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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板

871反省する使い魔!:2011/04/10(日) 22:48:05 ID:ZXiG4D3Y
時は流れ夜、眩しい夕日の光もとうの昔に沈んでいき
空に浮かぶ二つの月が神秘的な輝きを発している。
そんな月の光に浴びながら、音石は目を覚ました。
医務室を後にしたあと、特にやることもなかったので
部屋に戻り昼寝をしていたのだ。当然藁の上で。

「あーあ……、ヒデェ中途半端な時間に起きちまったな…」

確実に狂ってしまっている自分の睡眠の習慣に頭を抱える
外の静けさから考えて、学院の生徒たちもとっくに夕食を終え
部屋に戻って寝静まり始めているくらいの時間だろう。
少し遅くはあるがシエスタに頼んでメシを恵んでもらおうかなと考えていると
壁に掛けてあったデルフリンガーが突然話しかけてきた。
ついでにその隣では音石のギターが掛かっている。

「気分が最悪のお目覚めだな相棒、どうだ気分は?」
「てめぇ自身が最悪だって言っといて喧嘩売ってんのかコラ」
「冗談だよ冗談、そんなに睨まねぇでくれよ、
でもよぉ、剣の俺様が言うのなんだが
そんなんなるんだったら最初っから昼寝なんてしなきゃいいだろうよ」
「眠くもねぇのに無性に寝たいって気分があんだよ
たくっ、これ俺夜寝れんのかねぇ〜?」

【コンッコンッ】

音石とデルフリンガーの何気ない会話の最中、誰かが扉をノックした。

「あン?だれだよ?ルイズなら今いねぇぞ」

誰かわからないがわざわざ扉を開けるのも面倒なので
音石は扉越しに声をかけた。しかし帰ってきた言葉から、
訪問者が意外な人物だというのが判明した。

「私だオトイシ君、コルベールだ。
夜分遅くにすまない、君に用があるんだ」
「なにぃ〜〜?」

訪問者はなんとコルベールだった。
それがわかると音石は藁から立ち上がり、すぐさま扉を開けた。
それと同時に、部屋から差し出す月の光が扉を開けた先にある
『とあるモノ』によって反射し音石の目を刺激した。


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