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ゼロの奇妙な使い魔 対サル用書き込みリレー依頼板

256呼べの人:2007/07/15(日) 03:15:42 ID:jLnmWBlU
 第八話 マリコルヌは恋をする その③

「ミスタ・グランドプレ、それは恋ですよ。ミス・ヴァリエールに貴方は恋をしているんです。」
「…ぼ、僕がゼロのルイズに。」
「そうですよ。あなたは気づいていないだけ。数多くの恋をしてきた私にはわかります。」
この後シュヴルーズの昔の恋話が延々と語られる。そして…
「ありがとうございます、ミセス・シュヴルーズ!いえ、師匠!!僕は自分の気持ちに素直になります!」
マリコルヌの返答にシュヴルーズはうんうんと頷き、激励を送った。
その後…ルイズと話をしようとルイズの部屋に向かったマリコルヌであったが、ルイズはタバサと話中だったので彼はあきらめて部屋に帰ることにする。


同日の夜、ロングビルはガリアから来たという自称・神父に呼び止められ、話していた。
「君はトリステイン魔法学院で働いているんだね。一つ頼みがあるんだが。」
神父が問う。
「頼みですって?内容によっては答えかねますわ、神父様。」
ロングビルの答えに諭すように話を始める自称・神父。
そこには不思議な雰囲気が漂っていて、ロングビルを捕らえて離さなかった。
「私にはやらなければならないことがあってね。一度は成し遂げたんだが、とある邪魔があってそれは無に帰したんだ。
また同じ間違いが起こらないように、以前にもまして念を押しておこうと思ってね。」
自称・神父は更に続ける。
その言葉に悪意は含まれない。如何にも私が正義とでも言わんばかりである。
「そこで君に協力をしてもらいたいんだ。つまり私の障害になりそうな人を取り除いてもらいたい。報酬は弾もう。」
「わ、私がそんなこと…」
ロングビルが否定的な発言をしようとすると、間髪いれず次の言葉が発せられる。
まるで絶対に断らせないように。
「いや、君ならできる、ミス・ロングビル。いや、マチルダ・オブ・サウスゴータ。」
「な、なぜその名を知って……ゲバッ!?」
なぜその名を知っているのか疑問に思い、驚いて立ち上がったロングビルは、机の角に顔面を思い切り叩きつけられて意識が遠退く。
「君には期待しているよ、ミス・サウスゴータ…」


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