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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板
498
:
ポルジョル
:2008/01/15(火) 23:59:22 ID:9p6rZXr2
勝ち誇る私に、周囲から悲鳴のような声があがった。
「ちょっと待てカメナレフ!! 今言ったこともわかんないけど、手を離しなさいっ!」
「ゼロのルイズッ! 貴女使い魔もちゃんと教育できないの!?」
全く、うるさい連中だな。
私の素晴らしい思いつきだって言うのに…私はため息をついて、マチルダお姉さんの意識が無い事を確認してから手を離させた。
「落ち着けよ。ミス・ロングビルは『土くれ』のフーケだ」
「「はぁ?」」
二人から呆れたような声があがる。
タバサも、声こそ出さなかったが、会ってからあんま変わることがなかった表情に呆れが見えるぜ。
ルイズ達はため息をつきながらも一応話を聞く気はあるようだ。キュルケが私の入った亀を覗き込んでくる。絶景だぜ。
「…で、カメナレフ。それは何を根拠に言ってるのかしら?」
「あの太ももは間違いない。盗みに来た時にも見えたから間違いないぜッ!」
私の返事を聞いた三人の表情は、一気に氷点下まで温度を下げた。
話に聞いた『ホワイト・アルバム』も真っ青な速度だぜ。
私から視線を外し、キュルケがルイズを咎めるような目で見た。
ルイズは何故かそっぽを向く。
「ゼロのルイズ、貴女。本当に使い魔も教育できないの?」
「う、うるさいわねっ! カメナレフは元々こうなのよ!」
「…使い魔のした事は、主人の責任」
タバサの言葉に、ルイズは本当に嫌そうな顔で私を見下ろした。
「アンタ、ミス・ロングビルが起きたら謝りなさいよ!!」
「何故だ!? 私は間違った事は言ってない! あの太もm」
最後まで私は言うことができなかった。
亀を地面に叩きつけられ、それどころじゃなかったからだ。
「この亀ッ! カメナレフ!! エロナレフッ!!」
慌ててマジシャンズレッドで防ぐが、それでも手を踏まれ、蹴られ、罵られるのはかなり厳しかった…言葉の刃はスタンドじゃあ守りきれないんだぜ?
私が蹴られる間に、マチルダお姉さんは意識を取り戻す。
「う……一体、何が起きたんですか?」
「ミス・ロングビル。この亀が本当に吸いませんでした…この亀が悪いんです。この亀がッ! このエロ亀がッ!!」
マチルダお姉さんが目覚めたお陰で止んだってのに、また酷いスパンキングが始まりそうになったのを見て、私は慌ててマジシャンズレッドを操りルイズの足をかわす。
「カメナレフ、ほら、早く謝っちゃいなさいよ」
キュルケのいたずらした子供にでも言うような言葉とタバサの無言の圧力に押されて、私は釈然としないものを感じながら言う。
「…セクハラして本当にすいませんでした」
「え? …いえ、まぁ謝ってくださればそれで構いませんが」
多分私に気付いたんだろう。
なんだか哀れんだような目で言うマチルダお姉さんに、私はもうどうにでもナーレと思ってソファに寝転んだ。
なんだか目の前がぼやけているような気がしたが、多分きのせいだ。きっとな。
だって私は立派なフランスの漢なんだぜ?
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