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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板
300
:
アヌビス神
:2007/08/01(水) 06:49:01 ID:axr99nB6
そして、双月を背に見慣れた幻獣が姿を現した。
「おや?」
グリフォンにぶら下るように掴まっているギーシュが首を傾げる。
「「シルフィード!」」
地上のルイズとギーシュの声が重なった。
それは間違いなくタバサの風竜だった。
舞い降りてくる風竜から、赤い髪の少女が投げキッスをして笑いかける。
「お待たせ」
ルイズが風竜の羽ばたきに負けず下から叫ぶ。
「お待たせじゃないわよッ!何しにきたのよ!」
「助けにきてあげたんじゃないの。朝がた、窓から見てあんたたちが馬にのって出かけ様としてるもんだから、急いでタバサを叩き起こして後をつけたのよ」
指差されたタバサは、寝込みを叩き起こされたらしく、パジャマ姿であった。それでも気にした風もなく、本のページをめくっている。
ギーシュはワルドの鼻の穴が不自然に少し広がったのに気付いた。
「ツェルプストー。あのねえ、これはお忍びなのよ?」
「お忍び?だったらそう言いなさいよ。言ってくれなきゃわからないじゃない。
とにかく、感謝しなさいよね。あなた達を襲った連中を、捕まえたんだから」
さて、二人が言い争いを続けていると、地上に降りてきたらしいギーシュがルイズの肩をぽんぽんと叩いてきた。
「あによ?」
ルイズは不機嫌そうに振り返る。
「尋問だよ尋問」
「何でわたしがッ!」
「いや、そうじゃなくてそっち」
ギーシュはルイズの腰のアヌビス神を指差した。
「いよっしゃァー!!おれがジュークボックスじゃ無い所を見せてやるぜ!!」
アヌビス神は今日一番活き活きした声を出した。
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