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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板

828反省する使い魔!:2010/08/03(火) 00:54:58 ID:cN2.i/sU
「なぁキュルケ……、君の気持ちはうれしぃんだがよ〜〜〜。
昨日今日知り合った相手にいきなり惚れるってのは
オレからしてみれば普通にどうかと思うぜ?」
「そんなことはないわ、現にあなたは学院中の人気者じゃない」
「嫌な意味でだろ?そんなんで君に惚れられる道理はないぜ?」
「フフッ、意外と謙虚なのね。聞いたわよ?
あなたがギーシュと決闘したのは一人の女の子を
助けるためだったって………」
「…………………………………………」
「あなたの決闘での戦い様、カッコよかったわ
まるで伝説のイヴァールディの勇者みたいだったわ!
あんなすごい亜人、見たことないわ!
青銅を一発で粉砕するほどのパワー!
戦いながら楽器を奏で続ける不敵な物腰!
あれを見た瞬間、わたしの心に火がついたのよ!
情熱!そう、『恋』と言う名の情熱よ!!
昨日知り合ったばっかりだからだなんて些細なことよ!」


『言ってもムダ!』
キュルケの話を聞いていると、
音石は嫌でも広瀬康一が山岸由花子に対して言った
あの言葉を思い出してしまった。
音石はあの時、康一と由花子の戦いの一部始終を監視していたが
由花子はなにかを好きになると周りが見えなくなる異常な女だ。
この女、キュルケもまさにそれだ。
由花子のような凶暴性がないとはいえ、一度何かに夢中に
なると周りが見えなくなっているんだ。
しかもこの女は貴族という身分のせいか
『自分が好きになった男は自分が手に入れて当たり前』
と思っている。
由花子とはまた違った異常さが彼女に潜んでいた。
少なくとも音石にはそう思えて仕方なかった。

(これ以上この部屋にいるのは絶対にやばい!
だが力尽くじゃだめだ!
この女が何をするかわかったもんじゃねぇ……
下手に断ったらこの状況の濡れ衣をオレに着せる可能性がある。
『いきなり部屋に上がりこんできて襲ってきた』ってな!
そんなことになったら今度こそ大問題だ。
ギーシュとの決闘のときとはわけ違う。
学院長のじぃさんでも庇いきれるかどうか……………
なんとかこの女が納得する方法でここを
抜け出さねぇとこれから先、ここでの生活がどうなるか
わかったもんじゃねぇぞ!!)


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