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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板

809反省する使い魔!:2010/06/26(土) 02:32:11 ID:ugvoiwws
「え…、でも私たちにははっきりと見えるわよ!?」
「ふむ、恐らく我々の世界では精神力を魔法で
扱っておるからじゃろう、そう考えれば説明がつく」
「あ……。な、なるほど…さすが学院長…」
「今日の授業で聞いたばっかだろ」
「う、うっさいわね!!
ちょ、ちょっとうっかりしていただけよ!!」
「さいですか………、おっと、話がずれちまったな。
スタンドってのは個人によってそのデザインが違うし
ちょっと特殊な能力があるんだ」
「ほほう、特殊な能力とな」

オスマンが興味深そうに呟くと、
『レッド・ホット・チリ・ペッパー』に目を移した。
もちろんルイズもである、するとルイズは
『レッド・ホット・チリ・ペッパー』を眺めていると
あることに気付いた。

「特殊な能力…、
この『レッド・ホット・チリ・ペッパー』……だっけ?
決闘で見たとき、今みたいに体が光ってると思ってたけど、
よく見ると何かを身に纏ってるように見える……
これ……、もしかして雷ッ!?」
「半分は正解だな。まあ、雷なのは雷なんだが………。
正確に言えば、こいつは電気と同化してるのさ」
「………ねえ音石、電気って何?」
「あー…、そういやここの文化ほとんど魔法頼りなんだよなぁ」

ルイズたちが電気を知らないのも無理はなかった。

例えば、ここに燭台があるとしよう。
地球の文化ならわざわざ燭台に歩み寄り、
蝋燭などに火を灯さなければならない。

しかし、この世界では魔法を唱えるなり、
魔法で作られた特殊な道具を使えば一瞬で
火を灯すことができてしまう。
つまり魔法の活用性の良さが仇になっているのだ。

そのせいもあってか、ここハルケギニアは
今の地球のようなあらゆる道具の技術の発達によって
生み出された科学技術がないのはもちろん、
人工で電力を生み出すことなど魔法以外ありえないのだ。

「電気ってのは…そうだな、人工で生み出した雷。
簡単に言えばこんな感じだな
もちろん、魔法はなしだぜ」
「魔法を使わず雷を生み出す!?
あんたの世界じゃあ、そんなこともできるの!?」
「まあ、待てよルイズ。俺の世界の話は
また今度じっくりしてやる。今はスタンドの
話に集中しよーや」
「え、…あ……、うん……」

ルイズは戸惑ったものの確かに音石の言うとおり、
いちいち音石の世界に質問をしていたら日が暮れてしまう。
ルイズはそう判断した。


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