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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板

811反省する使い魔!:2010/06/26(土) 02:34:18 ID:ugvoiwws
「君は……、なぜ異世界の住人でありながら
ミス・ヴァリエールの使い魔を務めてくれるのじゃ?
彼女になにか恩でもあるわけでもないじゃろうに……」

このオスマンの質問に、一瞬音石のそばにいる
ルイズも不満になった。たしかにいくら
召喚されたからといって、異世界の人間である
音石が自分の使い魔をする義理なんてどこにもないからだ。
しかし、音石からは意外にも素っ気無い言葉が返ってきた。

「別に理由なんて特に考えてねェよ、
まっ、強いて言うなら………、
おもしろそうだから………だな」

音石の答えにオスマンもルイズもきょとんとした
顔をしながら、目を見開いたが
すぐにオスマンが顔を戻し、笑顔で笑い始めた。

「ふぉっふぉっふぉっふぉ!
なんとも気さくな男じゃわい、
呼び止めてすまなんだな、もう行ってよいぞ」

そのままルイズが失礼しましたと声を上げ、
二人が階段を下りる音が遠ざかっていった。


二人が学院長室を後にすると
オスマンは自分の机の引き出しをひとつ引いた。

「伝説の使い魔『ガンダールヴ』か……、
まさか異世界の住人だったとはの……。
ん?まてよ…、そういえば……」

オスマンが何かを思い出したのか、
立ち上がり、学院長室を後にした。
しかし、引き出しを閉め忘れたままである。
そこには、先程コルベールが持ってきた本、
『始祖ブリミルと使い魔たち』とその上に
音石のルーンを書き記した紙が置かれていた。


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