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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板

321使い魔のことを呼ぶならそう呼べ:2007/08/31(金) 05:26:23 ID:G3lGFZDc
 第一話(16) 崩壊への序曲 その③

「以上のことからマザリーニ枢機卿を幽閉します。賛同者は起立して下さい。」
ここは王宮の一室。アンリエッタ、マザリーニ、その他多くの貴族が今後のことで話し合っていた。
そしていきなりマザリーニの話になる。そこでマザリーニは全く身に覚えのない行為についての訴えを受けた。
横領しているだの、権力を好き勝手に使っているだの、貴重品の盗難の主犯だの言いたい放題だった。
そして話が続き、文頭の一文に繋がる。マザリーニ以外の貴族がみな、立ち上がる。
マザリーニは絶望したかのように力が抜けた。一体何が起こっているのかと。
アンリエッタの命で、扉を開け、兵が入ってきてマザリーニを連行する。
「さぁ、会議を続けましょう。」
アンリエッタの一声で、規律した貴族たちが座る。
彼らはリッシュモンとその息のかかった連中である。
「王党派のふりをしてトリステイン領を攻撃。その名目でアルビオンの内紛に参入。
そしてレコン・キスタと共同戦線。王党派と邪魔になりそうな者を相打ちさせる。わかりましたね。」
アンリエッタが話を進める。
「攻撃対象はタルブの村が候補地としてあがりましたぞ。」
「ご苦労様です、リッシュモン高等法院長。では軍役免除税を払った者はどうやって排除するのがいいと思いますか?」
「何か適当な罪をかぶせて幽閉するのが良いでしょう。戦争が楽しみですな、姫殿下。」
「ええそうね、とても楽しみだわ。ウフフフフフ。」
このあと、太后マリアンヌやアニエス・ミランなどが幽閉されていった。


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