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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板
631
:
ゼロと奇妙な隠者
:2008/09/05(金) 04:24:47 ID:Mpe1ptAk
唐突にコルベールが言葉を途切れさせた。
これから先、言わなければならない言葉を発するのは躊躇われた。
だが言わなければならない。
二人に言わず、何も知らない振りをしてやり過ごせばいいのかもしれない。そうするのが一番ベストだとは判っている。だが、それでも。
見つけてしまった真実を告げなければ、この二人に与えられた選択肢を一人で握り潰すことになってしまう。
知らず乾いていた喉を濡らすべく唾を飲み込むと、改めて二人を見つめた。
「……だが、幾つか重大な問題がある。ミス・ヴァリエール――使い魔の原則は知っているだろう?」
不意に告げられた言葉の意味を理解してしまったルイズは、言うべき言葉を見失った。
呆然と立つルイズに悲しげな目を向けながらも、教師は意を決して真実を続けた。
「一人のメイジが召喚できる使い魔は一体だけ。その契約が破棄されるのは、メイジか使い魔のどちらかが死に至った時のみ。これに一切の例外はない」
「ちょ、ちょっと待ってくれッ! それじゃあッ……」
ジョセフも、コルベールが何を言わんとしているか理解できた。
コルベールは何かを言おうとしたジョセフへ手を翳して制止すると、静かに言葉を紡ぐ。
「もしミスタ・ジョースターが元の世界に帰れば、ミス・ヴァリエールはミスタ・ジョースターが死ぬまで新たな使い魔を召喚することが出来ない。いや、もしかしたら召喚のゲートが開くかもしれない。
しかしその場合でも、ゲートが開かれるのはミスタ・ジョースターの前だろう。
そして、私が君達に言わなければならない事がもう一つ、ある」
突如残酷な選択肢を突き付けられた二人にとどめを差すような心持ちで、コルベールは静かに言葉を発した。
「私が先程計算したところ……次の日蝕は五日後の正午。その次の日蝕は……十年後、なんだ」
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