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架空戦記系ネタの書き込み その156
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11.戦後夢幻会世界についての新規SSを投稿なさる際には議論の混乱を避けるためにひゅうが様・yukikaze様のルートがベースか否か、又はお二方とは異なるルートかを明記しましょう。
12.みんなで仲良く話しましょう。
※前スレ架空戦記系ネタの書き込み その155
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1745063713/
架空戦記系ネタの書き込み その154
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1743570439/
架空戦記系ネタの書き込み その153
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1742771819/
架空戦記系ネタの書き込み その152
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架空戦記系ネタの書き込み その151
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1741754995/
架空戦記系ネタの書き込み その150
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1740484287/
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>>789
リシュリュー級の38サンチ4連装砲塔でも2300トン近くありますからねえ。
42サンチオーバーとなると…大和型の砲塔レベルの重量かもしれません。
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>>791
1960年代建造だからある程度技術進化してるし
とりあえず10缶で3倍の21万馬力まで増やしたがまだアンダーパワーそう
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レピュブリック級修正案
レピュブリック級戦艦(1980年代改修まで)
全長:277.9m
全幅:37m
喫水:10.2m
基準排水量:3万8千トン
ボイラー:インドル型重油専焼ボイラー10缶
主機:蒸気タービン10機
推進機:スクリュープロペラ2軸
出力:約21万馬力以上(詳細国家機密)
速力:30ノット以上(詳細国家機密)
主砲:Mle.67 45口径42センチ4連装砲2基8門(前部集中配置)
副砲
Mle.64 100ミリ連装両用砲3基6門(後方集中配置)
↓
Mle.68-Ⅲ 100ミリ連装速射砲2基4門
対空砲
Mle.51 57ミリ連装機銃×6基
20ミリF2単装機銃×10基
ミサイル
マラフォン対潜ミサイル発射機×2基
マズルカ対空ミサイル発射機×4基
エグゾセ対艦ミサイル発射機×4基(後日装備)
クロタル対空ミサイル発射機×4基(後日装備)
SRADAL 6連装艦対空ミサイル発射機×2基(後日装備)
C4ISTAR:SEINT-1(後に2に更新)
搭載機:なし。ヘリパッドのみ。
同型艦:レピュブリック、パトリエ、リベルタ、(以下計画のみ)デモクラティ、ジュスティス、ヴェリテ
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ソ連の戦艦案は
1945年にスターリンが鈴木貫太郎とルーズベルトにモンタナと信濃見せられて戦艦欲しいとなる
↓
技術と戦後復興で無理となり、スターリン死後にフルシチョフの水上艦艇計画見直しで消える
↓
1962年のハイチ危機でモンタナ級オハイオとメイン、アイオワ級アイオワとニュージャージーにソ連が完全敗北してフルシチョフ失脚からのブレジネフが戦艦欲しいと要求
↓
ところがミサイル飽和攻撃でどうにかするぞという海軍のゴルシコフ派と対艦ミサイルを運用する陸軍と空軍と海軍航空隊VS海軍のクズネツォフ派と共産党と政府の間で対立が発生して大乱闘が勃発
↓
調停をぶん投げられた国防大臣マリノフスキー元帥が史実より早死に
↓
後任のグレチコもまとめられない
↓
軍需産業の専門家だったウスチノフが「折衷案でどうや」と提案
これ以上揉めるなら全員解任してシベリア送りにするぞというグレチコ必死の恫喝に全員折れる
↓
やっと計画案まとまる(66年の話)
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スターリン「戦艦欲しい絶対欲しい」
フルシチョフ「仕方ねえなあ海軍航空隊ミサイル強化路線に舵切ってるってのになに?無理じゃあスヴェンドルフ級強化でお茶濁すか」
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スターリン書記長に戦艦見せてるのが示威行為も込みとは言え対独戦の間の束の間の日米ソが融和ムードが続いていそうでリラックス出来ますね
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>>793-794
投下乙です。
フランスみたいにそれなりに海軍技術を蓄積してきた国ならまだしも、
陸軍大国が戦艦とか正規空母を欲しいって、絶対無理が出るんですよねえ…
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乙おフランスな戦艦がどう評価されることになるのか・・・
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>>795
この後やっぱり水上艦いるじゃんしかも戦艦クラスがになっちゃうんだからね…
>>796
最近調子乗ってるがこれに勝てるか?って意味も込めてるし、その後の会議でもことあるごとにちらつかせて恫喝
イギリスは対抗できる艦隊があるのでダメージは軽症
>>797
計画はまとまってもこれ建造できるかは別問題
ソ連くん海軍計画は夢見がちなので
なおこれでおそらくSLBM潜水艦と強襲揚陸潜水艦計画が潰れる
>>798
バランスがいいと取るか中途半端と取るか
少なくともミサイルを建造段階から組み込みこと前提に作ってるからモンタナ級とかと比べるとミサイルの運用は圧倒的に楽なんですよね
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>>797
アドミラル・クズネツォフは妥協と理想の間の傑作でしょうなあ。
アメリカからいくらかは技術を買えるシャルル・ド・ゴールでもあんな苦労だったが、
カタパルト無しで何とかしてみせた。
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>>799
戦略原潜計画をおじゃんにしてくれるのは有り難いですがね。
まあそれでも莫大な数のICBMを彼らは抱えていますが。
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>>801
最悪はSLBMないのに戦艦ものにできませんでした状態
なんかなりそう
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>>802
ありそうですねえ。
そこまであれこれごねるなら全計画凍結してICBMと野戦軍に注ぎ込むって。
ソ連はそのようなリソース集中を行っても強い、と言うか陸軍大国としては本来の姿ですし。
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そう言えば今更なんですがフランス海軍の新型戦艦、もしかして元ネタはこれでしょうか?
ttps://wikiwiki.jp/wobships/Republique
私はこのゲームを遊んだことがないのですが結構人気作ですよね。
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>>804
ですね
昔遊んでいたし
まあ実際案にする時には結局17インチ砲搭載艦ってコンセプトしか受け継がなかったですけど
真面目にこのゲーム日本では全く手に入らない外国の計画艦案しっかり調べてるから参考になる
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>>805
私は戦車の方を少し遊んだだけですが、よく調べてるなあ…と同じことを思い出しました。
ゲームサービスが続くにつれて完全な架空兵器のオンパレードになりましたが。
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ソ連戦艦案は今の所
・重装甲高速対艦ミサイル発射プラットフォーム
・主砲は17インチクラスだがあくまで自衛程度の最小限の9門から6門程度で射程も40キロ程度
・代わりにP-500対艦ミサイルを大量装備したスラヴァ級っぽい見た目
・装甲も妥協して対艦ミサイルとアイオワ級に対抗できる能力程度だがその分米艦隊の追撃を振り切れる高速力を重視
・メイン武器は対艦ミサイルでモンタナ級を殺し、アイオワ級相手には自衛できる程度
・艦隊防空すらも僚艦に任せる
・戦艦駆逐戦艦
といういわばモンタナ級を殺すための船
一芸特化だけど米艦隊的には足が速く、対艦ミサイルでは殺せず、アイオワ級では殺され、モンタナ級は追跡が難しい上に対艦ミサイルで攻撃されるという
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本当に大和型とモンタナ級が余程目ざわりだったんですねえ…
単純にモンタナ級を無力化するならP-500系列を山程搭載した駆逐艦、巡洋艦を揃える手もありますが。
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>>784
ほんとそれでした。<もう少し金があれば
あとはまあ「コンセプトを明確にしたが故に時代の変化に弱かった」というのも。
>>785
後知恵論で言えばそうですね<25センチ砲でバランス
社会主義連合もフランスも、防御については対20センチ砲までですので、対装甲艦用と割り切れば
まだバランスの取れた艦になっていたと思います。
まあ両勢力とも30センチクラスなのに、こっちはそれより小さい砲というのが受け入れられるかは別ですが。
ここら辺の反省を踏まえてできたのが、日本最後の汎用巡洋艦と言える富士型になる訳ですが
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>>808
ぶっちゃけソ連海軍も「大量の巡洋艦と駆逐艦、それに爆撃機と潜水艦に地上発射型対艦ミサイルの飽和攻撃が最適解。全世界に20隻もいないし」ってわかってたんですよ。
戦艦にハイチ危機で負けて面子丸潰れのソ連にとっては巡洋艦で妥協なんかしたら政治的に負けだった。
世論は「フルシチョフが大戦艦計画を潰したのが悪い!スターリンは先見の明があった!再び大戦艦を作ってアメリカに対抗するべきだ!」だし軍事をよくわかってないブレジネフも政治家たちも共産党もこれに乗っかった。
結果軍と政治家が死闘を繰り広げる大乱闘になってしまった。
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>>810
未だに大艦巨砲主義が外交として通用したからこそ、ソ連もただ合理性に走るわけにはゆかなくなったんでしたね…
西側陣営は20隻近く保有しているのに自国には1隻もない、というのもまた。
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>>811
「モンタナ級に対抗できる戦力」ではなく「戦艦」が欲しいですからね
SLBM100発よりも一隻の戦艦の方がわかりやすく世論受けがいい
しかもこの話をまとめられなかったので英雄マリノフスキー元帥が急死したという負目もある
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>>812
共産主義国家とて民意を完全に無視できるわけじゃないですからね。
蔑ろにした場合、ノルマを一見達成していてもサボタージュや横流しがもっと酷くなるでしょうし。
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>>813
しかもこれ作れば前任のフルシチョフ叩けるというおまけつき
ブレジネフにとっては政治的な旨みしかない
艦名は英雄都市からブレスト要塞、トゥーラ、スモレンスク、オデッサの4席にしようかなと
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>>814
政治ですねえ、何処の国でもそんなものですが。
直近ですとF-35の新型エンジン開発がロビイングポシャったのを思い出しました。
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36号計画戦艦「ブレスカヤ・クレポスツィ級戦艦」
基準排水量:6万5千トン
全長:289m
全幅:37m
喫水:12m
速力:35ノット
機関:TV-12-7型蒸気タービン8基
主機: KVN-98/69型ボイラー16缶
推進器:スクリュープロペラ4軸
出力:約30万馬力
主砲:17インチ(43.18センチ)三連装砲3基9門
対空砲
AK-630 30ミリCIWS×6
ミサイル
P-500BバザーリトB対艦ミサイル連装発射機×16基
4K33 対空ミサイル発射器×2
C4ISR:アッレヤ-2
艦載機:Ka-25×3機(最大5機)
同型艦:ブレスカヤ・クレポスツィ、トゥーラ、スモレンスク、オデッサ
雑なソ連戦艦案
見ての通り、対艦ミサイルを運用する以外の機能は最小限という
後サイズの割にやや排水量が少ないのは装甲が薄いから
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>>816
乙です。
排水量は大和と同格で主砲は一回り小さく、機関出力は高いか。
もしかして大型艦の造船技術は1940年の大日本帝国にも追いつけてるか微妙?
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そりや、第一次で建造中止して、ワシントン軍縮で禁止されたらなあ
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>>817
そんな感じ
ソ連海軍って妙に排水量がデカい船が多い
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その分ロケットがん積で日米帝国主義者に対抗するんだろう(ソ連海軍書き文字)
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ちなみに皇国世界で、ガンギマリの表情で皇国海軍が作った次世代型汎用
巡洋艦がこちらになります。
これ、最終的には16隻作る予定だったんだよなあ。
海軍が空軍に目に物言わせるために開発した誘導弾搭載できる適当な船体
がこいつしかなかったので、設計を流用して作った誘導弾搭載防空巡洋艦
『愛宕』型を優先したので8隻で終了したけど。
富士型重巡洋艦
常備排水量 18,800 t
満載排水量 22,000 t
全長 220.0m
最大幅 25.6m
吃水 7.6m
主缶 ロ号艦本式重油専焼缶 6基
主機 技本式オール・ギヤード・タービン 4基4軸
出力 132,000hp
最大速力 33ノット
航続距離 18ノット/8,000海里
乗員 1,600名
兵装 55口径20.5cm3連装砲 4基
50口径12cm連装両用砲 6基
60口径40mm4連装機関砲 8基
装甲 舷側 150mm(傾斜20度)
甲鈑 80mm(中甲板)
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乙
ドレッドノートよりデカい「汎用」巡洋艦かあ。
撃ちあったらどうなるだろうか。
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>>821
乙です。
>常備排水量 18,800 t
……おかしいな?ラサール級とほとんど変わらないぞ??(絶句)
(ラサール級は 常備排水量:1万9800トン)
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>>822
命中率が段違いなので、ドレッドノートが撃ち負ける。
ちなみにこいつが20センチ砲になっているの、長門型の影響もあるけど
陸軍へのアピールもあるんですよねえ。
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>>823
妙高型の失敗で、皇国海軍が行き着いた回答ですねえ。
要は「徹底的に汎用性を追求する」
装甲艦に撃ち負ける? 当たらなければどうということはない。
鉄の暴風で敵のFCS叩き潰せば、海に浮かんでいる箱に過ぎない。
逆に、あらゆる戦域で使える艦こそが望ましいという、ある種狂気じみた
開き直りなんですよねえ。
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よっぽど妙高型がトラウマだったんだな・・・
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>>826
そりゃ鳴り物入りで導入した装甲艦が、高価なお荷物と化していれば・・・
無論、海軍は対外的には「敵の喉笛を食いちぎる虎」とか宣伝していますけど
運用には本気で苦労しとりましたし。
なまじ造船技術力が上がって、無茶な要求もクリアできる実力があったのが
裏目に出ました。
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>>827
これを16隻建造予定とは、マジでガンギマっている……。
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ある意味和製デモイン級か、でも砲塔一つ多いな
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アメリカ夢幻会世界のフランス戦艦ネタ
レピュブリック級戦艦(1980年代改修まで)
全長:277.9m
全幅:37m
喫水:10.2m
基準排水量:6万8千トン
ボイラー:インドル型重油専焼ボイラー10缶
主機:蒸気タービン10機
推進機:スクリュープロペラ2軸
出力:約40万馬力以上(詳細国家機密)
速力:30ノット以上(詳細国家機密)
主砲:Mle.67 45口径42センチ4連装砲2基8門(前部集中配置)
副砲
Mle.64 100ミリ連装両用砲3基6門(後方集中配置)
↓
Mle.68-Ⅲ 100ミリ連装速射砲2基4門
対空砲
Mle.51 57ミリ連装機銃×6基
20ミリF2単装機銃×10基
ミサイル
マラフォン対潜ミサイル発射機×2基
マズルカ対空ミサイル発射機×4基
エグゾセ対艦ミサイル発射機×4基(後日装備)
クロタル対空ミサイル発射機×4基(後日装備)
SRADAL 6連装艦対空ミサイル発射機×2基(後日装備)
C4ISTAR:SEINT-1(後に2に更新)
搭載機:なし。ヘリパッドのみ。
同型艦:レピュブリック、パトリエ、リベルタ、(以下計画のみ)デモクラティ、ジュスティス、ヴェリテ
レピュブリック級戦艦はフランス史上最大の戦艦で現状最後の戦艦である。
その特徴はダンケルク級から踏襲した前方集中配置と4連装砲である。
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(概要)
1958年、シャルル・ド・ゴールは新しい憲法を制定しアルジェリア独立戦争で混乱するフランス第四共和政から第五共和政へと移行した。
ド・ゴールはフランスの独自防衛を主張して核兵器などの開発強化を命令した。
フランスはあらゆる兵器の独自開発へ進みその中にリシュリュー級代艦が存在した。
当時フランスが保有していた戦艦はリシュリュー級2隻だけだった。
しかしそれでは数が圧倒的に足りず、その上性能でも近隣のイギリスやアメリカに劣っていた。
最低でも16インチクラス戦艦が必要であると考えたド・ゴールは新型戦艦に16インチ以上の主砲を装備する事を命じた。
時代的にフランスは戦後復興とベビーブームが合わさって急激な経済成長を続けてこのような大戦艦を作る経済的な余裕が生まれつつあった。
そうしてなんと一挙6隻の建造予定が組まれたのがレピュブリック級戦艦である。
大西洋、地中海、そして太平洋にそれぞれ2隻ずつ配備するという意欲的な計画であった。
まあ当然のことながら、上手くいかなかった。
当然のことながらお金がかかりすぎた。
というか太平洋に至ってはどこで整備するんだよとツッコミを入れられる始末。
核兵器も作るのだから、予算も何もかも足りないと言われ最終的には3隻にまで削減された。
最終的に3隻にまで減らされながらも計画は1960年には設計が開始、63年に設計が完了して翌年1番艦レピュブリックと2番艦パトリエがそれぞれブレスト造兵廠とアトランティーク造船所に発注された。
クレマンソーとフォッシュが完成して空いたドッグで起工、それぞれ建造された。
レピュブリックは1970年、パトリエは1972年、リベルタは1973年に完成して就役。
1980年代に一度大規模改修が実施され、さらに2000年代にももう一度改修が実施されている。
(構造)
最大の特徴は砲塔の前方集中配置である。
これは前方に集中配置することでバイタルパートの装甲使用量を減らしてコストを低減するという面とバイタルパートの縮小という側面の二つがあった。
この点から分かる通りこの戦艦の特徴とも言えるものが「低コスト化」である。
これはいくら余裕が生まれたとはいえやはり財布的に厳しいという事情、さらにフランス海軍が地中海と大西洋に面してさらに太平洋にも戦力を必要としていたからである。
そのため最低で6隻が必要であると考えそのために低コスト化が志向された。
結局建造は3隻で終わったがそれでも低コスト化の志向は各部に及んでいる。
まず工法からして当時、このサイズの船に使うのには珍しいブロック工法を採用している。
さらに各部を徹底的に低コスト化しており、装甲部以外の非構造材は民間グレードの通常鋼板を使用している。
低コスト化の余波として面白いのがこのクラスの戦艦としては唯一搭載機を持っていない点である。
ヘリパッドのみが艦尾に設置されているだけである。
構造上は前方集中配置のため他級よりも航空艤装に向いているがこの船ではコストカットのためにヘリパッドだけとなった。
低コスト化を志向している一方で性能面では当時のフランスの技術の遂が集められている。
艦首は当然バルバスバウであり、当時のフランスでは最も性能の良い実用型コンピュータを搭載、煙突はリシュリュー級などと同じMACを採用、レーダーは最新の米国製のライセンス生産品、複層式の装甲の間にはかつてアルザス級に使用予定であったエボナイトムースの改良型を搭載。
軽量化のために艦上部にはアルミ合金を採用するなど意欲的な面も存在していた。
さらに機関ではボイラー10缶最大40万馬力の極めて強力な蒸気タービンエンジンを搭載している。
これは当時フランスはおろかアメリカの空母よりもさらにハイパワーなエンジンであった。
そのため初期は故障が頻発したが、エンジン改良などによって改善している。
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(主砲)
主砲は新造の42センチ砲を使用している。
この砲自体は堅実な設計で初期不良も少なく、精度も良く評判は良かったが砲塔が特殊であった。
連装砲塔を横に連結した4連装砲塔2基に搭載されている。モンタナ級などと比べると特殊な設計であるがフランス的にはダンケルク級以来の設計でむしろ慣れたものであった。
技術的には全て無難な設計で固定角度で装填を行い、半自動装填式、砲塔回転も保守的な水圧式を採用するなど保守的であった。
射程はおよそ38キロ以上と言われているが詳細は国家機密としている。
一応リーク情報では2025年現在最新のロケットアシスト弾を使用すると100キロ以上を発揮可能と言われている。
(その他武装)
主砲に関しては42センチ砲を新規に用意したがそれ以外の武装に関しては低コストを意識している。
特に副砲は艦尾に最小限の3基設置されたMle.64 100ミリ連装両用砲を装備しているだけである。
機関砲にはMle.51 57ミリ機関砲を6基搭載している。
砲火力はこれに追加で近接戦闘用の20ミリ機関砲があるだけである。
それに比べて強化されていたのがミサイルである。
マラフォン対潜ミサイルが2基、マズルカミサイル発射器が4基、さらにのちにエグゾセミサイル発射器が4基とクロダル対空ミサイルが搭載されている。
(運用)
1970年代に3隻全艦が就役するとフランスの強力な武器として世界中で使用された。
レバノン紛争介入時には主力戦艦として常時砲弾の雨を降らせ続け、反政府勢力からは「地中海の悪夢」と呼ばれた。
第五次中東戦争では、アメリカとは別路線の通商路保護作戦を実施。
1980年にはレピュブリックがシドラ湾に突入してリビア軍を攻撃している。
これは突然のフランスの軍事介入であったため現在でもなぜ攻撃が実施されたかは議論があるが一説にはその年起きたイタビア航空機の墜落と関係していると言われている。
冷戦終結以降の主な軍事行動としては1990年代にアルジェリア内戦が発生した際、現地フランス系住人保護のために3隻がローテーションを組んで派遣された。
戦艦の示威効果は強く、反政府組織の活動が萎縮したほどである。
21世紀に入ってからは出動することはあまりなく、せいぜいが2021年以降にレバノンの政情不安に伴いレバノン方面の治安維持作戦に出動が検討された程度である。
現在でも「フランスの旗艦」として3隻はフランス海軍の花形として現役である。
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以上です。
戦艦なのに財布事情が厳しいから低コスト化志向という変わった船
技術面ではかなり保守的
前部集中配置で本来はミサイルとかに対応しやすいんだけどね
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乙です。
史実でもプレゼンス維持のためにクレマンソー級2隻維持してますが、
示威効果なら戦艦の方がいいかもしれませんね。
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投下乙でした。
総じて手堅い戦艦、パワープレゼンスに割り切った戦艦だなあと思いました。
しかし総出力40万馬力とは凄いですね。後々のC4Iや誘導武器追加に十分発電量に余裕があり、
なおかつ足の速さも頷けます…
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乙
これだけ低コストを意識したお陰でお金ない中3隻運用できたんだろう
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>>834
空母・核兵器・戦艦でフランスのプレゼンス維持用が本質の戦艦ですからね
空母よりもわかりやすく脅威という意味では使い勝手がいい
>>835
パワーはかなり余裕あるように作ってるあたりフランスの意地です
機関はクレマンソー級の発展系、艦内構造はリシュリュー級とアルザス級、武装はリシュリュー級の発展系と低コスト化のために手堅くまとめてます
ただし欠点が艦上構造物をアルミ合金で作ったせいで火災に弱い
1980年代にはフォークランド紛争とベルナップの事故でアルミ合金の問題が発覚したので上部構造物を作り直してる
>>836
これに空母2隻と核兵器でかなり軍事予算カツカツのフランス
なので68年の暴動の遠因になってしまう
「戦艦よりミルクを」をスローガンに使われてしまう
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1968年の5月危機は軍備拡張路線と経済成長の結果発生した格差拡大とそれにうまく対処できない政府という背景があった中に学生運動が発生、それに呼応して大規模ゼネストが発生し大混乱になった感じかな。
国会解散による選挙でなんとか収めたが、翌年再び軍事費拡大とそれによりインフレが問題視されてド・ゴール辞任。
この騒動がきっかけでフランスは再度独自の軍事路線見直しを迫られる。
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>>837
空母も作るんですか…
貴重な輸出品の戦車や戦闘機作る金もう無いのでは…
戦艦も空母も要素技術買う国も中々無いだろうし。
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>>839
実はレピュブリック級はクレマンソー級の次に作った大型フランス艦艇なので空母は既にある
ただし問題がクレマンソー級維持しながらレピュブリック級を作り一緒に核実験もして…とやってたせいで実体経済以上に軍事費拡張してしまいとうとう68年に大暴動とゼネスト、69年には金インフレと経済の混乱が立て続けに発生してド・ゴールは辞任します
なお直後、大規模スパイ騒動も発生、フランス経済は混乱を突かれてドル・円に食われる
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>>840
日米の経済植民地になってしまったのかフランスw
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>>840
軍拡もそうですがフランスは確かソ連にジェットエンジン技術、対戦車ミサイル技術なども売り渡してましたね。
国内からは生活苦を突き上げられ日米からは背信行為の批判を受け…経済植民地で済んだだけ御の字じゃないでしょうか。
後、確かこの後にしぶとく輸出大国として経済復興を遂げていたような。
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>>842
スネクマはGE傘下、ルノーは日産が買収、経済自由化政策突きつけられて…となかなか苦難の70年代
なおこの後ジスカール・デスタン大統領がボガサに買収されてたこともバレる
スパイ規制も強制させられるし、フランスに逃げてた各国革命家が片っ端から摘発される
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ここから頑張って輸出大国になれたのはフランスのプライドと積み重ねって感じ
NATOに土下座して70年代後半に再加盟、EU結成も英独伊ベルギー主導になっちゃう
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>>843-844
想像以上に共産圏に浸透されていたんですねえ。
むしろ企業合併や経済自由化で済んだのが御の字かもしれません、国軍統帥権も無事ですし。
NATO加盟と経済復興を果たしたのは腐っても大国の意地ですね。
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>>845
皮肉なことに経済自由化強制させられた結果、この後経済だけはずっと絶好調という
なんだかんだカルロス・ザ・ジャッカルを早めに逮捕できてたり、日本赤軍摘発にも貢献したりテロ組織壊滅に役立つフランス
デスタン大統領がボガサに買収されてたのは史実
これで中央アフリカ帝国なんて馬鹿な物が生まれてた
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>>846
そう言えばアフリカにも頭突っ込んでましたものね、フランス。
塞翁が馬というか経済自由化で本来のポテンシャルを奇しくも発揮できたのか…
あそこ、ルノーとかプジョーみたいに自動車産業も盛んですし、農業大国でもありますしね。
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戦後憂鬱読み返して思ったけど、昔国士館と朝鮮学校がバチバチにやりあっていたけど
それもなくなってんだよなあ…というかツッパリ文化とか即潰されそうだな
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フランス君は宇宙開発も日米ソに負けるなと推進しようとしたけど失敗したんやろうな
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>>828
これに防空巡洋艦の新高型もありますからね。
球磨型と阿賀野型を富士型ですべて置き換えて、さらに新高型で補完というのが海軍の計画。
まあ新高型が防御面で弱かったので「防御力が強い対空巡洋艦が必要」という意見が出て、そんで自重を捨てたのが愛宕型。
>>829
デモインの自動砲塔割とコストが高くて、これはボルチモアと同じ砲塔を4基にしています。
実はこの艦型、アメリカ海軍で計画されていた奴なんですよねえ・・・
>>830
乙です。おフランス頑張るなあ・・・
>>848
朝鮮戦争でバカやったせいで「日本に帰化するかそうでなければ半島への強制送還」でしたから。
朝鮮戦争で武威を見せた分、アメリカも日本に配慮せざるを得ず、いわゆる在日特権もない状態。
世界で一番半島に厳しいのが日本と満州と言われとる状態ですからねえ・・・
ツッパリ文化は、戦前戦後の愚連隊やら何やらもあって、生き残りはすると思います。
ただ、ヤンキー文化とかは、学生運動世代の面々潰すのと併せて潰される(あれいうなれば究極の自己中だし)
可能性は高いかもなあ・・・
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>>850
ツッパリ、というより蛮カラかもしれませんな
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>>848
代わりにバンカラ文化が命脈を保つも太陽族等の勃興と台頭でマイノリティ落ちし、其に引っ張られる格好で義務教育だけで社会に出た地方低学歴層のスタイルと化すのでは
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遅れてしまいましたがyukikaze様投下乙でした。
富士型…デモインの拡大改良型ですよね、全ての次元で戦える文字通り汎用巡洋艦。
もしも仮にですが米英などの海軍力拡大や再建が促進された場合、本当に16ハイ揃いそうなのが怖いところです。
8ハイでも仏帝を含め他国海軍には十分脅威でしょうが。
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>>851
弾圧すればするほど生き残るというか、育ちのいい連中が
変に被れたりしますからねえ「籠の中の小鳥の自分可哀そう」とかいって。
実際には恵まれた存在の我儘でしかないのですが。
>>853
まあ妙高型と変わらない排水量でなんでこれにしたのと言われたりもするのですが
最終的には実績で黙らせたりしています。
この20.5センチ砲12門の弾量は陸軍や海兵隊からも絶賛されており、最終的には
戦艦や他の巡洋艦が退役する中で、富士型と愛宕型は生き残りが許されることに。
まあ適当な艦艇がいなかったのと、60口径20.5センチ単装自動砲が高コストで導入
出来なかったせいで、こいつら90年代にならないと退役許されなかったのですが。
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>>854
認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものは
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>>854
船型として既に実績があるものを、運用経験から改良して流用するのは間違いじゃないですしね。
そうか。この世界はヤーポンを導入する必要がないから主砲が20.5センチなんだ…
単装自動砲はMk71オマージュですかね。あれ40基で7億ドル以上したって言いますしねえ。
こいつがそれこそ水平射撃出来る距離まで近づいて、直協砲撃を行ってくれるのは確かに頼もしいです。
>「籠の中の小鳥の自分可哀そう」
知人に獣医さんと保護猫ボランティアの人がいるんですが、彼らはこの手の空論を本当に嫌ってます。
一番動物保護を阻害する連中であるとさえ。
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>>855
若さ故というよりも「想像力と責任感の欠如」なんですよねえ。
いやまあ親がどうしようもないレベルの毒親ってパターンもあるんですが、
ちなみに育ちのいい連中が本物の極道に落ちた場合は、一番アカン存在に
なるんですわ。まずシャレにならんレベルで冷酷非情な存在になる。
>>856
船体が大きい分、誘導弾搭載の改装の余裕があったのも大きいです。
皇国海軍の誘導弾が大きさはテリアミサイルでビームライディング誘導で
あったため、弾庫に余裕ができたというのもあるのですが。
富士型は最終的に砲塔1つ外してミサイル発射管にしていますが、それでも
対地攻撃では信頼されており、陸軍や海兵隊からも「頼むから現役でいてくれ」
と援護射撃受けるほどでした。
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>>857
因みに誘導弾搭載は第二次大戦後の近代化改装時<富士型
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>>857
こわいですなぁ…
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>>857-858
SARHに誘導システムが進化するまでは、射程も誘導精度も余り高いものではなく、
搭載弾薬数がより切実だったんですね<テリア
多分戦艦も最新最強の奴以外は予備役でしょうし、それだけの大型戦艦を容易に地域紛争などに投入できず、
だからこそ富士型が陸軍と海兵隊の守護神だった…みたいな感じですかね。
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たしか史実アメリカは重巡クラス用にはタロス・システムを当ててましたが、
コスパ的にボツになったのか最初から洗練してテリアで十分だったのかな。
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>>859
ちなみにこれの有名処が誰かというと三国志の袁紹。
従兄弟の袁術は「なんちゃってヤンキー」で、ある種のファッションでしたが
袁紹はガチの『侠』になっています。
三国志演義では「名門意識の高い優柔不断なバカ」扱いですが、正史基準だと
「自分以外一切信じない徹底的に冷酷非情な独裁者」です。あの人。
>>860
流石に40年代後半ではセミ・アクティブ方式は困難かなあと。
なので「弾数多くて確実にブッパできる」誘導弾方式にしています。
戦艦は長門型以外は退役・解体。長門型も予備艦扱いなので、
気軽に地域紛争に行かせられる富士型が重宝されとります。
>>861
ラムジェットエンジンとか開発に時間とコスト掛かるので最初から没でした。
空軍が最新鋭爆撃機を開発しとりましたので、こいつを確実に撃墜できる兵器を
搭載して、海軍優位にするという頭痛い理由でもありましたが。
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アメリカ夢幻会の設定生やす時に1970年代ぐらいまでの艦対空ミサイルや対空砲は本当にわかんない感じだったな…
どういうふうに棲み分けてたのかとか
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今でこそシーラムは揺るぎない存在ですが、
その前は打ちっ放しIRミサイル計画のチャパラルは台湾くらいしか採用されず。
どこも指令・ビームライダー・SARHと方式は違えど艦からの誘導ありきでしたなあ。
ソ連は60年代に赤外線コントラスト式で正面にも撃てるIRSAM実用化してるのに。
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マルクスしかり学生運動の中心って苦学生でもボンビ家庭でもなく恵まれた家庭育ちだしなあ
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>>862
SARHは本当に半導体素子技術が進まないと難しいですかね、集積回路レベルの。
やはりそうなりますよね。海軍予算は有限でしかも熱核兵器まで委託されてるんですから。
あの鼻息荒い空軍に任せるよりマシなんですが…ええ。
>>864
初期のRAMは二色赤外線シーカーとパッシブレーダーホーミングでしたが、
先の発射した誘導弾を追うミスが頻発したんですよね。
短SAM改も光波弾と電波弾で二重化してますし、後者は何気に国産初のARHミサイルでした。
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>>862
こわやこわや…
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フランス戦艦ネタやったので次はソ連戦艦ネタ
36号計画戦艦「ブレスカヤ・クレポスツィ級戦艦」
基準排水量:6万5千トン
全長:289m
全幅:37m
喫水:12m
速力:35ノット
機関:TV-12-7型蒸気タービン8基
主機: KVN-98/69型ボイラー16缶
推進器:スクリュープロペラ4軸
出力:約40万馬力
主砲:17インチ(43.18センチ)三連装砲3基9門
対空砲
AK-630 30ミリCIWS×6
ミサイル
P-500BバザーリトB対艦ミサイル連装発射機×16基
4K33 対空ミサイル発射器×2
C4ISR:アッレヤ-2
艦載機:Ka-25×3機(最大5機)
同型艦:ブレスカヤ・クレポスツィ、トゥーラ、スモレンスク、オデッサ
ソ連海軍が最後に建造した戦艦でありロシア海軍史上最大の艦艇がこの36号計画艦である。
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(建造まで)
建造計画の始まりは1945年、スターリンが大連会談で日本が大和型信濃を、アメリカがモンタナ級モンタナをスターリンに満遍の笑みで紹介した事から始まる。
20世紀最悪の独裁者に鈴木貫太郎とルーズベルトは自慢の大戦艦を紹介し、暗に「ソ連海軍など大したものではない。ナチスを破ったなどと思い上がるな。」と伝えた。
大連港に停泊したモンタナ上での会談にスターリンは完全な敗北を感じた。
どれだけ強力なソ連軍を有していてもこの戦艦群の前には海岸に出てきただけで滅多撃ちされて壊滅するのは確実。
ソ連海軍の艦艇を束になって投じても傷一つつけられずに全滅するのは必至、もしも戦争になればこれら戦艦は容易にソ連の沿岸防衛網を突破してウラジオストクやセヴァストポリやレニングラードやムルマンスクを火の海にできる。
ソ連がアメリカに対抗するには「モンタナ級を阻止可能な戦艦」が必要だと痛感した。
そして帰国するなり、海軍総司令官クズネツォフ提督を呼び出してモンタナ級に対抗可能な戦艦の計画を命令した。
ソ連の船舶設計局、さらにバルチックワークスは、モンタナ級に対抗可能な戦艦を検討し始めたが、あっという間に手詰まりになった。
なにせ18インチ搭載艦であるモンタナ級に対抗するには最低で同格の18インチ、ソ連の艦砲製造技術では20インチ砲程度がなければ対抗不能というのが彼らソ連最高の船舶技術者の結論だった。
そしてそもそも18インチ砲の製造技術からしてないのでどう頑張っても10年必要というのが彼らの結論だった。
そして独ソ戦という人類史上最大最悪の戦争を終えたばかりのソ連にこんな大戦艦を作る余裕など存在しなかった。
無い袖を振る余裕などないという事はスターリンも重々承知していた。
結果、この案は23号計画艦、24号計画艦共々終了させられた。
その後、潜水艦の目覚ましい発達や戦後復興、スターリンの死に伴う大型艦艇計画の見直しなどが進み、このスターリンの大戦艦計画など誰もが忘れかけた1962年、ソ連は戦艦の威力を痛感する出来事に遭遇した。
そう、ハイチ危機である。
米海軍はハイチに建設されつつあったミサイル基地の建設阻止を図るため洋上封鎖に打って出るが、その際バルト海の出入り口で既に戦艦オハイオとアイオワが網を張り、ハイチに近づけばニュージャージーとメインが待ち構えていた。
ソ連の輸送船とその護衛艦艇はこれら艦艇に全く対抗できなかった。
当時ソ連は核魚雷を実用化できておらず、潜水艦ですらこれら艦艇の撃沈は極めて難しかった。
そのためハイチ危機はソ連の完全敗北として終了した。
ソ連海軍は戦艦の威力を思い出し、そして再び大戦艦建造に動いた。
皮肉なことに20年かけてソ連はなんとか42センチ砲ぐらいなら作れそうだというところまで技術が進化していた。
ハイチ危機で完全敗北したフルシチョフに対して反フルシチョフ派はフルシチョフが水上艦艇整備計画を潰した事が敗北に繋がったと非難。
1964年にフルシチョフが失脚すると、後任のブレジネフは海軍に再び大戦艦を建造するように命令した。
このブレジネフははっきり言って軍事面では完全に素人で無能であった。
当時ソ連海軍は戦艦よりも戦艦キラーとなる対艦ミサイル(後のP-500バサーリト対艦ミサイルとP-700グラニート対艦ミサイルなど)の開発を進めていた。
これを飽和攻撃すればモンタナ級も排除可能、西側の戦艦はトータルで18隻程度で対艦ミサイルを装備した原潜と水上艦を大量に用意したらなんとか飽和攻撃で潰せそうだと試算していたところにこの戦艦建造計画が割り込んだ。
当然設計局は大混乱に陥ったし、海軍も戦艦建造派とミサイル飽和攻撃派で分裂した。前者はフルシチョフに解任されたクズネツォフ派、後者はフルシチョフに任命されたゴルシコフ派と潜水艦閥であった。
さらに後者に空軍と海軍航空隊と陸軍が乗っかり(これらはそれぞれ対艦ミサイルを運用して一緒になって戦艦を飽和攻撃で潰すという役割を担うことで一致していた)、一方前者には共産党と政府が乗っかった(彼らは戦艦という分かりやすい強大な駒が欲しかった。市民の世論でも戦艦がないからハイチ危機で負けたのだという声が主流であった)。
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この大乱闘は調停を投げられた国防大臣のマリノフスキー元帥が最終的にストレスによる心臓病と糖尿病で65年に史実よりも早死にしてしまうほどの騒ぎとなった。
マリノフスキーの後任になったグレチコも収集に難儀し、ブレジネフに辞任を求めるほどにまでなってしまった。
これを収めたのが後に国防大臣となる副首相のウスチノフであった。
彼は折衷案として「戦艦ながらミサイルを主武装とする艦艇」を提案した。
元々軍需産業の専門家であった彼は残念ながら今のソ連には両方を建造できる余裕などない事をよく知っていた。
ならばいっその事、ミサイル艦艇としても戦艦としても運用可能なものを用意して矛を収めてもらおうとした。
そしてこの案にこれ以上騒げば全員シベリアに流刑にするぞというグレチコ必死の恫喝に折れた両派閥は納得した。
こうしてなんとか1966年に計画がまとまり、1970年に設計案がまとまった事で4隻の建造が決定した。
これは北海艦隊、バルト海艦隊、黒海艦隊、そして太平洋艦隊に一隻ずつというものである。
なお艦名に関しては「ソヴィエツキー・ソユーズは縁起が悪く万が一沈んだ時にどうするんだ」と言われたため完全新規となる英雄都市からブレスカヤ・クレポスツィ(ブレスト要塞)、トゥーラ、スモレンスク、オデッサが選ばれている。
(構造)
構造は船首から
クリッパーバウ(耐氷構造)
第一砲塔
1段上がって第二砲塔
1段上がって対空ミサイル発射機
艦橋
マスト
煙突
マスト
後部艦橋
1段下がってP-500対艦ミサイル発射機
1段下がって3番砲塔
格納庫
1段下がってヘリ甲板
艦尾
となっている。
この艦最大の特徴は第二砲塔横から艦上構造物を両側から挟むように大量に林立した対艦ミサイルである。
この艦には建造当初文字通り最新型で試作中であったP-500BバザーリトB対艦ミサイルを大量に装備している。
連装発射機を片舷7基、両舷14基、さらに後部艦橋前にも2基の計16基装備している。
この艦の本質はこの対艦ミサイルである。
ウスチノフの妥協案を基に設計者たちはこの船の戦略的価値を「戦艦キラー戦艦」とした。
P-500BバザーリトBはP-500の派生型で貫通能力を向上させた徹甲弾でモンタナ級の側面を貫通する能力を有している。
これを運用し、最大射程250キロの彼方からスラヴァ級巡洋艦や原潜などと共に一斉に発射してモンタナ級戦艦を駆逐することのみを念頭に設計した。
そのため主砲すらも戦艦でありながら最小限である。
主砲は最終的には17インチ三連装砲3基9門のみ、その17インチ砲も射程は40キロ前後とあまり長射程を求めていない。
さらに装甲面でもモンタナ級と比較すると対16インチ装甲程度の厚さで妥協されている。
これは冶金技術の向上とこの艦は接近しての砲撃戦自体を想定せずあくまで対艦ミサイルとアイオワ級の攻撃を防げる程度の装甲に妥協している。
そして同様に対空武装も最小限のCIWSと個艦防空用の短SAMのみという割り切りである。
そのためこの船は防空を提供する護衛艦と一緒の作戦行動を前提に作られている。
一方でその分速力に重点が置かれている。
最大35ノット以上を発揮可能で、これはこのクラスの戦艦としては最速である。
この速力でアイオワ級などの追跡を振り切り有利な位置を占めるとミサイル攻撃を行い離脱するというのが基本的な運用思想である。
そのためこの艦は戦艦でありながら最後の巡洋戦艦とも言われる。
艦載機としてはカモフKa-52を3機搭載するが、これは最小限で最大で5機の運用が可能なようになっている。
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(建造)
4隻の建造にはニコラーエフの第444工場(オデッサ)、セヴェロドヴィンスクの第402工廠(ブレフスカヤ・クレポスツィ、スモレンスク)、レニングラードの第183工場(トゥーラ)が割り当てられた。
(運用)
1番艦ブレスカヤ・クレポスツィは1977年に就役し、北方艦隊に所属、1979年のオケアン演習に参加した。
1982年には就役したてのオデッサ、トゥーラと共にシールド82演習に参加している。
1978年に2番艦トゥーラとスモレンスク、最後に80年にオデッサが就役した。
ブレスカヤ・クレポスツィ級は1980年前後に4隻が就役すると西側に大きな脅威となった。
偶然にも各国の戦艦が改修のために入渠する時期に就役したため一時的に対抗できる戦力が不足する事態になった。
さらに対艦ミサイルの飽和攻撃自体も極めて脅威であり、イージス艦の整備が急速に進んだ。
1980年代にはブレスカヤ・クレポスツィ級戦艦、キエフ級空母、キーロフ級ミサイル巡洋艦は西側海軍にとっては水上艦艇としては最も目障りであった。
一般ウケという面でもいるかどうかもわからない潜水艦よりも目に見えて脅威を感じる戦艦の方がよかった。
西側でも東側でもソ連海軍の象徴として持て囃される、或いは脅えられる存在であった。
その象徴的な事件が1983年の大韓航空機撃墜事件である。
この事件でカムチャツカ半島沖のソ連領海に墜落した大韓航空機の回収を日本は要求、舞鶴の第4任務部隊が出動して戦艦紀伊らがカムチャツカ半島沖のソ連領海で軍事的な示威行動を実施した。
その際にウラジオストクからオデッサと僚艦が出撃、紀伊に対抗して領海侵入を阻止した。
この事件でソ連側が残骸回収のために日本側が国際法違反を企んだと国内外で激しく非難し、フィンランドの調停でソ連側にやや有利な協定を日本が呑まされる事態になった。
しかし、そんな戦艦も時代の流れには逆らえなかった。
急激なソ連内情の悪化により、ブレスカヤ・クレポスツィ級はまだマシであったが護衛艦艇の稼働率が急減し、想定されていた艦隊行動を前提とした作戦行動が難しくなっていった。
そして1989年に冷戦が終結、91年にソ連が崩壊、4隻はロシア海軍へと移管された。
ソ連崩壊後、ブレスカヤ・クレポスツィ級は一言で言えば無視された。
なぜならこのクラスは高コストな上に艦隊行動前提の艦艇で自衛能力が低く、艦隊の維持もままならない状況では丸裸も同然であった。
結果、約10年4隻はまともな改修がなされず、整備も最低限ながら運用された。
2000年代にやっと予算面で工面がなされたため改修工事と修繕が実施された。
その後再度2010年代にも改修工事がなされた後2022年を迎えた。
2022年に4隻は現役で海軍の艦隊の多くは反乱に同調せず、国連側についた。
大体の艦艇にはお目付け役の国連軍将校が乗っていたという理由があった。
唯一黒海艦隊のみが反乱に同調し、これに従わなかったオデッサなど15隻がセヴァストポリに脱出している。
現在進行形のロシア内戦では反乱ロシア軍に対する攻撃力として各地で作戦行動を実施している。
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以上です。
各国堅実な戦艦作ってた横から突如ミサイル巡洋戦艦ともいうべきものを作ったソ連。
性能面ではバサーリトは史実より低いけどこれをやっぱり100発200発同時に撃たれたら技術的に対処できないので西側海軍にとってはものすごい脅威。
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モスクワなにも出来ず沈んだね。ミサイル巡洋艦の
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>>872
乙でした。
射程500kmでP500のはずが倍もサバ読んでるんですかw
射程だけならハープーンと大差無くなってしまったし、重装甲の戦艦で切り込むという合理性が生まれてるかも。
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>>874
モンタナ級の装甲板貫くために弾頭重量が増えて、史実よりも技術力が落ちてて、実用的な射程ってなると250〜300キロぐらいまで落ちちゃうのかなと
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乙ミサイル主体で添え物的に主砲が乗ってる感強いですね。
これだけ重武装だと大きさの割に居住性は良くないかな
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>>876
良くないですね…
艦内も可能な限り対艦ミサイルとそれ運用するシステム詰め込んでる
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>>877
>照準システム
射程250kmだと衛星照準システム・レゲンダは開発されてないかな?
その分直接照準や中間誘導システムを艦上にまとめてるとか?
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>>878
宇宙開発自体が10年ぐらい遅れてるのでレゲンダなんてそもそも計画段階
なので中間機使うか艦艇に照準システム積むかしかない
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金曜日の定期投下を10時15分頃に、宜しければ行いたいと思います
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〇戦後夢幻会世界の艦娘(または船魂)達のやり取り、関連ネタ、エピソード集。
「フザケンナ! 名誉ノ殿堂入リナ破壊神様ノ投入ハ無法ダロウ!」
「敵にそんなこと言われましても……それに、信濃が核兵器投射するよりは人道的では?」
「ソレヲ言ワレタラ、マァ、ウン……」
ーギャグ寄りのネタ世界線にて。
タ級からの抗議にちょっと困ったような表情を浮かべながら、我が妹ながらもっと酷い戦力投入よりはマシと返す大和。
深海勢すら思わず納得してしまうが、信濃だけでなく、大和姉妹の従姉妹なモンタナ姉妹も核砲弾使うと思えば多分使えることを知らない。
「結局私の正式な引退の日取りとかはどうなってるんだか」
ー阪神大震災での救援任務以降も政治的ゴタゴタとかのせいで最低限の維持以外は放置され続け、思わず愚痴の一つも出てくる長門の船魂。
こんなグダグダできるほど今の日本は平和になったと、ポジティブに考えなければやってられなかった。
結果論だがこの放置期間による延命のせい(お陰?)で長門が極東危機で世界を救うチャンスを得られ、沖縄での約束と後悔を今回である意味張らせたのだから、塞翁が馬であった。
「かつてより規模は大きく下がったのは認めよう。だが、連合艦隊を、この長門はまだ健在だ。舐めて貰っては困る……!」
ー第二次日本海海戦にて。
現在は海上警備隊所属故、着てる衣装も海保だか警察っぽくなってる長門の船魂が、ソ連艦隊と砲火を交わす艦上で気勢を挙げていた。
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「フッ、長門型の装甲は伊達ではないよ」
ー同海戦にて。
ノヴォロシースクからの命中弾を平然と耐え、反撃を放つ長門の姿。
「本当ニ厄介ネアイツラハ……!」
ー自軍の損害に頭抱える姫級の誰かの呟き。
所謂野良ドロップ艦娘は友軍に拾われて合流できるまでも危険であり、運悪く深海勢と遭遇したら数の差で押し切られ、そのまま沈められることも珍しくなかったのだ(そういう世界線の話)
だが、天下の大和型姉妹はその常識をぶち壊し、遭遇した部隊を返り討ちは朝飯前。
沈められたとしても割に合わな過ぎる損害を深海勢に与えるのが常だった。
だが、深海側としては野良ドロップした大和型姉妹が人類側に合流し、鎮守府の支援や仲間側との連携でこちらに襲い掛かって来たら更に損害が嵩むのも確かなので、
見かけ次第ドロップ艦娘を潰す方針は止められなかった。
「わ゛だ゛し゛の゛や゛り゛が゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!」
ー戦後世界での〇士茄 鷹氏の作品にて。
あのこのすばギャグ顔アルトリアと中の人繫がりでか、シュペーのランスがへし折れてひらがな濁点で泣き喚く姿がTL住人の草を大草原にした。
因みに作者である自分のイメージでは、シュペーはランスが折れたなら盾で、盾がダメなら素手や艤装で折れ曲がった主砲を捥いで鈍器にしてでも戦い続ける性格と思ってるけど。
そこは二次での好きな解釈でってことで。
「ッ! 白羽取りだと?!」
「こちらもギリギリだったが、やれるものだな、咄嗟の思い付きでも」
ーシュペーと長門の模擬戦にて。
シュペーのランスによる渾身の一突きを躱しきれないと見るや、長門が選んだ対処は真剣白羽取りで受け止めることだった。
思わず息を飲んで硬直してしまったシュペーに長門の反撃が突き刺さり、模擬戦の勝者が決まった。
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「――――誓いはここに。改めて、我が盾、我が槍を貴君に捧げます、Mein Admiral(ドイツ語で私の提督) 例え地獄の底であろうとも共に参りましょう」
ー艦娘アルペジオ式世界線にて。
民間人上がりの若き提督が初期艦にして艦隊旗艦、座上艦でもあるシュペーの艦橋にて、民間人らの避難時間を稼ぐ為に決死の覚悟を示したのに合わせ、
王へ忠誠を捧げる騎士のように跪いて誓いの言葉を述べるシュペー(中の人繫がりの声的にも滅茶苦茶さまになっていた)
『死ぬのは怖いよ、震えそうなほど怖い。援軍が間に合うかもわからないから、司令部から現場の自由裁量という名で最悪見捨てても構わない命令も来ている。
でも、ここで見捨てたら自分の仲間の艦娘、特にシュペーは自分を嫌うだろう?
家の艦娘に嫌われることだけはしたくない、なんて言ってしまう自分はあさましいと君は言うかな?』 的な心底の本音を提督は明かすが。
シュペーに取ってはどんだけ言い繕っても本来未熟な若人が、守るべき民達の為に敵艦隊に立ち塞がろうなんて勇を示してる時点で、自身の心底からの忠誠を捧げることに何の抵抗感も無いし、
嘘偽りなく弱音も本音も曝け出す誠意を示してくれたのも、初期艦である自分への特権みたいな優越感も込みで嬉しかった。
この提督と共なら死んでも本望とシュペーは思った。
特に民達の為に自身らが盾となるこの戦況、まさに生前のケーニヒスベルク沖海戦の再現のようで(仲間達はオイゲンらとも限らないが)シュペーは魂の奥も奥から力が漲って来るのを実感していた。
その後、士気も実力も限界を超えた提督の艦隊はボロボロになりながらも誰も欠けず、援軍が来るまで時間を稼ぎ切り、避難民を守り抜いた。
以上です。
wiki転載は例の如くご自由に。
ネタが思いついたのでこちらでも台詞集作ってみました。
今まで戦後世界艦娘の台詞集は書こうと思っても書けて無かったのに、急に作れるようになって我ながら不思議です。
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>>756
史実ロシアのウクライナでの蛮行を知る面々からしたらここで徹底的にロシアの牙を抜くべき、という夢幻会派閥の気持ちはわかりますが
その結果がこの反乱なので、ある意味ではロシアの牙抜きは足らなかったとも言えます?
新人艦長氏乙です
戦後にフランスが建造する戦艦としては、この板の作品でもこちらが最大規模になります・・・?
基本的にフランスは戦後はリシュリューを魔改造で現役にしたりはしても、戦艦新造はしませんし
いや、日蘭世界で二隻目のフランス戦艦の予定も立ってたかな・・・?
基本的に戦艦の主砲で馴染みあるのは約36センチ砲(金剛ら)、38センチ砲(ビスマルクら)、41センチ砲(陸奥ら)、46センチ砲(大和ら)、
その他51センチ砲以上の架空戦記組って感じなので、42センチ砲って何か中途半端なイメージがあります。
41センチ砲より上の主砲目指すなら46センチ砲で良いじゃん、みたいな。
と、思いましたけど実は経済破綻寸前でこれで彼女らを46センチ砲型にしてたら暴動とかもっと酷くなってたから、泣く泣く諦められました?
こちらの完成後はリシュリュー姉妹は退役、妹が姉の予備パーツ送りで、リシュリューはブレスト辺りで記念艦に、ですか?
>レピュブリック級戦艦
転生者組からしたら何で大陸世界でもないのに、現代で戦艦カーニバルになってるんだこの世界と驚くでしょうねぇ
大陸系ですら現代でも戦艦が現役なのは少数派ですし。
現役稼働の戦艦組としてはこちらは居住性は一番悪そうですけど、逆に世界で一番居住性良い戦艦はどこでしょう?
大和ホテル的に大和姉妹?
海軍は正規軍側についてて海上封鎖もされている。
ロシア東部も正規軍側
ロシア西部は海上補給とかも出来てないなら、何年も反乱続ける補給路はどうなってるんでしょう?
夢幻会補正で黄金期を迎えたままのこちらのアメリカは宇宙開発はどこまで進んでるんでしょう?
>ブレスカヤ・クレポスツィ級戦艦
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yukikaze氏乙です
お話聞いてるとラサール級のトータルバランスや評価の高さが伺えます
まさに時代を作った軍艦の一つですかラサール級は。
>妙高型重巡洋艦
この世界、本当に大型巡洋艦カーニバルって感じですな
汎用型巡洋艦でもこの規模ですか。
史実では似たようなコンセプトだったドイッツェラント級やアラスカ級は評判微妙だったのに。
>富士型重巡洋艦
>>850
戦後日本ではヤンキー文化は夢幻会が早期に潰すとなりますと、今でもチャンピオン系列とかでやってるヤンキー漫画系とかがあちらではグッと減り
暴走族系も史実みたいな大規模化はせず、ですか。
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>>756
牙を抜きすぎて結果死に物狂いの反乱になっちゃいましたね…
レピュブリック級はシンプルに技術的に18インチは難しかったのと金ないでなりましたね
意外に18インチ砲クラス作るの難しいですからね…
レピュブリック級作るためにフランス経済が爆発してるので…
リシュリュー級は残念ながらどっちもスクラップです
お金無さすぎて記念艦なんかできない…
なんというか世界を平和にしたら金が基本余って戦艦に流れちゃった感じはする
核兵器少ないし…
基本大戦争がない
居住性で1番いいのは実はモンタナ級(ゲーセンまである)
次にレピュブリック級(新しいから)
その次に大和型、ヴァンガード級、最後にブレスカヤ・クレポスツィ
ロシア軍は何気にウラルの工場地帯抑えちゃったのでそこから兵器と物資が沸いてる感じ
そこに元々の貯蓄が残ってたのとゲリラ戦に移行して地獄
2025年現在国際月面基地が完成して運用中
火星探査計画が進展中、スペースXの宇宙旅行がめちゃくちゃ金積んだら行ける枠
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>核兵器少ない
そういえば、戦艦が維持されて大口径砲作る技術基盤は豊富だけど、
核砲弾の需要無ければ、戦後のバカ口径巨大自走砲は作られないかな。
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戦艦スキーの国民的にもリシュリュー級潰れるのは惜しいけど、新しい戦艦が出来たならまぁ、いっか状態?
ロシア西部戦争は戦争と言えば戦争ですが、ロシア西部周辺以外の国に取っては他人事何で、大戦争とは言いませんか
ゲリラ戦が泥沼ってるなら、その内通常兵器での大爆撃隊で丸ごと焼くか
核を投下するか、どっちにせよ戦後復興の先行きは暗いですな
宇宙開発自体は順調何で、そっち方面のニュースは癒しですか
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霧の咆哮氏乙です。
>艦隊旗艦、座上艦でもあるシュペーの艦橋にて、民間人らの避難時間を稼ぐ為に決死の覚悟を示した
もし私が同じ立場になったならば、そうありたいと思い描きますが、おそらく無理でしょうね。
だからこそ、この決断ができる「英雄」が眩しく見えます…。
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>>888
惜しいとか以前に「戦艦よりミルクを」で完全な悪玉です
これのせいで俺たちにミルクもパンもないと
地域的には大戦争ですけどピークが22年3〜5月ぐらいだった
もっと長期の戦争かつ全面的な国家間戦争があったので(第五次中東戦争別名中東大戦)
明日ぐらいにフランスの内情になる5月危機ネタ出しますけど戦艦というか軍備拡張が暴動の原因なのでリシュリュー級維持なんて言ったら国防省が燃える内情
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>>887
核砲弾そのものは試作されてる
というかソ連の17インチ砲製造技術の基盤はこれ用に作った大砲製造技術
核の絶対数自体がピークでも現代の半分とか2/3とかそのぐらい
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>>889
ある意味自分が艦娘達の、彼女らの提督として転生したら、素人上がりとしてもこうありたい、という願望を掛けてる面はあります
>>890
一体何度目のオイルショック起きてるんでしょうな>8回も中東戦争してた
戦艦人気が高いアメリカ夢幻会世界で、戦艦どころじゃないほどフランス国民は生活やばかったんですか
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>>892
五回目で終わりだから
なお色んな中東諸国が酷い目にあったし第二次オイルショックも起きた
概ね
・フラン暴落
・インフレ率10%越え(最終的に68年上半期のみで)
・ド・ゴール辞任
・世界に先駆けて変動相場制を導入せざるを得なくなる
・5月危機労働者と学生側大勝利
・冷戦中に軍事費削減が決定
・欧州通貨制度でフランスだけ相対的に不利な内容
・欧州統合の拡大も一方的に呑まされる
・大規模スパイ騒動発覚
・酷すぎて「恥辱の10年」と言われる
ですかね…
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日米英らからすると、軍縮でフランスの軍備抜きにしても良いほどにフランスのスパイ天国ブリ他がヘイト買ってたんでしょうな
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>>885
>時代を作った軍艦の一つですかラサール級は。
史実で言うドイッチュラントショックみたいなのを与えた船ですね。
ただあれより厄介なのは、「隻数が8隻ある」「速力35ノットなので対応可能な戦艦がない」ので、必然的にこいつに対抗するには
「同種艦艇を整備するしかない」ということに。
厄介なことにフランス海軍、16インチ砲9門搭載の元帥級が8隻いますので、ラサール級に振り回されすぎると、気づいた時には
こいつがこんにちはしてくるんですよねえ。
>似たようなコンセプトだったドイッツェラント級やアラスカ級は評判微妙
ドイッチュラントは速度面で巡洋艦に及ばず、アラスカ級は大きさが中途半端すぎたのが・・・
富士型はあれ「ボルチモア級の強化版」なので、巡洋艦相手には無双、装甲艦相手でも戦いようによっては勝てなくもないという
扱いですし。
ちなみに妙高型が「使える装甲艦」であったら、こいつ1万トン未満の15.5センチ砲9門艦のままだったんですが・・・
>>893
フランスがあまりにもひどすぎる・・・
皇国世界のフランス人思うんだろうなあ。「ナポレオン陛下が没落していなくて本当に良かった」と。
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