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代理投下スレ

54ミルラの一日:2010/08/25(水) 21:07:08
校庭ではがき大将が訓練用の剣を持って待っていた
「よく来たな!お前は好きな武器を使えよ!」
「…なら槍をください」
「わかった、ほらよ」
そういって渡されたのは訓練用の槍。エフラムと訓練する時のとほぼ同じやつだ
「好きな時に攻撃していいぜ。こっちで合わせるからな」
余裕を見せているのはマムクートが槍を使えるとは思わないのだろう
「わかりました…では行きます」
初手はエフラムに習った相手の胴体を狙う突きをする
「なっ!?」
まさか私がきちんと槍を使えるとは思わなかったのだろう、
がき大将は驚いて一瞬固まり、避けきれずに突きを喰らう
「ふっ…どうやら手加減しないでいいようだな!喰らえ!」
がき大将が剣を大きく構え接近してくる…こういう時は…
「な、逃げるな!正々堂々と戦え!いたっ!?」
私は距離を保ちながらどんどんと槍で突きまくる
5分が過ぎただろうか、がき大将が涙目になりながら逃げ出した
「…やるわね」
「…エフラムに今日は剣との戦い方をならったです」
「…なるほど。ありがとう、すっきりしたわ」
「…元々あの人は差別とかをしてるから嫌いなだけです」
「そう…せっかくだからお礼をしたいわね。これから遊ばない?」
「いいんですか?」
「ええ、なら一旦帰りましょうか」
そういうとサラはワープの杖で私と一緒に私の家にワープしたのだった

イドゥンお姉ちゃんに遊ぶ旨を伝え、私はサラと一緒に町に行く
「…ところで何をするんですか?」
「フフ、兄様に振り向いてもらうための作戦ね」
なんだかサラさんがちょっと怖い…と思っていたらサラが止まる。着いたようです
着いた先にあったのは
「…デパートですか?」
「そう。ここ、うちのおじいちゃんが経営してるのよ」
ここって普段安売りとかしている時にイドゥンお姉ちゃんがよく来てるデパートだ
「さ、4Fの服屋に行きましょう」
「え…私お金そんなにないです」
「心配しないで、私のお礼だから…5割引よ」
…お金足りるだろうか…不安になってきました

服屋でサラと一緒に服を選ぶ
「フフ…これなら兄様も…」
…正直サラや私には今サラが着ている服は似合わない気がする
「あら?そんな控えめなやつでいいの?」
「…サラの服は正直恥ずかしいです」
「あら、そう。まあいいわ」

デパートで新しい服を一着買って私は家へと帰ろうとした
その帰り道で知らない人に声をかけられた
「お嬢ちゃんがミルラちゃんだね?」
「……知らない人とは話してはいけないと言われてます」


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