようだ。
コツンコツンッその音の出所はすぐわかった。
右手に刃物を持っているのだ!
「そこにいるんでしょ…」
俺はぞーとした。
数時間前までは彼女を玄関から迎え入れるつもりだったが、そんな事できるワケがない。
「どうして入れてくれないの…わかった…」
と言うと彼女は窓から離れてどこかに消えた!
逃げよう
昨日とまた同じ事だが美幸の家に逃げ込もう!と直感的に思った。
振り返って俺は部屋のドアから逃げようとした。
俺は発狂しそうになった。
「うああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
あのドアの穴から流血した青白い左手がドアノブを探していた。
だってあの女が窓際から姿を消して俺がドアに振り返るまでに10秒も時間はたっていないはずなんだぜ!
俺の家は言っとくがそんなに小さくはない。
物理的に窓際から玄関を通過して俺の部屋のドアまでまわってくるのには10秒は確実に無理だ。
俺は心霊的な類の話は一切信じていない。
けどその時は思ったよ、
「幽霊だ!」
って。
窓から飛び出したのは覚えている。後は覚えていない。
つくづく情けない話だけども、気付いたら美幸の家でただ泣いてたよ。
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