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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板

814反省する使い魔!:2010/08/03(火) 00:45:20 ID:cN2.i/sU
このルイズの命令には音石も意外そうな顔をした。

「なんだよルイズ、地球に興味があんのかよ?」
「そりゃね、私これでもハルケギニアについては
結構いろいろと知っているほうなのよ?
だからとても興味があるわ、魔法が存在しない世界だなんて、
とても想像できないもの」
「へぇ〜…、人は見かけによらねーってのはこの事だな」
「なんか言った?」
「幻聴だろ」

そんなやり取りをしているうちに
いつの間にか二人は階段を降りきっていた。
そして二人は自室……つまりルイズの部屋に戻るべく、
学院なだけあって無駄に広い中庭の道を通っていった。
そんなときだ、向こう側から数人の男女生徒が歩いてきた。
ルイズは彼らを見た瞬間、若干動きが躊躇った。
そんなルイズの反応に気付いた音石も向かってくる
生徒たちの顔を見る。……そして気付いた。
向かってくる生徒の何人かが今日の授業で見た顔……、
つまりルイズのクラスメイトだったのだ。

彼らは全員が楽しそうに会話を繰り広げ、
廊下の真ん中を堂々と歩いていた。
しかし、一人の生徒がルイズたちに気付いたのか、
顔をはっ!とさせ、一緒にいる仲間たちに
なにかをささやき始めた。

ルイズたちからは距離があったため
なにをささやいているのか聞こえなかったが、
次の瞬間、彼らが一斉にふたつに分かれ
ルイズたちが余裕で通れる道を作ったため
なにをささやいていたのか余裕で予想が付いた。

ルイズと音石が彼らを通り過ぎると
彼らは逃げるようにその場を走り去っていった。
ルイズは何か複雑な気分だったが
音石は心の中で嘲笑っていた。


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