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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板

867反省する使い魔!:2011/04/10(日) 22:44:10 ID:ZXiG4D3Y
「なにやってるのよオトイシ!?いくらなんでもやりすぎよッ!?」
「そ、そうよオトイシさん!さっきなにもしないって言ってたでしょう!?」
「てめぇらは黙ってろッ!!!」

【ビクゥッ!!】

音石の怒鳴り声にその部屋にいた全員がびびった!
そこには先程までの年下の小僧に嫌がらせをする大人気ない姿ではなく、
なにか怒りに触れた悪鬼の如き、威圧ある姿があった。

「う、う………ゆ、許してくれ……」

涙で顔を濡らしたギーシュから謝罪の言葉が出る。
しかしその言葉は音石の怒りにさらに触れるだけだった。

「決闘の時もそんなこと言ってたなァ〜〜〜〜、ええおい?
お前は謝ることしかできねぇのか?よぉ、どうなんだ小僧?」
「う………うう…それ以外なにをすれば………
お、お金が……う、う……ほしいんなら幾らでも払う……だ、だから……」
「このボケがァッ!!
金で治まるよーな問題なら俺もここまでマジになりゃしねぇよッ!!
俺が頭にきてんのはな〜、てめぇがやるべきことに気付いていねぇことだッ!!」

胸倉を掴んでいた手を離し、ギーシュをベットに叩きつけた。
ギーシュは喉を押さえて咳き込みながら、
音石を恐る恐る見上げ、そして呟いた。

「やるべき……こと………?」
「……………………………」

音石は何も言わず黙り込んでいる。
聞かずとも自分で考えろ。そう示しているのだろう。
そしてギーシュは考える…………。
一体自分のなにが悪かったのだろう?
二股をしていたこと事態はあくまで自分の個人的な問題に過ぎない。
ならばその罪を無関係な給仕になすりつけたことだろうか?
いや、近い気もするが一番の理由はそうではないような気もする。
考え方を客観的にしてみよう………、
一番重要なのは『目の前の男が何に対して反応した』かだ………。
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           『ゼロのルイズ』!!


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