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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板

258呼べの人:2007/07/15(日) 03:17:01 ID:jLnmWBlU
 第八話 マリコルヌは恋をする その⑤

「みんな、『ゼロ』のルイズなんて呼んじゃあ駄目だ。僕がもっと相応しい二つ名を命名しよう!」
この言葉に野次をはなった生徒は、
「そうだよな、もっと相応しい二つ名があるよなぁ〜。」
「『無能』とか。」「『爆破』!」「『露出』なんてどうよ。」「『貧乳』!『貧乳』!」
てな感じで口々に繰り返す。
それをマリコルヌが黙らせ発表する。
「候補は複数ある、みんなで選んで欲しい。」
「「おぉぉぉぉぉ!!!!」」
熱狂する生徒たち。
「では一つずつ言っていく。忘れないようにメモを取ってくれ!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!

「『美麗』『端麗』『女神』『天使』『明晰』『美声』、〜中略〜…でどうだ!好きなものを選んでくれたまえ。」
マリコルヌが言い終えたあと、教室内は静まり返っていた。みんな唖然としていた。マリコルヌとシュヴルーズを除いて。
ルイズのことをからかうのに生きる意味を見出していた(と認識されている)彼がルイズを賛美するなんて、フー・ファイターズのプランクトンほどにも思っていないからだ。
因みにこの賛美で、授業時間はほとんど終わってしまった。錬金する暇なんてない。
次のやり取りで授業の残り時間は消費される。
それは沈黙を破ったルイズの声とマリコルヌの反応。
「ななな、何言ってんのよ、アンタ。あああ、頭でもぶつけたの、『かぜっぴき』!」
「…君がそう名付けてくれるなら!僕は『風上』を捨て『かぜっぴき』を二つ名にするよ!!」

=====スタープラチナ・ザ・ワールド!!!!

時が止まった。

=====そして授業は終わりだす!


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