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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板

426偉大なる使い魔:2007/12/05(水) 22:48:22 ID:p/3ApHMk
やけに素直に謝るキュルケを置いて、わたしはモンモランシーに向き直した。
「さて、謝ってもらおうかしらモンモランシー」
モンモランシーは涙目になりながら杖を抜いていた。
「なによゼロのルイズのくせに。ちょっと恐い目ができるからって、
いい気にならないで」
魔法で黙らせるつもり?上等じゃない。
「モンモランシー頭上、二メイル」
「へ?」
わたしは素早く杖を抜き呪文を詠唱する。
「ファイアーボール」
狙い通りにモンモランシーの頭上で爆発が起こる。
爆発によりクラスメイトたちは耳を塞ぎしゃがみこんだ。
モンモランシーは腰が抜けたのかヘナヘナと座り込んだ。
「どうするのモンモランシー。あなたが、わたしを溺れさせるのが早いか。
わたしが、あなたを爆発させるのが早いか試してみる?」
モンモランシーが顔を見上げ睨みつけてきた。
「わたしの方が早いわ。わたしは、たった今、唱え終わったんですもの」
モンモランシーが杖を振るうと、わたしの顔が水で覆われた。
「ゴボッ」
なんたる失態、威嚇せずに当てとけば良かったわ。
どうする?
デルフリンガーなら、この水を消すことが出来る!
鞘から外し、刃を水に触れさせれば・・・
「ほほほ、どうしたのゼロのルイズ。まともに喋る事も出来ないみたいね」
モンモランシーが立ち上がり、勝ち誇るように笑う。
「頭を下げなさい。そうすれば『許して』あげるわ」
『許す』ですって?これで頭を下げることが出来なくなったわ。
それは、わたしの『誇り』が許さない。


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