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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板
497
:
ポルジョル
:2008/01/15(火) 23:58:37 ID:9p6rZXr2
私の目的はマチルダお姉さんが盗んだ『破壊の円盤』だ。
多分、私のマジシャンズレッドと同じく、何かのスタンドディスクなんじゃねぇかと疑ってるんだが、それを確かめて、あわよくばGetしておきたい。
その為には、テファには悪いがマチルダお姉さんは捕まえなくちゃならねぇ。
なんせディスクだったとして、ディスクは私に渡す。
フーケは逃がすなんてことになったら、学院側の誇りは全く回復されねぇからな…落とし所としては、少なくとも一度マチルダお姉さんには捕まってもらわなきゃならんだろう。
そして、アドリブばっかりになるだろうが、オールドオスマンにちょっぴり事情を話すなり、最悪私がマチルダお姉さんの脱出を手伝うなりするしかないだろう。
困難だろうが、私が取れる最良の手はそれしかない。
まぁそれも、まず困難なマチルダお姉さんを捕らえるって任務をクリアしてからの話だがな。
そう考えるうちに、馬車は深い森に入ろうとしていた。
うっそうとした森が、恐怖を煽っていく。昼間だと言うのにその森は薄暗く、気味が悪かった。
まだどうやってあのゴーレムを攻略し、マチルダお姉さんを捕らえるかは考え付かない。
一体どうすりゃいいんだ?
もう余り時間がねぇ…ちょっとずつ、私を焦りが包んでいた。
隣にはルイズ、向かいにはキュルケにタバサ。こんなに近くにいるのに相談する事もできねぇ…馬車が止まった。
「ここから先は、徒歩で行きましょう」
マチルダお姉さんがそう言って、全員が馬車から降りていく。
キュルケは髪をかきあげて、タバサは本を閉じ、タバサには長すぎる杖を携え。
私の入った亀は、ルイズに抱えられた。
出しっぱなしのマジシャンズレッドの森を通る道から、小道が続いているのが見える。
もう余り考える時間は残されてねぇようだ。
心を決めなくちゃいけねぇ。
私の武器は、アブドゥルのスタンド『マジシャンズレッド』
アブドゥルがこいつを操ってるんなら、私は何の心配もしてねぇだろう。
奴が操るこいつは炎を自在に操り、それこそ自然の法則なんぞ無視して鉄でも何でも溶かしちまう。
それにかかりゃ土のゴーレム位則お陀仏だ。
だが、私が使っているせいか、今のマジシャンズレッドはそこまでのパワーを発揮できてない。
適正だけじゃなく、馴れってのも案外必要らしく、ちょっとずつ使えるようにはなっちゃいるが、アヴドゥル程とはとても言えない。
やるしかねぇのか…そう私が覚悟を決めようって時だった。
あれ?
良く考えると、マチルダお姉さんが何か考えてる。
それだけじゃねぇのか?
フッ…私はこっちに来てから冴えてるな。
私は気合を入れ、ニヒルな笑みを浮かべた。
誰も見てくれねぇのが残念だが、まぁしかたねぇ。
『マジシャンズ・レッド!!』
私の意思に呼応して、マジシャンズレッドが動き出す!
マジシャンズレッドは狙い違わずマチルダお姉さんを押し倒すッ。
「ぐえっ」なんてカエルが潰れるような声を上げて、マチルダお姉さんは昏倒した感触が、マジシャンズレッドから伝わってきた。
「勝った! 第一巻完ッ!!」
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