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日本大陸クロススレ その281
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日本大陸の創作物とのクロスSSや考察・ネタを書き込むスレです。
スレが荒れる事のないように喧嘩や煽り合いは厳禁です。
みんなで仲良く日本大陸世界と創作の混じった世界を楽しみましょう。
尚、このスレは憂鬱本編とは無関係という事を前提としてearth氏の許可が下りています。
憂鬱本編に関係するネタを書くときは本編の設定を遵守し、細心の注意を払いましょう。
各職人様の作品や、スレで語られた内容設定の数だけ世界線が存在しており、皆それぞれ日本大陸です。
設定に関して疑問に思う処などがあれば職人様や住人の皆様に質問し、大いに議論しましょう。
投下作品に関しては基本的に創作物とのクロスが前提となります。
日本大陸の設定は日本大陸スレ及び日本大陸の創作クロスのスレのみの設定であり他スレへの
持ち出しは厳禁です。
【書き込みにあたっての注意】――日本大陸世界の公式想定まとめ(wikiより転載)
0――【日本大陸の民族や資源に関して】
・日本大陸の主要民族については史実同様に日本民族というほぼ単一民族で構成されているものとする。
・日本大陸は、豊富な資源に恵まれているものとする。
1――【歴史的事実に関して】
・日本大陸世界は「基本的な歴史的事実において」史実世界と共通するものとする。
・「基本的な歴史的事実」は、歴史年表に記される出来事の名称および結果である。
その影響は日本大陸本土周辺において厳密に守られるべきであり、その外縁や海外における出来事はこの目的を達するためにある程度の改変を可とする。
・上記の「基本的な歴史的事実」以外、たとえば歴史的人物の来歴や出来事の経過については、「基本的な歴史的事実」例えば「関ヶ原の戦いにおいて徳川氏が勝利する」といった事象を妨げない限りにおいて、日本大陸世界の地理・自然・人物その他の状況を勘案した上で自由な想定を可とする。
ただし、歴史的重要人物の生死や重要行動については慎重な想定を要する。
・日本大陸本土周辺における「基本的な歴史的事実」を達成するための想定は、自然科学的に妥当な理論および手段方法をとり、かつ社会科学的にも可能な限り妥当な想定をもって行うものとする。
・日本大陸世界における「基本的な歴史的事実」は、幕末前後から転生者たちによる干渉が大規模化し最終的に「明治維新成立」を目的にと改変を可とする。
史実や憂鬱世界とは違った明治維新となる可能性が高いだろう。
・明治維新以後については本編同様、自由な想定を行うものとする。
2――【夢幻会に関して】
・例外を除いて転生者が転生する人物の条件は、基本的に憂鬱世界の条件と変わらないものとする。
・大陸日本の人口増大に比例するように転生者の規模も増大するものとする。
・上記の理由により再転生者だけにこだわらず、史実世界や憂鬱世界からの一回目の転生者も存在するものとする。
・最初の日本大陸ネタで転生者出現の時期があいまいな事とアヘン戦争で改革の機運が高まったという記述を根拠に憂鬱世界からの再転生者および史実・憂鬱世界からの1回目の転生者が登場し始める年代は、転生する史実の人物の明治維新以後の生存を条件として19世紀初頭からとする。
(例として天保の改革の時代に転生者が鳥居耀蔵に転生しているものとする。)
・また上記の条件に史実で他殺や自害などで死亡した人物で生きていたら明治維新まで生存できる可能性のある人物も含まれるものとする(例・井伊直弼など)。
3――【自然環境に関して】
・自然および地理的な想定は、自然科学上妥当なものとする。
・架空の生物種や架空の地理的特徴は史実世界に存在する、あるいは存在したものをもとにする。
・想定に際しては「地球史的な出来事」を勘案し、たとえば恐竜が進化した知的生命体が地球の覇者となるような大規模改変はこれを避けること。
・日本大陸本土およびその周辺環境については、「面積が10倍程度であり、『北海道・本州・四国・九州および付属諸諸島』により構成され、
気候においては史実と大きな違いはなく、火山性の山岳地帯を有し、史実同様大規模な海流によってほどよくユーラシア大陸から隔絶されつつも繋がりは失っていない」もの、
すなわち史実と類似したものとする。
・面積広大化に伴う各地の緯度変化などの自然科学的に避け得ない事象に関しては上記に優先する。
・以上を順守する限りにおいて、想定は自由である。
4――【wiki掲載に関して】
ルール追記 2025/5/08
投下したネタについてWIKI掲載希望であればタイトルを付けること。
※前スレ 日本大陸クロススレ その280
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1752479974/
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ああ、平成ゴジラのテーマ1994も好きなんだがこれはゴジラ専用なんだうごご
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MOGERAでBetaと戦うというと自衛隊MADでBetaのこと轢き殺してたやつを思い出しますなぁw
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>>952
物理的に轢きつぶしたいもんですが、戦車でやるにはちょっと厳しいですからなデカさ的に
とりあえずは流星徹甲弾で我慢していただきたい
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>>953
どちらも質量で潰すことには間違いないな。ヨシ!!
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>>954
ところでお気付きじゃないでしょうか
「桜花作戦に何投入するかまだ書いてない」ってw
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>>955
そういやまだ他のハイヴの攻略ばかりでしたね。
つまり桜花作戦のための本命は別に存在している…ってこと!?
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>>956
別…ではないですが存在してますね
MOGERAⅡ出したの、同時期のエヴェンスクハイヴにも最低でも超重光線級がいるからですしおすし
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>>957
敵がせっかく特大レーザー撃ってくるんだからこちらもMOGERA級を出さねば無作法というもの…
派手な戦いが見られそうですね。
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>>958
あと物語的にもMOGERAプロジェクトを主導したのはロシア系の科学技術陣なので異世界とはいえロシアーーもといソ連を救援するのにはMOGERAこそが相応しい…とも考えました
純粋に火力がデカくて対光線防御力もメカゴジラの次世代なんでいい感じになってるってのがメインですが
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>>959
言われてみれば確かに。
ロシアがソ連を助けるとはなんだか面白いですなぁ。
平成モゲラ。忘れがちですが平成メカゴジラの後に作られた機体ですものね。
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あと、格闘も前提で作られてるメカゴジラとはいえ、あの触手はちょっと厳しいんでないかなと…
それにT世界本体で地味にジュニアが成長したわりかし平和的なゴジラが健在ですんで、万が一に備えると動かせないんでないかと
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そういやジュニアとはいえゴジラ健在ですか。
他の怪獣がポップすることも考えれば確かにどちらかは残しておいた方がいいですわな。
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>>962
なお機龍は出禁です
G細胞をBETAとか頭マブラヴな米帝に渡したら地球がヤバい
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>>963
G細胞とG元素が合わさってヤバイヤバイ…
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ヒント:ビオランテ
奴らがやらないわけがない(負の信頼)
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アメ公はすーぐヤバいブツに手を出すんだからもぉ…
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>>966
なんならソ連も日帝もあとなんか怪しい欧州もやると思うの…
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>>967
頼りになる仲間はみんな目が怪しい!
国土取り戻せるんだからそれで我慢しんしゃい!
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特にオーパーツ使って無くて、同時代の日本帝国に提供しても問題なさそうとなるとスーパーX-1が適任でしょうかな?
アレ確か時間軸的にも未来技術とか無しに84年ゴジラの熱線耐えてたはずですし、いざという時の対格戦争向けの司令指揮所として機能するための物ですから、
立ち位置的にも量産配備進めてても問題ないものですし···
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ビオランテ、中東のやつが大暴れだったけどあれも起こったのかな・・・
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>>969
ついでにハイパワーレーザーも呉れてやりましょう
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そう言えばカナンの構成(避難)国って攻殻日本とPP日本の他に何処かありましたっけ?
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>>970
T世界だと起こってるはずですな
地味に抗核バクテリアという戦略兵器を実用化してるT世界
なので、地球連合との接触もあってもっと強力で汚染の少ない兵器が手に入ってしまった(さらには80年代に弾道ミサイル迎撃用レーザーとかまで実用化してる)んで、西暦2000年には核兵器全廃に成功している世界でもあります
「軍隊じゃない敗戦国の『自衛隊』」とみてマブラヴしぐさしたら日本帝国も米帝様も核無効化の恐怖を食らうことになるし、なんならこの東宝自衛隊、やたらと即応性も高く戦闘精神過多である
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年がら年中ゴジラを始めとする怪獣たちと戦ってきた自衛隊だ。
面構えが違う。
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>>974
ミクロオキシゲンまで96年時点で至ってるんで、普通に原子核をいじくりまわすのも得意
技術上の存在だけど実在して「いた」ヤバいものもある
「オキシジェンデストロイヤー」っていうね…
たぶんエキゾチック物質のヤバさとかG元素とかの秘密にも科学的に迫れる地味にヤバい技術持ちでもあります
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なおオキシジェンデストロイヤーの内容は
「水中の酸素を一瞬にして破壊し尽くし、あらゆる生命を窒息死させ、やがて液化してしまう『液体中の酸素破壊剤』」(発明者の芹沢博士による解説)
「いずれは水中でなく大気中でも同じことができるようになる」(同上)
原水爆以上の脅威になるのは確実なんで反応を制御するための研究中だった
これが1954年時点
1996年時点では、「酸素原子の微小化に成功し、微小化したミクロオキシゲンの製造に成功している。なんかオキシジェンデストロイヤーに近いっぽい」
史実現代では中性子や陽子をブチ当てることくらいでしか、しかも原子番号や原子量が変わるだけなのを「酸素原子そのものを微小化してる」という超絶ヤバいレベルで原子をいじくり回せているのです
これが東宝特撮世界(T世界)のヤバさです!
たぶんG元素も実物見つけたら量産できるかもしれない
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ふーむ。そうなるとG元素のサンプル欲しくなってきますなぁ。
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そして平成しシリーズではまがりなりにも制御しやがったのがデストロイヤ
バーニングゴジラが最早自壊するほどの出力で動いてるから無効化されてるだけで普通なら勝てない相手ですしね
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そも、G元素ってなんでそこで取れてるのかが不明なんですよね···
所謂地理、地質で共通してるかも怪しい地域になんかハイヴ作って採掘してますし···
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次スレ立てますー
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次スレ 282
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1754044677/
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次スレと同時に50分あたりから埋めも兼ねて少しネタを投下したいと思います。
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立て乙です。
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時間になったので投下を開始します
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「翠石戦記」 プリンセス・リンシパル×クラユカバin日本大陸
時代は文明開化華やかなりし明治時代。
極東日本では幕府の統治から天皇陛下のご治世に代わり数十年過ぎし頃。
日本はここ数十年の翠石(すいせき)採掘によう好景気が続き。
領土は東は布哇、西はマレー半島、北はアラスカ・カムチャツカまでを有し、中華では後明を取り込み、北米では大山脈共和国を有し、南では多島商業連合を盟友とする大帝国である。
唯一対等な敵であった欧羅巴の大国アルビオンは革命騒ぎにより分裂し、既にかつての勇姿はない。
近場の難敵であるロシアも数年前の日露戦争にて我が帝国に敗北。沿海州と満州利権を奪湧得るなど大国としての威信は既に落ちた。
我が国は世界唯一の超大国として君臨し、輝かしき20世紀を迎えようとしている。
まさに今が全盛期!世界の冠たるわが祖国に栄光を!万歳!万歳!
…無論光あるところ闇がある。いかに景気が良くても、その恩恵に賜れない者たちありけり。
大抵の躍進の後ろにはその速度についていけず倒れ込んだ屍が道となっているものである。
翠石(すいせき)…ケイバーライトの発見と採掘は日本へと大いなる恩恵をもたらした。
その反面採掘初期において政府が出した自由採掘令による企業群による自由な採掘は日本全国に巨大で無法な地下空洞を生み出し、規制が進んだ現在においても突然の陥没や地下に潜る無法者たちに手を焼かれる状況を作り出した。
翠石による飛行艇の発達は日本の海外進出を強く後押ししたが、西では新三國志に浸かることとなり、南と東では常にアルビオンと睨み合いの様相を呈することとなった。
アルビオンが分裂した近年では睨み合いは多少軟化するかと思えば本土の大半を失ったアルビオン王国は海外領土への依存度を上げ、逆に張り付く戦力は増えるばかり。
数年前起きた日露戦争においてもアルビオン分裂の最中でロシアがアジア利権を獲得しようと進軍してきたところを我が国の利権防衛のために正面戦争に突入したのが原因である。
無論飛行艇を持つ日本側が勝ったが…勝ちすぎた。
精々朝鮮半島の勢力確定と南満州の非武装化程度を通すつもりが、大幅に負け込んだロシアは満州こと後清からの全利権放棄、沿岸州の割譲による極東からの海軍戦力の完全撤兵とアジア方面を捨て、欧州に引きこもる始末。
結果元々後明ことシナ海連合支援のために大陸入りしていたところを後清、モンゴルまで抱え込むこととなり頭を抱える始末。
民衆は中華の2/3を手に入れた日本が今こそ中華統一に王手!と気軽に謡っているが、幾ら飛行艇があろうとこの広さを修めるには一朝一夕とはいかず、帝国軍の有する飛行艇の4割が大陸につぎ込まれていると言うのだから大変だ。
華北や満州はまだしもモンゴルやウイグルまで手放されたのだから。
無論アルビオンの領域に接するウイグルでは早速アルビオンの工作員が元気に暗躍している。
このためここ数年は帝国の統合諜報機関は寝る間もないらしい。
昨今東南アジアの多島商業連合に旧式とは言え飛行艇を貸し出しているのも単純に手が足りないからだ。
東の方はロッキー山脈を壁としているとはいえアルビオンの主力艦隊と睨み合いが続いている。
向こうにも飛行艇があるのだから山脈による防衛もどこまで宛てに出来るものかと現地の軍は頭を抱えていると言う。
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さらに国内の問題もある。
増えた翠石需要による翠病(ケイバーライド障害)に関しては政府(夢幻会)の手腕により規制による公害抑制と治療法の確立から近年は改善傾向にあるが、しかし全国津々浦々に作られた巨大地下トンネル網に関しては後手に回っていた。
夢幻会が主導権を握る前から数十年間続けられた翠石採掘ブームによる地下空洞網は既に一種のインフラ網と化し、裏社会のねぐらと化していたのだ。
クラガリと呼ばれる文字通りの地下社会では未だ違法な採掘や拡張が行われており、政府や企業が知らぬ横穴が増え続けていると言う。
これに対して政府は装脚戦車を含めた機動戦力を投入し、随時対処しているが鼬ごっこからは脱却できていない。
総じて…現在の帝国は疲労困憊状態である。
多島商業連合に旧式船を貸し、浮いた軍民の飛行輸送艇を新規アジア地域に回し、更には多少強引でも国が投資を行い船を増産。
増えた飛行艇を太平洋航路に投入し続けようやく現状を維持している。
内地では広がり続けるトンネル網に対して探索、治安維持が行き届いておらず、近年では軍や企業から流出した装脚車両を武装化した反徒まで出てきている。
無論日本大陸全土に津々浦々別々の地下トンネルが存在しているわけであり、警察・軍はこれら一つ一つを調べ、治安維持しなければならない。
大陸派兵、北米出兵、南方派遣。外地へ部隊をやることも考えれば日本軍全てが365日フル稼働状態である。
給与あり、旨い物あり、名誉あり、追加年金あり。来たれ若人!
こんなのが志願ポスターへ馬鹿正直に書かれるくらいには人手に飢えている。
因みに現役兵士たちの間ではこれらの謳い文句の後で「しかし休みはなし」と付け加えるのが流行っている。
空と地下。内地と外地。政府と民衆。異なる場所、思想、感情が渦巻き続けている。
そんな中で連勤を続ける政府・軍関係者には頭が下がるばかりである。
早く定時に帰れる人間になりたーい!それが今世界最高の国を差配する人間たちの内心だと知ったら、人々は何を思うだろうか…
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〇設定
・翠石
いわゆるケイバーライト鉱石。日本大陸全土で採掘されている。
これを掘るために当時の政府は自由採掘法と呼ばれる認定企業の自由采配で掘らせる法を樹立。
結果日本全国に巨大な地下トンネル網が誕生する結果となった。
現在はこの自由採掘法含めある程度の規制、改善が進んでおり、昔ほど無軌道に掘られることはなくなった。
・夢幻会
ここ十数年の政権を差配している秘密結社。
表向きは翠石技術合同研究会と呼ばれる技術者・企業中心の新興政治派閥。
実体はいつもの転生者による互助組織である。
組織的に動けるようになってまだ半世紀足らずであり、現在の日本業界において主導権を握れるようになったのもここ10年程度の話である。
少数議席時代からケイバーライト障害への各種対応において成果を上げており、十数年前に初めて与党を取った際も公害対策を世間に評価された結果である。
現在は翠石技術の発展と公害抑制の両立を掲げており、同技術を用いた飛行艇の大規模運用も積極的に押している。
民間への大々的な飛行艇解禁や多島商業連合への旧式艇の貸し出しなども彼らが始めたことである。
元々爆発的に拡大していた日本であったが、夢幻会の活躍によりそれは更に加速を見せた。
…加速させすぎた結果まともに休みを取ることも難しくなり現在は他派閥も引き込みながら自転車操業さながらのデスマーチに追われている。
・クラガリ
各地の翠石採掘トンネル及びそこで形成された裏社会の総称。
現役の採掘口、地下鉄また浅い階層などは一般人も出入りしており、それらより深いまたは横道に存在している一種のスラム。
浅い階層はまだしも深い階層や独自に形成された地下空間などには警察や軍の中々介入できず、ならず者の巣窟となっている。
都市伝説的な話であるが、人がいる場所はまだ浅い方でさらに深い場所には人の世とは異なる者たちが蠢いていると言う噂も後を絶たない。
・装脚車両
二足または四足など足で動く類の機械の総称。
元々は林業や鉱業のための山岳踏破用の機械であったが、翠石採掘ブームの折に一気に数が増し一般化した。
現在では高層化し階段の類が増えた都市部でも移動のための足や一種の娯楽機械の類として普及している。
発展の最中で鉱業支援のため鉱山や地下トンネルの中でも運用されていくようになり、小型化が進んでいる。
このため現役の鉱山内やゴロツキがたむろするクラガリ、更には輸出され海外でも使われるなど地上以外でも幅広く使われている。
・飛行艇
ケイバーライト機関を用いた飛行艦艇の総称。
夢幻会率いる日本政府の方針で軍民問わず幅広く使われており、昨今では海外の友好国にも貸し出し始めている。
因みにケイバーライト機関こと翠機関を使わない類は史実同様の飛行船と呼称されている。
量産が効き、飛行艇ほどではないがそこそこの輸送量があり、内陸にも飛んでいけることから日本勢力圏内では日本や友好国問わず幅広く運用され、飛行艇をハイ、飛行船をローとするインフラ網が構築されている。
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〇国家
・日本
史実より少々早くに外に漕ぎ出した歴史を持つ。
その後は幕藩体制を穏便に明治政府へ転換し、その後は日本大陸パワーと翠石の恩恵で瞬く間にアジア最大国家へ上り詰めた。
日清戦争、清国解体、水源戦争、日露戦争と1890年代の現代までに幾つもの争いに勝利しており、現在絶好調。
ライバルであったアルビオンが分裂、ロシアが東アジアから撤退したため正真正銘世界一の大国である。
反面急速に広がった勢力圏に対して四苦八苦しており、更に国内を軽視した結果クラガリの拡大とそれによる治安悪化に苦しんでいる。
夢幻会が政界を掌握したここ十数年で各種問題の解決、改善が進んでいるがまだまだ問題は山積みである。
・シナ海連合
東シナ海に面する地域+αから構成された連合国家。通称後明。
清帝国崩壊後に日本が制圧した地域が元となっている。
現代の区分で言えば山東、江蘇、浙江、福建、江西、安徽、河南、湖北、湖南で構成されている。
言葉を選ばなければ日本の傀儡国家であるが、朝鮮半島同様にインフラを中心とした投資が進んでおり、中々に開発が進んでいる。
中華地域では最も発展している地域であり、昨今では日本経済圏の少なくない割合を占めている。
浙江財閥を始めとする沿岸地域に根を張る各派閥、財閥が強い影響を持っており、別名上海帝国との呼び方も存在する。
後明呼びは完全に日本だけのマイナーネーム。
・多島商業連合
インドネシア諸島、ボルネオ島、両スンダ列島、フィリピン、マレー半島からなる多民族連合国家。
元々はナポレオンにボコされ東南アジアに逃れてきたオランダの亡命政府を当時の日本が保護したのが始まり。
ナポレオン戦争以降もアルビオンの拡大により次々にボコされた東南アジアに植民地を持つ欧州諸国の亡命政府が次々と逃げ込み、現在の連合国家へ落ち着いた。
このためオランダ、ポルトガル、スペインなどの国々に権益が未だ生きており、欧州の本国政府とは別の形で存続している。
亡命時に本国から持ち出した資産、そして日本からの投資もあり、連合国家ながらも東南アジア一帯の海上、空中流通の半分を有する巨大な商業国家、多島海経済圏へ成長した。
このため日本本土、インドに続くアジア圏第三位の巨大経済圏となっている。
旧欧州諸国植民地と当時の亡命政権及び現地の雑多な国々による連合国家のため、統一された強力な軍事力は持っておらず、平時はそれぞれの国が戦力を持ち、有事にこれらが連合艦隊、戦力として運用される。
このため近隣を囲むアルビオン植民地艦隊と比べれば決して強力とは言えない戦力だが、そこは連合設立時より日本の戦力を駐留させることでカバーしている。
現在の多島連合の戦力担保は実質駐留している日本の東南アジア艦隊と言っても過言でなない(多島連合は独力で飛行艇を保有していないのも戦力比が低い理由の一つ)
昨今は日本政府の飛行艇解禁製作により民生運用に限り旧式飛行艇が貸し出され始めており、高速化した流通によって更に経済活動が活発化している。
・大山脈共和国
北米ロッキー山脈沿いに領土を持つ日本の友好国。
バハカルフォルニア半島からアリゾナとコロラドの西部地域を通り、カナディアン・ロッキーまでの広い国土を持つ。
北米進出を加速させる欧州諸国への対抗策として当時の日本開拓団と現地先住民を連合させ結成された国家。
近年では北米争乱(史実の米国独立戦争)の残党も取り込んでおり、同紛争における戦訓やアルビオンの戦術、技術も取り入れている。
外国からは日本の傀儡国家と見られることが多いが、距離が距離なので割と独自性が高く、日本も傀儡ではなく友好国の一つとして扱っている。
アルビオンの脅威を強く感じている国であるため、積極的に軍拡に励んでおり、日本の駐留部隊に関しても度々増派することを求めている。
近年の日本ではこの国へ軍用飛行艇を供与すべきか否かの激論が交わされている。
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・朝鮮王国
朝鮮半島にある国。日清戦争の際に清国が敗れたため日本側へ下った。
以降は日本の衛星国として扱われているが、同日本からの投資も増えており、近年では中々の成長率を誇っている。
日露戦争の際には反日勢力によるロシアの傀儡政権が作られ、半島北部が戦場になるなどの被害を受けたが、同戦争では同国政府が日本側で参戦したことにより潔白を証明した。
戦場が満州や沿海州に移ってからも後方支援、治安維持を中心に役目を果たし、戦後の評価を繋げた。
19世紀末現在においても独立国であることを維持しており、史実より多少マシな情勢と言える。
・華北共和国
清国解体の際にロシアが満州、華北、ウイグルに設立した傀儡国家。
史実満州地域から北京や天津を含む河北に山西、陝西、甘粛、青海北部、ウイグル地域を合わせた中々広い国土を持つ国。
アルビオンと日本への対抗のために作られた防壁兼用の国であったが、ロシアからの投資は中々あったようで戦力に関しては割と豊富であった。
日露戦争の際にはロシア側に立って参戦。しかし日本の航空艦隊にボコされ、親玉のロシアも極東地域から叩き出される大敗北を喫する。
戦後はロシアが東アジアから撤退したため日本に権利が移ったが、敗戦による政治的な混乱によりウイグルを含む西部内陸地域の治安を喪失している。
このため現在の同国西部地域はアルビオン王国による工作員と現地独立派や匪賊と化した脱走兵とこれらに対応する日本、モンゴル連合の治安活動部隊となどによる混沌とした情勢が続いている。
・モンゴル
モンゴルである。史実では奪われていた内モンゴル自治区も領土に含まれているので中々デカい。
元々清国やロシアからの影響が強かったが、日清戦争、日露戦争で両国が敗退したため現在は日本の影響力が強い。
ロシアのアジア撤退後は紛争地帯と化した中華西部地域から匪賊や難民が殺到しており、日本と合同でこれらへの対処を行っている。
最近ではウイグル地域や甘粛地域をモンゴルが管理しないか?という声が日本と当の華北政府から打診されており、そんな余力はないと突っぱねている。
・南部連邦
清国分割の際にアルビオン王国が作り上げた傀儡国家。
チベット、青海西部、四川、雲南、重慶、貴州、広西、江東、海南を領土とする国家。
昨今伸張著しい日本への防壁兼東アジアの橋頭保であり、王国が分裂した現在ではインド、北米と並ぶ同王国の重要な資源、経済地域である。
アルビオン王国分裂前。元々はチベットの源流を用いた水源戦略で日本の影響圏である東南アジアを締め付けようとして確保された地域という側面を持ち、樹立後に実際チベット付近の水源の扱いを巡って水源戦争と呼ばれる争いが勃発。
アルビオン王国、南部連邦vs日本、東南アジア諸国による武力衝突に発展。
日アは規模こそ小規模であったが両国とも飛行艇や飛行船を動員。
史上初の空中艦隊戦が勃発。結果は痛み分けに終わったが、このことから日本侮りがたしの声がアルビオン王国で上がり、最終的に戦争は水源や河川を無暗に政治利用しない取り決めをし決着した。
この際南部連邦は戦場にもなっており、東南アジア諸国やシナ海連合ともぶつかっており、現在でも両国とはいささか険悪な仲である。
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・東南アジア諸国
インドシナ半島に存在する国々。
フランスが植民地化する前にアルビオンに飲まれたため、史実より多くの国が独立国として残っている。
アルビオンが伸張してきたため日本に保護を求めており、日本側もこれを承諾。
現在では大半の国が日本勢力圏に参加しており、タイや阮朝ベトナムと言った国に日本の駐留部隊が置かれている。
水源戦争の際には日本と共にアルビオン・南部連邦相手に戦い、飛行艇が無いながらも粘り強く戦った。
昨今では日本からの飛行艇貸出しの交渉も進んでおり、多島連合に続いて日本製飛行艇運用解禁地域になる見通しである。
・アルビオン王国
数年前まで日本のライバルであった国。現在は王国と共和国に分裂中。
分裂後の王国は本土の過半を共和国側に取られたが海外戦力及び海外領土の過半が王国側に付いたため、思ったよりは疲弊せずに済んでいる。
しかし資源や人材、更に経済圏を海外領土に強く依存するようになっており、戦力や資産の比重が年々アジアや北米に傾いている。
日本とは未だ睨みあう関係だが分裂前よりは多少険悪差は緩んでおり、特にアジア、太平洋地域では雪解けが進んでおり交易が活発化している。
反面北米領土では大山脈共和国との強い睨み合いが続いており、こちらの地域では雪解けはまだまだ先の出来事になりそうである。
・アルビオン共和国
アルビオンで起きた革命騒ぎの末にアルビオン本島の過半を領土として成立した国家。
いわゆるアルビオンの既得権益に反発した人々が樹立した国である。
アルビオン本土の過半を手中に収めた結果ケイバーライト資源に恵まれており、同資源とアルビオン王国への対抗を駆け引きとし欧州諸国や中南米諸国との関係性を深めている。
また一部のアフリカ植民地が王国ではなく共和国側についており、これらの地域からの人材や資源及び協力関係にある欧州諸国、友好関係にある中南米諸国との交易により共和国経済が支えられている。
王国とライバル関係にあった日本やロシアとも大体な外交的接近を進めている。
日本からはあくまでリップサービス以上のビジネス関係は築けていないが、昨今ロシアとの接近が著しいと言われている。
・ロシア
かつてはアルビオン、日本と競り合った大国。
しかしクリミア戦争の敗戦、それによるバルカン半島への介入失敗、そして日露戦争の敗戦により国威が大きく低下。
東アジアからは完全撤退し、バルカン半島からも引き気味なっているなど現状は芳しくない。
現在のロシアはオスマンに続いて斜陽と評価されても可笑しくない状態であるが、昨今はアルビオン共和国との関係構築、アジア、極東ロシアからの完全撤退による戦力、資本、人口の欧州への集中、そして対アルビオン王国意識の強い残存欧州諸国との連携を深めている。
そして改めてその矛先を分裂して弱ったアルビオン王国へ向け始めているなど中々しぶとい国。
・オスマン帝国
ザ・斜陽の帝国。しかし腐っても大国であるため斜陽と呼ばれ数十年。まだ倒れない。
クリミア戦争ではロシアへの嫌がらせとして日アから多大な支援が行われており、手酷い損害を対価としながらロシアへ勝利するなど戦果を挙げている。
この勝利で上がった国威を使いバルカン半島の手綱を引き直しており、引き続き続く日本やアルビオン王国との交流により昨今は徐々にだが国力を取り戻し始めている。
〇解説
・元ネタ
アニメ「プリンセス・プリンシパル」とアニメ映画「クラユカバ」「クラメルカガリ」のクロスオーバーを軸とした作品。
クラユカバなどが属する甲鉄傳紀シリーズの年代は元々技術の発展が停滞した2000年代だったりするが技術レベル的に丁度良かったので今回プリプリと共演させることにした。
またクラユカバ、クラメルカガリの製作にあたって設定が一新。
年代関係は明言されずぼかされるようになったので時代を明治に設定して今回のネタに取り込むことにした。
この他皇国の守護者、蒼海の世紀、パンプキンシザース、ゴールデンカムイあたりも世界観に組み込もうと考えたが、今回は一発ネタのため取りやめた。
年代的にここら辺のキャラが丁度良くて…
もしも続きを書くことがあれば上記の作品も改めて取り入れるかもしれない。
・戦争
日清、日露などが史実よりも早い時期に起こったことにしている。
これは日本の改革、開国時期を早めたためとプリプリ本編までに大きなイベントを消化しておきたかったため。
順番的にはクリミア戦争、日清戦争、清国解体、水源戦争、日露戦争と言った感じ。
清国解体に関しては日清戦争後に外交で更にポカした結果列強により解体されることになった出来事。
とは言えこの世界でこれに参加できた国は日本、アルビオン、ロシアのみなので三国分割というが正しいか。
この三国による分割後は新三國時代と呼ばれたとか呼ばれないとか。
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投下終了
この前見たクラユカバという映画が面白かったので記念に。
同じ世界観のクラメルカガリもいいぞ!
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乙です
ほうほう…面白そうですな
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投下乙でした。
ああ良いですねえ…弥栄堂の弁士さんの声で文章が再現されました。
因みにアメ屋の中の人は和装の監督を「レイヤーさんですか?」と挨拶したそうです。
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乙です。中々面白そうなシリーズが···
装脚車両は作業用と言う事は其処までの大きさは無さそうですかな?
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乙です。
>都市伝説的な話であるが、人がいる場所はまだ浅い方でさらに深い場所には人の世とは異なる者たちが蠢いていると言う噂も後を絶たない。
「貴公らが考えるより、『クラガリ』はずっと深く、妖々(ようよう)しい」
クラユカバ、いいですよね…。
>給与あり、旨い物あり、名誉あり、追加年金あり。「しかし休みはなし」
上手い!?ww
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感想返信です
>>992 ひゅうがさん
多分ですがひゅうがさんもお好きな世界かなと。
この作品作った人はかの有名なフラッシュ動画。装脚戦車の憂鬱の御仁ですので。
甲鉄傳紀シリーズはいいぞ!(ダイマ)
>>993 戦車の人さん
あの人の闊達な語り口を再現しようとしましたが、これがなかなか難しく(汗
プロとは凄いもんだと思いましたね。
監督さん和装似合うタイプだったんですねw
>>994 ナイ神父さん
有料ですがアマプラでも見れたはずですね。
アマプラforDアニメまたはDアニメ入っていれば両方とも無料で見れます。
装脚戦車はおっしゃる通りそんなにデカくないですねー
脚が高くて縦に幅があるタイプは一応デカいと言えなくないですが。
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>>995 モントゴメリーさん
いいよねクラユカバ…いい…
見付けた時には既に劇場公開が終わっており…
しかしアマプラで見れたのは僥倖でした。最近はサブスクで手軽に見れて良い時代になったもんだ。
本当はクラユカバ、クラメルカガリ単独でネタ作るつもりだったのですが、これ夢幻会入れても諸々の公害・治安その他改善するだけのお話になってしまいそうだったので、
プリプロの方とクロスしてもらいましたw
実は逢魔ヶパレヱドともきちんと世界観繋がっていたのは驚きましたねぇ。おっかない世界です(汗
>>休みはなし
働けど働けど楽にならず…
馬鹿正直に応募かけていると作中では好評だとかなんとか。
なお人手が来てくれるかは別な模様(無情)
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乙。うーん国家総デスマ状態・・
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>>998 Newさん
いきなり中国の1/3も渡されればこうもなろう!!
日本も大陸化してしまったので全国での治安維持コストが上がっている点もつらたん…
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>>1000なら弥栄堂さんの「クラ」シリーズの続編が出る!
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