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代理投下スレ

135路地裏の通り魔 終 2/3:2010/12/22(水) 22:01:32
「ガトー様…それにシーダ!?」
「ミルラ!?それにチキまで…」
「ナギさんも来たんだねハァハァ…」
「マルス様、私達もマルス様のために助けに来ました!!」
シーダはドラゴンキラーを片手にマルスの元へ駆け寄ろうとしていた。
「エフラムのためにも…頑張ります」
ミルラはエフラムの元へと駆け寄り、サラと睨み合いながら化身する。
「チキもお兄ちゃん達のために頑張るよ…zzz」
「ギャァァァ!?熱い!チキ!敵はあっち!!僕は違うよ!!このひとでなしー!!」
寝ぼけているチキが竜と一緒にナギに近寄ろうとしたリーフを燃やし尽くす。
「悪い子は…お仕置き…」
よくわからないことを言いながらナギも化身して竜を燃やす。
形勢は兄弟達に有利になり、竜達もみるみるうちに減っていった。

「マルス様、あのオーブはまがい物です。ですからきっと弱点があるはずです」
マルスの元へ駆け寄ったシーダがマルスへと助言をし始める。
「弱点…か」
「それは愛です。あのオーブが心を操るならそれ以上の心で打ち破ればいいのです」
「…こんな時にまで愛の話…?」
いつものように愛の話をし始めるシーダにマルスは思わずツッコミを入れてしまう。
「…レナサン…コロス」
「…ジュリアン!!私のことをレナって呼んで!」
シーダの話を聞いて本気にしたレナがジュリアンを抱きしめながら叫んだ。
すると抱きしめられたジュリアンは苦しみはじめ、もがく。
「…レナ…サン…コロ…レ…ナ……ウボォー!?」
一際大きな叫びを出したかと思うと、ジュリアンの首にあるオーブが砕け散った。
「…あ……レナさん…どうしてここに…?」
「ジュリアン!!元に戻ったのね!!」
泣きながらジュリアンと抱き合うレナ。
「うそ…いや、マジですか!?」
思わず口から驚愕の声が漏れる。シーダの言ったことが本当に弱点だったのだ。
「みんな、見たか!!操られた者には愛で戻せるぞ!!」
茫然とするマルスをよそに周囲の者は次々に説得を始める。
クリスがカタリナとクリスを。ミカヤがサザを。クライネやローロー、カタリナがエレミヤを。
マルスが正気に返った時にはリン以外の皆は解放され、竜を倒していた。
そしてマルスの目の前にいたリンはオーブのガーネフの動揺を見せていた。
「ば、馬鹿な…まさかこのわしの闇が破られるとは…」
「あなたには愛の力がわからないのですね。愛とは力なのです!」
何故かマルスをよそにシーダがガーネフに向かって愛について語っていた。
「さあマルス様!マルス様の愛でお姉様をガーネフから助けてください」
シーダや竜を退治し終えた皆がマルスとリンを見守る。
「…マジですか…ええい!!やってやる!!」
やけっぱちになったマルスがうろたえるリンを抱きしめた。そして…


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