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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板

565偉大なる使い魔:2008/04/09(水) 11:24:03 ID:mNqsjPag
「タバサッ!キュルケを追うわよ!」
しかし、タバサは構えを解かない。
「彼女なら、心配要らない」
信頼してるのね・・・でも、そうじゃ無いのよタバサ・・・
「キュルケ・・・このままだと真っ先に死ぬわよ」
タバサの目が大きく開かれる。
「本当に?」
「わたしはいいのよ、別に腐れツェルプトーが死んでも・・・
ただ見殺しは余りにも寝覚めが悪いしね。」
「・・・わかった、信じる」
「ルイズ、オレがこのまま黙って見逃すと思うのか?」
勿論、思わない。呪文を唱え杖を振るう。
「ファイアーボール」
プロシュートは寸でのところで爆発を飛び退きかわした。
「うおっ!」
「タバサッ!緊急時よ、思いっきりやって頂戴!!」
タバサは呪文を詠唱し杖を振るう。
「ウィンディ・アイシクル」
幾つもの氷の矢が宙に浮かびプロシュートに襲い掛かる。
「行くわよタバサ。だけど走らない様にね」
「了解」
わたし達はキュルケを止める為に廊下に向かった。
「グレイトフル・デッド」

 ドカ ドカ ドカ ドカ   バキ バキ バキ バキ

部屋の中から嫌な音が聞こえてきた。
ううう、お気に入りの家具だったのに・・・
わたし達はキュルケを探しながら廊下を進む。
「どっちに行ったのよ?」
目の前に階段があり上下に分かれていた。
「こっち」
タバサが迷わず下に進んでいく。
「わかるの?」
わたしの質問にコクリと頷き廊下に進んで行くと、ど真ん中に人がうつ
伏せに倒れていた。あの赤髪はキュルケに違いない。
「キュルケしっかりして」
わたしはキュルケに近寄り生死を確認した・・・生きてる、ただ足を縺れ
させて転んだだけのようだ。
こけた事で命が助かるなんて悪運の強い女ね。
「う、うん・・・ルイズ?」
気が付いた。
「落ち着いてキュルケ。今ならまだ何とかなるわ、タバサがいればね」
「タバサが?」
「そう、タバサの協力があれば老化の回復が出来るわ」
「ほっ、本当なのルイズ?」
「ええ本当よ」
「どうすればいいの?早く教えてよ」
「慌てないでよ、タバサ」
わたしは氷を作ってもらう為にタバサに声をかける。
「何?」
わたしが口を開きかけた、その時
目の前の部屋からモンモランシーの叫び声が聞こえてきた。

「しっかりして、しっかりしてよギーシュゥゥゥゥ」


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