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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板
95
:
ヤバイ『兄貴』がIN
:2007/06/27(水) 02:41:19 ID:???
「子爵…君はフラれたのだ。ここはいさぎよく……」
「黙っていろッ!!」
そう叫ぶと再びルイズの手をヘビが獲物に絡みつくがの如く両の手で握る。
「君の才能が僕には必要なんだ!」
「わたしは『ゼロ』よ!そんな才能のあるメイジなんかじゃあないわ」
「何度も言っている!自分で気付いていないだけだ!」
「あなたが愛しているのは、あなたがわたしにあるという在りもしない魔法の才能だけ…
そんな理由で結婚しようだなんてこんな侮辱はないわ!そんな結婚…たとえ死んでも嫌よ」
ルイズがワルドの手を振りほどこうと暴れるが離れない、尋常ならざる力で握られていた。
見かねたウェールズがワルドの肩に手を置き、二人を引き離そうとするが突き飛ばされる。
ウェールズが立ち上がると同時に杖を引き抜く。
「なんたる無礼!なんたる侮辱!子爵、今すぐラ・ヴァリエール嬢から手を離したまえ!さもなくば我が魔法の刃が君を切り裂くぞ!」
その段階になってようやくルイズから手を離すが、その顔はどこまでも優しい、『偽善』で固められた顔だった。
「こうまで僕が言ってもダメかい? ルイズ。僕のルイズ」
「嫌よ…誰があなたと結婚なんかするもんですか…!」
「ふぅ…この旅で君の気持ちを掴むため随分と努力をしたんだが…仕方あるまい。目的の一つは諦めよう。」
「目…的…?」
頭に『理解不能!理解不能!理解不能!理解不能!』という幻聴が聞こえる。
「まず一つは君だ。ルイズ、君を手に入れる事。しかし、これは果たせないようだ」
「…当然よ!」
「二つ目は…君が受け取ったアンリエッタの手紙」
「ワルド、あなた……」
「そして三つ目…」
アンリエッタの手紙という言葉で全てを理解し杖をワルドに向け詠唱を始めるが
それよりも、ワルドの方が閃光の如く杖を引き抜きウェールズの心臓を青白く光る杖で的確に貫いた。
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