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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板

585ゼロのスネイク 改訂版:2008/07/01(火) 20:55:18 ID:7XA4lgj6
「ホーウ……中々上手クヤルモノダ。
 魔法ガ成功スルノハ、コレガ初メテダッテノニ」
「もう何も言わなくていいわ」
「何ダト?」

聞き返すホワイトスネイクに、ルイズは噛み締めるように言った。

「もう、何も、言わなくっていいって、言ったのよ」

その直後だった。
ルイズの前にいたワルキューレが素早く二刀を振り上げ、そして――

ドピュウゥッ!

ホワイトスネイクに斬りかかったッ!

「ヌゥッ!」

ホワイトスネイクは座っていた椅子を素早く持ち上げて盾にする。
ワルキューレの攻撃は椅子をバラバラにしたが、しかしそのためにホワイトスネイクには届かなかった。
そしてホワイトスネイクは素早くワルキューレから間合いを取る。
しかし、ホワイトスネイクに焦りは見られない。

「フフフ……ソレデイイ。ソレガ満点ノ回答ダ、ルイズ」

むしろ、これこそがホワイトスネイクが望んでいたことだったのだ。

「さっきまでは……あんたへの怒りより、あんたへの恐怖の方が強かった。
 わたしもギーシュみたいになるんじゃないかって。そのことばっかりが怖かった。
 でも……今は違う!
 心の底から! あんたを許せないって思いが湧き上がってくるッ!」
「ソレデ……ドースル気ダ? 私ヲ殺スノカ?」
「違うわ。殺すんじゃあない、勝つのよ」

ホワイトスネイクは何も言わなかった。
何も言わずに笑みを浮かべ、構えを取った。
ルイズも何も言わずにワルキューレを構えさせ、さらに二体のワルキューレを作る。
ニ体とも剣と盾で武装した、オーソドックスなタイプだ。

そしてニ刀のワルキューレとホワイトスネイクが、同時に動いた。


To Be Continued...


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