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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板

571ゼロのスネイク 改訂版:2008/06/25(水) 01:42:22 ID:xqszcmTc
「そ、そんな、ぼ、ぼぼ、僕の、ワルキューレが……ぜ、全滅……」

ギーシュがかすれた声でそう呟いたのと、ヴェストリの広場が大歓声に包まれたのはほぼ同時だった。

「や、やりやがった! あいつ勝っちまった!」
「ブラボー……おお、ブラボー!」
「グレート! やるじゃあねーかよ」

そして驚いていたのは、ルイズも同じだった。

「あいつ、あんなに強かったんだ……」
「すごぉーい! いいカラダしてるとは思ってたけど、まさかこんなに強いなんて!
 あたし、彼のこと気に入っちゃったかも……」
「ちょ、キュルケ! あんた本気なの!? っていうかあれはわたしの使い魔よ!?」
「そんなの関係ないわ。恋ってのは突然訪れるものなの。
 ツェルプストーの女はそれに何よりも忠実なのよ」
「そういう問題じゃないでしょ!」
「二人とも静かに」

唐突にルイズとキュルケの会話をタバサが遮る。

「どうしたの、タバサ?」
「様子がおかしい」
「え……?」

タバサの言葉に従い、ルイズとキュルケは広場の中心に目を向ける。
そこにあったのは、腰を抜かして地面にへたり込むギーシュと、彼にゆっくりと歩み寄るホワイトスネイクの姿。


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