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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板

718おれは使い魔になるぞジョジョーッ!:2009/06/22(月) 21:30:03 ID:kEjg.Au.
「おやおや。変わった使い魔を召喚したものですね。ミス・ヴァリエール」
その間の抜けた発言と皆の笑いに気をよくしたのかマリコルヌは更にルイズを馬鹿にし、ルイズの応戦に挑発する。
そのやり取りはシュヴルーズがマリコルヌ他の口に赤粘土を貼り付けて口を封じるまで続いた。
その間ディオは表情一つ変えず、まるで自分は全く関係ないかのように一連の騒ぎを冷ややかに見つめていた。

「私の二つ名は『赤土』。『赤土』のシュヴルーズです。『土』系統の魔法を、これから一年、皆さんに講義します。
 魔法の四大系統はご存知ですね?ミスタ・マリコルヌ」
「は、はい。ミセス・シュヴルーズ。『火』『水』『土』『風』の四つです。」
生徒達には今更の話題であるらしく、あまり真面目に聞いていないが、ディオは熱心に聞いていた。
この世界では当たり前の事であるが、ディオにとっては初めて耳にする事ばかりである。
この先この世界で暮らしていく以上、どんな些細な事でも知っておく必要がある。

だが系統の話を聞いているうちにディオには一つの疑問が湧いてきた。『何故おれは召喚されたのか』という事である。
シュヴルーズの話では、使い魔は主人であるメイジの系統に沿ったものが召喚されるらしい。
だがディオには今の四つの系統に当て嵌まるような覚えはない。
主人の系統を知っておく事は大切かもな。そう考えるとディオは熱心に授業を聞いているルイズに尋ねる事にした。

横目でみるとシュヴルーズはどうやら石ころを錬金術で変質させたらしい。キュルケが身を乗り出して質問をしているが、
あまり興味は引かない。魔法や空想の生き物が存在しているのだ。錬金術くらい存在して当たり前である。

「ルイズ、少し聞いてもいいかい?」
「なによ」
ディオは小声で隣のルイズに尋ねる。
「さっき聞いたところ四つの系統が存在しているらしいが、君はどの系統なんだい?」
「…うっさい」
と、ルイズは表情を暗くすると呟く。
「主人の系統を知りたいのは普通だろ?まさか『虚無』の使い手なのかい?」


「うるさいって言ってるでしょ!?」
突然ルイズが怒鳴る。シーンと静まり返る教室。憮然とした顔付きをしているディオが
ふとキュルケを見るとやっちゃったなというジェスチャーをされた。
「ミス・ヴァリエール!私にむかって煩いとは何事ですか!」
「あ…いえ…その…違…」そして盛大に勘違いをする教師。自分の話に熱中していて前後を聞いていなかったらしい。が、


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