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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板

845反省する使い魔!:2010/09/27(月) 02:36:04 ID:G31nj7UM



学院の庭をルイズの後に続いて歩いていると
音石はあることに気付いた。

「おいルイズ、学院の門はあっちだろ?
どこにいくんだ?」
「街までは結構距離があるから
乗り物を取りにいくのよ」
「乗り物?」

音石の頭に?マークが浮かび上がると
奇妙な小屋に辿り着き、中からシエスタが出てきた。

「シエスタ?」
「ミス・ヴァリエール。頼まれていたモノは
用意しておきました」
「そう、ありがとう。それじゃあここまで連れてきて頂戴」
「かしこまいりました」

貴族であるルイズの前では
シエスタも給仕としての顔を覗かせており、
いつものシエスタからは想像も出来ない真剣な顔で
ルイズに対処していた。
音石はそんなシエスタにどこか感心していたが、
次に彼女が連れてきた『モノ』を見て、体がぴたりと止まった。

「………馬?」

そう、馬である。二頭のでかい馬。
その小屋は貴族用の馬を置いておく厩舎小屋なのである。

「なあ、まさか……こいつに乗って?」
「そうよ、当たり前でしょ?」

あっさりと返答するルイズに音石の頭と肩はガクッ下がった。


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