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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板
294
:
アヌビス神
:2007/08/01(水) 06:38:03 ID:axr99nB6
ここまでグリフォンの上で雑談を交わすうちに、ルイズのしゃべり方は昔の丁寧な言い方から、今の口調に変わっていた。
ワルドが乞ったのもあるが、正直な所『ギーシュさん』『ギーシュさん』と連呼される度に何度も苦笑して、何時の間にかざっくばらんな気持ちになっていた。
この駅へ降りる前も『しかし『ギーシュさん』を愛しの彼女と別れ別れにさせて、実に申し訳無いね』と言っていた。
その時は遊びが欠片も出来ない包囲網が、国レベルで出来上がっていくギーシュを少し哀れに思った。同時に最近モンモランシーが、自分に以前より親しくしてくる理由も理解した気がした。
「ところでルイズ、僕はきみがその二降りの剣を扱う事がいまだに信じられないよ」
「わたしも一応メイジよ?使える筈ないわ。たまたま使い魔になってしまったから帯びてるだけよ」
「だが只の飾りならば、そうやって持って歩かないだろう?」
「そうね。あのギーシュに作らせたゴーレムに持たせて使わせたり、一応使い道はあるのよ」
「成る程、だから『ギーシュさん』が同行をしたのだね」
「……え?そ、それは偶然だけど。ま、まぁそういう事でいいわ」
己が話題にされているものの、アヌビス神は未だ黙っている。オラオラ発言と同時のお仕置きは心底嫌だったようだ。
デルフリンガーは鞘にがっちり閉じ込められてリボンで厳重に封印されている。
「はははは、どうあれインテリジェンスソードを二本ぶら下げているのは相当に珍しいよ。こと小さなルイズが下げていると、そのアンバランスさで可憐さが引き立つね」
「もうっ!小さくないわ。失礼ね」
「いや、そういう事ではなくて、その剣の大きさと比べてと言う事だよ。本来ならばメイジには不釣合いな筈の剣ですら、きみを彩る優美なアクセサリーだ」
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