したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

架空戦記系ネタの書き込み その141

1名無しさん:2023/08/12(土) 23:54:30 HOST:p6fd8d2fe.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
このスレは単発ネタも含める関係上、スレタイトルを『中編以上のネタの書き込み【架空戦記版】』から改名いたしました。
そのため単発ネタもOKとなりました。
ですので、単発・連載・嘘予告等を問わす、ミリタリー分多めのネタは、こちらに書き込んでください。
※例:史実準拠の歴史を歩む世界への転生・介入等

憂鬱世界内でのネタ、漫画・アニメ・ファンタジー等の別世界への転生・介入等は、『ネタの書きこみ』へどうぞ。
そこから同一のネタを題材とした投稿が(個人、複数人問わず)連続する場合は『中編以上のネタの書き込み』へどうぞ。

日本大陸に関するネタは『日本大陸を考察・ネタスレ』へどうぞ。
青の軌跡やガンダム関係に関しては『【青の軌跡】ガンダム総合スレ【憂鬱ガンダム】』へどうぞ。
コードギアスと憂鬱とのクロスは『提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレ』へどうぞ。

その他個別ネタスレがあるジャンルは、個別ジャンルのネタスレへどうぞ。

ネタ内容に関係のない雑談・議論、現代の事件・政治等に関する話題は『雑談スレ』にお願いいたします。


投稿にあたってはマナーを守り、常識の範囲内でお願いいたします。
二次創作にあたってはルールのあるものもありますので(例:らいとすたっふルール2004等)そちらも参照ください。
※ 投稿にあたっては下記注意事項をよく読み、それに則りお願いする次第です。

デン氏作成「中編以上のネタの書き込み用 規則12条 -   Ver1.03」更新2015年10月30日

――このスレには注意すべき事や規則があります。以下の文をお読みになり承諾できる方のみお読み・書き込みしてください。

1.ここは中編以上のネタ用スレなので様々な話が長期に渡って飛び交う可能性があります。場合によっては個人的に好きな内容や嫌いな内容が出る事がありますので、それらを覚悟した上でお読み・書き込みをしてください。
2.ここは中編以上のネタ用スレなので「少々の議論」はともかく、「本格的過ぎる議論」や「相手の価値観を潰す議論」は絶対にしないでください。
  以前それが原因で話が失速や潰れたりしています。冷静かつ楽しく書き込みを行って下さい。
3.ここでの話題はネタスレで中編以上のネタスレへの移行が推奨された話題のみです。それ以外の話題についてはネタスレに書き込むようお願いいたします。
4.「不適切発言」や「暴言」、「高圧的な発言」はしないでください。
5.ネタSSを投稿する際は出来るだけ、前持って投稿宣言をして下さい。いきなりですと動揺や迷惑、SSの分断の元になる可能性がありますのでご協力をお願い致します。
6.ネタSSは原則何でもご自由ですが「生々し過ぎる・性的・残酷すぎる」SSは禁止です。それらを守れれば「自重しないSS」はOkです。後は七つ目を読み、警告を入れましょう。
7.ネタSSが人を選ぶ様な場合はSSの最初に警告で目立つ様に表示してください。
  また、ウィキに搭載しても良い場合は警告の時に一緒に供述してください。またこのSSに限り何か禁止、許可したい場合なども警告に一緒に供述してください。
8.他作者の二次創作関連の話は慎重に取り扱いましょう。荒れる可能性が高く、他作者のファンの皆様の機嫌を損なう可能性があります。十分気をつけましょう。
9.産業作品や他作者の二次創作関連も含め、批評などは「きちんとした理由」なしに書き込まないようにしましょう。
  元々二次創作などは炎上しやすく、些細な事でここの掲示板に多大な迷惑をかける可能性が高いです。そこら辺もよく考えた上で書き込みましょう。
10.新規SSを投稿する際には議論の混乱を避けるため2015年時点で最も議論されている戦後夢幻会世界か、そうではない全く別の作品かを明記しましょう。
11.戦後夢幻会世界についての新規SSを投稿なさる際には議論の混乱を避けるためにひゅうが様・yukikaze様のルートがベースか否か、又はお二方とは異なるルートかを明記しましょう。
12.みんなで仲良く話しましょう。
※前スレ
架空戦記系ネタの書き込み その140
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1688049463/
架空戦記系ネタの書き込み その139
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1685161430/

951名無しさん:2023/10/24(火) 00:24:19 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>950
日露戦争とロシア革命の結果、太平洋方面の軍港がみんな失われ、残ってるのはオホーツク海沿岸のマガダンくらいですからねー

952名無しさん:2023/10/24(火) 00:27:38 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
ウラジオストク&ナホトカ→沿海州共和国領土へ移行に伴い喪失
ペトロパブロフスク=カムチャッキー→カムチャッカ半島南部(旧カムチャッカ州)日本領への移行に伴い喪失(なおワシントン海軍軍縮条約に伴い非軍港化対象となる)

953名無しさん:2023/10/24(火) 01:14:56 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
ちなみにワシントン海軍軍縮条約によって山東省の青島も軍港化を阻止されていることから、フィリピンのキャビデ軍港を除けば西太平洋から日英同盟に対抗できる海軍の軍港が消えております
英連邦の統治下にある大韓帝国と友邦の沿海州共和国もウラジオストクとナホトカが非軍港化されているので日本海は完全に日本のバスタブと化してますね
太平洋でも真珠湾は例外ですが、史実とは異なって日米バーター取引でトラック環礁が軍港化できていますので少なくとも西太平洋は完全に日英同盟の勢力圏にある海となります

日本側が同盟に基づき、シンガポールもポートモレスビーもダーウィンもそしてシドニーも使えるのに対し、米国はキャビデ軍港以外では遠く米領サモアのパンゴパンゴ港かハワイ真珠湾にまで後退しなければならなくなっていますね

954名無しさん:2023/10/24(火) 11:23:02 HOST:static.126144019164.cidr.jtidc.jp
>>953
キャビデ軍港を真珠湾並みに拡張……は無理でしょうし。
補給線維持の為には巡洋艦や駆逐艦の航続距離が足枷となるし……平時から高速貨物船やタンカーを海軍予算で整備ってそれ何て日本海軍って事になるかもw

955名無しさん:2023/10/24(火) 11:55:41 HOST:sp49-106-111-246.ksi01.spmode.ne.jp
>>954
そもそもカビデ港はアメリカ太平洋艦隊を丸々収容できる港だったようなので開戦するとなれば最初から太平洋艦隊を前進させているのではないかなとも思いますな
ドックなどの施設は足りないようですが

956700:2023/10/24(火) 12:02:56 HOST:KD119105029058.ppp-bb.dion.ne.jp
>>953-954
ワシントン条約の条文次第の所はあるけれど、史実の要塞化禁止条項は「太平洋に面した島嶼の現状維持」つまり拡張の禁止。
なので元々存在する軍港を維持するのは構わないし、本土及び本土に近いところは対象外。
ついでにイギリスだけ東経110度より東が対象で(シンガポールが外れる)、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドが対象外。

この世界線だと条文や範囲の指定が色々変わっているかもですね

957名無しさん:2023/10/24(火) 12:11:22 HOST:sp49-96-29-45.mse.spmode.ne.jp
ノビーのだと、キャビテ軍港に太平洋艦隊引っ越ししてたな

958名無しさん:2023/10/24(火) 12:17:09 HOST:sp1-72-8-201.msc.spmode.ne.jp
リアル米帝は日本海軍が島が小さすぎて無価値と判断してたウルシー環礁に工作艦やタンカー並べるだけで根拠地化した実績あるからなあ。

この世界線だと、内戦後はそこまで出来ないかもだが。

959700:2023/10/24(火) 12:23:05 HOST:KD119105029058.ppp-bb.dion.ne.jp
>>957
史実でもワシントン条約は1936年末で失効しているから(日本が1934年に破棄通告、2年後に失効)、
時期と国際情勢次第じゃおかしく無いですけどね。
ちなみにノビーのどの作品でしょう?最近あの人のは積読状態なので。

960名無しさん:2023/10/24(火) 12:38:09 HOST:sp49-96-29-45.mse.spmode.ne.jp
>>959
最新作の赤城が戦艦として存続した世界

なお、この世界のアメリカは軍縮は結べど
起工した船はノーカンと、ダニエルプランの戦艦を全て竣工させた

961名無しさん:2023/10/24(火) 14:40:05 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>656
色々変わっていますね
そもそも日英同盟が維持されたとはいえ、正面戦力が戦艦6と対米4割の排水量で隻数を比べればアメリカは21となり実に3割に満たない数になりますのでこれ以上は米国が欲張りすぎというのもありましたから
それでいて、アラスカおよびアリューシャン列島を攻撃される恐れのあるペトロパブロフスク・カムチャッキーまで非軍港化し大湊警備府も拡張禁止対象にしようとする要求を出してきたので、ならばとバーター取引されたという設定になります

962名無しさん:2023/10/24(火) 14:53:55 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
ちなみに米国、当初は扶桑型戦艦の2隻を廃棄しつつ日英同盟を解消させようというさらなる欲張りを画策していました
が、いくらなんでもそれは欲張りすぎだと合衆国内部からも海軍批判が噴出
ティーポットドーム事件が史実よりも早く暴露されたこともあってアメリカも日本側の主力艦(前弩級戦艦6隻および装甲巡洋艦6隻の12隻)3分の2削減という「成果」を誇ることで矛をおさめました
なおシーメンス事件で退役させられていた元海軍軍人が騒ぎましたが日本中が彼らを無視しました

963アイサガP:2023/10/24(火) 18:45:16 HOST:112-70-199-205f1.osk2.eonet.ne.jp
上手く金のかかるだけの旧式艦処分したいって気持ちを日本中で共有できてるのが凄いな
いつもならポストが減る、精神的に削減に抵抗する軍や煽り立てるマスゴミとそれにのっかる暴徒のコンビが動くのに
……ドンだけ影で首が社会的、物理的に飛んだのやら

964名無しさん:2023/10/24(火) 18:58:14 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>963
山本権兵衛首相、日露戦争や明治天皇崩御時に何をやらかしていたかよく知っていましたからね
マスコミは立法措置も含めて粛清されてましたから煽り立てる奴も表立ってはほとんどいませんでした

965名無しさん:2023/10/24(火) 18:59:01 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
日本海軍 航空母艦「鳳翔」型

全長:225.5m
水線長:220.4m
全幅:21.3m(飛行甲板26.0m)
喫水:7.6m
基準排水量:1万5000トン(実際は1万6200トン)
満載排水量:1万9900トン(実際は2万2050トン)
装甲:舷側最大140ミリ 飛行甲板40ミリ
機関:艦本式ロ号缶8基 艦本式オールギヤードタービン4基4軸
出力:14万8000馬力
速力:34.0ノット(公試時34.4ノット)

武装:40口径12.7センチ連装高角砲6基
   ボフォース40ミリ機関砲連装8基(3番艦「蒼龍」より装備し、のち全艦装備)
   20ミリ機関砲連装8基 単装6基

搭載機数:常用52機 補用16機(露天繋止併用時最大84機)

同型艦:「鳳翔」(1929年12月)「龍驤」(1931年1月)「蒼龍」(1932年12月)「飛龍」(1933年8月)



【概要】――日本海軍が建造した中型航空母艦
試作艦となった「龍飛(たっぴ ※りゅうひ ではない)」の運用実績を踏まえて建造された初の本格的航空母艦である
1930年代前半にかけて4隻が就役し、第2次世界大戦および第2次太平洋戦争に参加
1番艦鳳翔のみが終戦まで生き残っていた


【建造前史】――ワシントン海軍軍縮条約の締結時、日本海軍は英米の4割5分にあたる7万4000トンの航空母艦建造枠を獲得した
しかし海軍は大いに困惑していた
諸外国は建造中止した戦艦の船体を転用して航空母艦化していたのであるが、日本においては仮称大和型戦艦はまだ建造のための資材集積すら開始されておらず、まったくのペーパープラン状態だったからである
加えて、第一次世界大戦において同盟国の英国海軍が既に航空母艦を投入してはいたものの当時は軽量化された魚雷を抱いて発艦することができれば上出来というレベルであり、攻撃力としての艦隊随伴型航空母艦はあまり期待された存在ではなかったからである
当時は大型魚雷を抱いて雷撃が可能な水上機の方が期待されていたほどであった
そのため、日本海軍はまずは主力艦の艦隊決戦時に艦隊上空の制空権を確保し弾着観測機を守ることができる戦闘機の母艦として試作航空母艦の建造を決定した
これが日本最初の航空母艦「龍飛」である
当初は知床型給油艦の8番艦として予算が確保されていたことから命名由来は青森県の龍飛岬にちなむ
これには同盟国英国のウィリアム・フォーブス=センピル大佐率いる通称センピル教育団も全面的に協力したが、いざ試験を行う段階になって大きな問題が発生した
第1次世界大戦中に陸軍から独立していた日本空軍との管轄問題である
ここで問題となったのが、艦上戦闘機による航空部隊が空軍の指揮下に入るか否かというものであった
少なくとも一軍を構えた空軍にとっては、空を飛ぶものは全て自軍の管轄であるべきで、実際空軍参謀長であった山梨半造大将はそのように主張してはばからなかった
当時の海軍は第一次世界大戦中の山本権兵衛内閣時に海軍出身首相であることをいいことに軍港周辺の防空を行う「局地戦闘機」や英国製の双発や四発エンジンの大型爆撃機を転用した「陸上攻撃機」すら導入しようとしており、これはこれで問題であった
ことは海軍はもとより国会(大正憲法により帝国議会から改称)においても問題となったが、意外なところで決着がついた
山梨半造大将が陸軍から空軍へ移籍する際に持って行った陸軍航空関連予算から多額のディベートが出ていたことが会計検査院の監査により発覚
引責辞任する羽目になったのだ
空軍大臣は大正憲法上文民である退役将官により構成されており、実質的な空軍トップが引き起こしたこの不祥事は、創設間もない空軍の政治力を失墜させるのに十分であった
次官補をつとめていた徳川好敏は特例で少将に昇進していたものの、同じく特例で空軍省に出仕していた第1次世界大戦のエースパイロットで同僚たちから信頼も厚かった重野清武(予備役中佐)に嫉妬し事あるごとに対立していたために当時は人望がなく指導力を発揮できなかった

966名無しさん:2023/10/24(火) 19:00:09 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
海軍にもお叱りが入った
原敬の後を継いで内閣総理大臣として大正期の日本をけん引した後藤新平は、引退していた山本権兵衛を担ぎ出して海軍を説得
結果、「艦上機と水上機、陸上哨戒機については海軍管轄、しかし大型爆撃機や軍港防空含む本土や防空識別圏内防空用の機体については空軍管轄か優先権を有する」とする妥協案が成立する
空軍が画策していた陸上戦闘機と艦上戦闘機の機種統合による採用機数増大はこうして頓挫したが、海軍も陸上攻撃機や局地戦闘機を手放すことになった
(のちに母艦航空隊の陸上基地配備、いわゆる空地分離方式の採用時もこれが前例となって調整が行われ、大きな問題は生じていない)

以上の経緯で思わぬ形で海軍航空隊は空母艦載機を独自に調達し運用する自由を手にしたのだが、ここで海軍はまたしても問題に突き当たる
1923年に竣工した龍飛での艦上機運用試験は順調に進んでいたものの、当時の航空技術は未熟で、800キログラムの重量を有する満足な攻撃力を持った「双発艦上攻撃機」を運用するには1万トン級の龍飛では規模が不足してしまったのだ
開発されていた火薬式のカタパルトは満足な性能に達せず、かといって油圧式カタパルトはまだ影も形もなかった

そこで1924年、海軍はカタパルトの開発を一時凍結し、ロケットブースターによる加速方式を暫定的に採用(それでも機体には大きな無理がかかったが)
そこから逆算した飛行甲板長210m以上という船体規模から新たな航空母艦を建造することとした
だがここでも問題が発生する
龍飛を除くワシントン海軍軍縮条約での航空母艦保有枠は6万5000トン
日本海軍の主力艦は海上行動1隻、移動1隻、整備1隻の3隻を1セットとして常に1セットのうち1隻は洋上行動を可能とする状態を維持していた
この原則に基づけば航空母艦は3隻の基準排水量2万1500トン級空母を建造できることになる
当時の航空母艦は艦載機の航続距離や攻撃力の問題から敵の水上艦艇による砲撃を受ける可能性があり、そのため「主砲」を搭載する必要性があると認識されていたことからこの規模であれば15センチ砲程度の装備が可能とされ、海軍としてはある程度満足できる
だが、それでは戦艦2隻が洋上にあっても空母は1隻しか洋上にないという状態になる
戦術上は問題である
そのため、6隻の1万トン級空母を建造するのが望ましい、ということになるのだが、これでは艦体規模が極めて不満足な結果になる
龍飛に準じた防空用航空母艦にしかならないのである
ここで海軍内部では喧々諤々の議論が展開されたのだが、最終的には運用面と船体規模で妥協が行われた
3隻1組のローテーションではなく、2隻1組というやや余裕がないながらも戦艦グループ1つにつき1隻ずつの航空母艦を付属させられる4隻の建造が承認
さらに攻撃力を確保するために個艦防御は護衛艦艇に依存することとして15センチ砲クラスの搭載は断念
かわりに開発中だった双発艦上攻撃機の搭載が可能となる飛行甲板全長220m以上を確保することになったのだ
結果として基準排水量は1万5000トンを突破した
実際は1万6000トン近くとなり、龍飛の改装後の基準排水量が1万3000トンに達したことをみると4隻合計すれば完全な条約違反となってしまう
ここで海軍は、とりあえずは1隻建造することとして排水量の条約違反を隠すこととした
「バレなきゃ犯罪じゃないんですよ!」とは、海軍の山本五十六大佐(当時)の言であるが、実のところその通りで、のちの改装でさらに排水量が2500トンほど増加しても諸外国にはついにバレることはなかった
実際、合衆国海軍や特にイタリア海軍などはさらに露骨な排水量のごまかしをやっているのでこの程度ではあまり注目されることもなかったのである

967名無しさん:2023/10/24(火) 19:01:11 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp

こうしてすったもんだの末に1925年に予算化された本級は、時間をかけたこともあって同盟国英国海軍の運用実績を見つつ設計がなされ、黎明期の空母としては非常に完成度の高いものとなった


【解説】――船体は細長い巡洋艦型船体をさらに引き延ばした型式となっている
格納庫は2段式を採用し、龍飛で問題となった面積のさらなる増大と、反復攻撃を前提とした燃料タンクの増大が図られた
さらに大型艦載機の運用を前提として当時の英国空母よりも段違いに飛行甲板への艦載機エレベーター径は大きくなっている
艦橋は龍飛の倒立式マストを廃して固定式の艦橋が右舷に設けられた
当初は左舷に設ける予定もあったが、運用上は右舷の方が便利と考えられたことでこのままとなっている
だが艦橋は当初は駆逐艦よりやや大きな規模であり、のちに煙突と一体化した大型の島型艦橋へと換装されている
機関は、ヤーロー缶にかわって国産開発されたばかりの艦本式ロ号缶が主力艦としては初めて(巡洋艦以下において試験はされていた)採用
同時にオールギヤードタービンも初の搭載となっている
機関の性能は極めて良好であり、速力は日本の主力艦最速の34ノットを記録している
合衆国海軍のレキシントン級巡洋戦艦やコンステレーション級空母が37ノットとも推測されたことからさらなる速力増大が必要と危惧されたが、護衛艦艇との艦隊行動上問題はなしと判断され、退役まで機関はそのままとなった
煙突は大型化させて単位容積あたりの流量を低減し航空機の発着を妨げないように海面方向へ屈曲させた上で海水をポンプで汲み上げて排煙温度を低下させるという独特の方式をとっているのだが、のちに米海軍のコンステレーション級航空母艦を参考にした斜め煙突へと換装されることとなった
対空火器は、駆逐艦主砲を改良し対空砲化した40口径12.7センチ高角砲を両舷に各3基ずつ装備

これに加えて当初は25ミリ機関砲を搭載予定であったが連続射撃や銃座の追随性にやや疑問が持たれ、これらを改善した20ミリ機関砲が搭載された
だが射程の改善はおざなりになったことから、3番艦の蒼龍よりスウェーデンボフォース社製の40ミリ機関砲(当初はヴィッカーズ40ミリ機関砲を採用予定であったが重すぎたうえに性能が低すぎ、かわりに開発中の本砲に目をつけた日本海軍が1931年12月に出資して全砲輸入、のちにライセンス権を取得した)を中間機関砲として採用
結果的にはこれが大正解で、のちに日英同盟の標準機関砲となった
第2次世界大戦時には60口径の長砲身版と新型砲架に換装されている
搭載機数は、当初は単発機で格納庫内に常用65機 補用20機の85機であったが、航空機の大型化に伴って減少し、続いて双発艦上攻撃機にはじまった露天繋止も併用することで再度回復し搭載機数を維持することができた
また、第2次世界大戦開戦時には英国から購入した油圧カタパルトを搭載することによって発着艦速度も維持している

968名無しさん:2023/10/24(火) 19:01:50 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp

【総評】――やや遅れて登場した合衆国海軍の航空母艦レンジャーと同様に、第2次世界大戦型の航空母艦としては登場時からほぼ十分な性能を有していた
難点としては飛行甲板に十分な装甲を有していなかったことと格納庫が密閉式であったことから当初は被弾時の格納庫誘爆に弱いという弱点を有していることである
しかしこれらの欠点を補うために、2番艦龍驤において1938年に発生したガソリン気化爆発事故を経た1940年の大改装後は燃料タンク周囲にコンクリートが注入され、艦内の消火設備も英国製泡消火剤を採用するなど対応が行われていた
ただし格納庫は日本近海での海水流入を嫌って側面に開口部は制式には設けられず、爆破ボルトを用いた緊急時の機体や爆弾投棄口が設けられるに留まっている
これらの改装から、第2次世界大戦時には有力な航空母艦として欧州においても活躍し、地中海や北海ではドイツ爆撃機による1トン爆弾の直撃を受けるも何とか艦を失うことはなかった
とはいえ第2次太平洋戦争時には旧式化が否めず、相次いで就役していた後継空母群の補助に徹している

969名無しさん:2023/10/24(火) 19:02:22 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
以上になります。掲載は自由です

970名無しさん:2023/10/24(火) 19:36:02 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
ということで、この世界線のお艦とRJはグラマーになりました

971New:2023/10/24(火) 19:49:01 HOST:fp7452c2bb.oski305.ap.nuro.jp


972名無しさん:2023/10/24(火) 19:54:00 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
さてご覧になられた方からの轟々たる非難が聞こえます
蒼龍型そのまんまやんか!と
大戦前の30年代に量産する日本の大型空母として蒼龍型以上のもの存在するわけないだろ!(逆ギレ)

もとい、違うんです
こいつの内実は拡張余地を残した雲龍型
時代を反映して格納庫面積がやや狭く、かわりに航続距離と居住性がちょっとだけですが向上しています
たぶん大戦中期以降の搭載機数は露天繋止含めても75機いくかいかないかぐらいじゃないでしょうか
そのかわり、タフさにステータスが振られております
とはいえ、数百機の艦上機による波状攻撃なんて相対的にソ連より弱いロシアはもとよりドイツですら乾坤一擲のレベルでしかできません
ですので第2次世界大戦での戦没艦は1隻か多くて2隻、第2次太平洋戦争では――リンドバーグが大統領になってでもいない限り、エセックス級どころかヨークタウン級ですら持ってるか怪しい米軍に沈められるかちょっと不透明と判断しました
まして、1936年以降は日本海軍は新六六艦隊で怪物を量産予定ですから…
というわけでお納め下されれば幸いです

973名無しさん:2023/10/24(火) 19:55:33 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
さてご覧になられた方からの轟々たる非難が聞こえます
蒼龍型そのまんまやんか!と
大戦前の30年代に量産する日本の大型空母として蒼龍型以上のもの存在するわけないだろ!(逆ギレ)

もとい、違うんです
こいつの内実は拡張余地を残した雲龍型
時代を反映して格納庫面積がやや狭く、かわりに航続距離と居住性がちょっとだけですが向上しています
たぶん大戦中期以降の搭載機数は露天繋止含めても75機いくかいかないかぐらいじゃないでしょうか
そのかわり、タフさにステータスが振られております
とはいえ、数百機の艦上機による波状攻撃なんて相対的にソ連より弱いロシアはもとよりドイツですら乾坤一擲のレベルでしかできません
ですので第2次世界大戦での戦没艦は1隻か多くて2隻、第2次太平洋戦争では――リンドバーグが大統領になってでもいない限り、エセックス級どころかヨークタウン級ですら持ってるか怪しい米軍に沈められるかちょっと不透明と判断しました
まして、1936年以降は日本海軍は新六六艦隊で怪物を量産予定ですから…
というわけでお納め下されれば幸いです

974名無しさん:2023/10/24(火) 19:56:21 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
反応が悪く二重投稿となってしまいました
失礼しました

975名無しさん:2023/10/24(火) 20:28:52 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>965
✕「重野清武」
〇「滋野清武」

>>966
✕「800キログラムの重量を有する満足な攻撃力を持った」
〇「800キログラムの重量を有する航空魚雷という満足な攻撃力を持った」

976yukikaze:2023/10/24(火) 22:05:11 HOST:p467223-ipngn200310kamokounan.kagoshima.ocn.ne.jp
乙です。雲龍がベースですか。戦間期空母としては上等の類かと。
色々と言われがちですけど、英コロッサス型のような戦時急造空母と比べると
十分に性能は上ですし、ついでにいえば就役までの期間もそう悪くないですし。
もっとケチりたいのなら、葛城級空母をベースにすりゃあいいですしねえ。

しかし空母、4割5分も貰えたのか。
てっきり戦艦と同様3割5分程度に抑えられたと思っていたので、割り当ては47,250t
戦艦が6隻なので、「戦艦2隻、空母1隻、重巡洋艦2隻、1個水雷戦隊」でのフランス流
機動艦隊を3グループ編制しての運用するかなあと思っていましたわ。(つまり史実龍型空母が3隻)

要は「高速で動く遊撃艦隊」。これが最大3個異なる方向から突進してきますので、
侵攻部隊であるアメリカ海軍にとっては対応間違えると輸送部隊がズタズタになるヤベー奴。
これ何とかするには、それこそ正規空母大量に備える必要がある代物。

977名無しさん:2023/10/24(火) 22:18:52 HOST:119-172-250-218.rev.home.ne.jp
乙です、てっきり1万トン級空母2隻と2万トン級空母1隻ぐらいかなと思ったら真坂の4隻か
まあ当時としては十分な性能与えられているし、充分だろうな

巡洋艦以下補助艦艇とかどうなっているのかな?欧州に持っていくために5500トン級多数建造してそうだし
駆逐艦も特型あんま作れなさそうだし、重巡は精々4〜6隻建造するぐらいかな?
その代わり最上型を多数建造とか

978名無しさん:2023/10/24(火) 22:47:07 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>976
比率については日英同盟の哨戒範囲が実際のところアメリカ海軍より広大なこと(日本海軍はシンガポールはおろかインド洋東部付近までの海上交通路維持の「協力」を英国に押し付けられていた)と、海のものとも山のものともつかない状態だった空母の状態から甘めの査定がなされた形ですね
 アメリカ海軍は20センチ砲の日本空母への装備や対応装甲を張るのを阻止した上で条約型空母排水量を基準2万トン未満に制限させたことでひとまず戦艦や装甲巡洋艦グラスに改装できなくして安心しました
日本海軍はアメリカの譲歩への感謝として、鳳翔型2番艦就役時には初の空母龍飛を自主的に練習空母に種別変更することを提案し、アメリカ海軍担当者からも感謝の言葉をもらっています
(なお東京海軍軍縮条約では米側の保有枠がやや拡大されるかわりに通常の空母への復帰が口頭で容認された。その後大改装実施)

運用では、戦時は確かにその通りですねw
しかしこの世界線の日本海軍、平時から東アジアから遠く中東でも海上交通路で行動させることで砲艦外交ことパワープロジェクションを実施する運用をしてますのでそこに空母を随伴させたがった形です


>>977
5500トン級以下についてはちょっと悩んでますね
大量建造してそうですが、コンスタントに更新してるかなぁと
とりあえず史実古鷹型みたいな20センチ砲装備の砲戦巡洋艦はいなさそうです(むしろアメリカ海軍が先に作るか?)し、初期は扶桑型とも共通化させた15.2センチ砲を装備してそうです
のちに最上型は確かに作りそうw
もしやこれが東京海軍軍縮条約の締結要因か?

駆逐艦はもう、開き直って大型化してると思いますね
太平洋で艦隊に随伴させるにはそうするしかないですから
しかし魚雷キチ◯イではないと思うので巨大な水雷艇ではないという感じで
案外、千鳥型水雷艇じみた規模の対潜・海上護衛用の二等駆逐艦多数と主力艦隊随伴の大型駆逐艦の二本立てかも

979名無しさん:2023/10/24(火) 23:12:34 HOST:119-172-250-218.rev.home.ne.jp
そういやジャガイモとクマに置いて行かれているけど…パスタどうなったんだ?
まあ軍備は史実通りだけどドイツと史実通り組むのか

980名無しさん:2023/10/24(火) 23:24:03 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>979
ドゥーチェ、どうしましょうかねー?
ダンヌンツィオにローマ進軍させてもいいですが

981名無しさん:2023/10/24(火) 23:24:45 HOST:p6fd8d2fe.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
>>965
乙でした。
戦間期で偵察と防空のために小型艦多数という当時としては一理ある理論に対抗するために、
双発艦攻を夢幻会勢力がゴリ押ししたのかな?
それとも、空軍に対抗して基地空用機を保有したいために、無理矢理にでも艦上機にした?
>>978
ホーキンス級で「重巡」を作っちゃったのは鰤滓なんだよな。
イギリスがアジアへの戦力展開負担げ減ってるとなると、仏伊の巡洋艦競争に正面から対抗するために大型化しそうだし。
むしろ史実より重巡の比率上がるんじゃ?

駆逐艦の大型化に関しては日・米あと仏の共通利益の気がするしな。
アメリカにとっても太平洋での作戦には大型の方がいい。

982名無しさん:2023/10/24(火) 23:27:07 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
次スレです
>ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1698157537/

983名無しさん:2023/10/24(火) 23:30:14 HOST:p6fd8d2fe.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
館乙です。

984名無しさん:2023/10/24(火) 23:32:16 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>981
単に威力不足ですねー
当時の航空魚雷、重量450キログラム程度でしたから800キログラム程度載せるには双発艦攻が必要とされた形です

重巡洋艦、本当にどうしよ?
基準1万トン級じゃ満足な装甲防御が…

985弥次郎:2023/10/24(火) 23:32:17 HOST:softbank126036058190.bbtec.net
立て乙です

986名無しさん:2023/10/24(火) 23:35:15 HOST:119-172-250-218.rev.home.ne.jp
補助艦艇で一番問題なりそうなのがWW1でほぼ増産確定な天竜型なんだよなあ
当時としてはいいけど、小さすぎ狭すぎ陳腐化は避けられないし

987名無しさん:2023/10/24(火) 23:40:47 HOST:p6fd8d2fe.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
防護巡洋艦→大型駆逐艦→偵察巡洋艦と偵察用軽艦艇を何にするかも揺れ動いていた時代ですからな。

988名無しさん:2023/10/25(水) 21:06:34 HOST:61-24-203-31.rev.home.ne.jp
作成乙です。
発達余裕をちゃんと残しており、なおかつ戦前の事故の経験からダメコンを強化し、
英国から油圧式カタパルトも導入した雲龍型…ああ、これは使い勝手の良さそうな空母ですね。

六六艦隊計画の新世代艦も楽しみにお待ちしております。

989yukikaze:2023/10/25(水) 22:20:22 HOST:p467223-ipngn200310kamokounan.kagoshima.ocn.ne.jp
作成乙です。

>>984
重巡を「何に使うか」というのもある意味問題なんですよねえ。
空母戦力が限定的であることから航空巡洋艦として利用するのか、敢えて史実愛宕みたいなのを作って、
敵のディフェンスを自身を磨り潰すことで強引にこじ開けるのか、もしくは艦隊旗艦としての役割に徹するのか。

日本海軍が自組織をどう規定しているのかってところで大いに変化しそうです。

あとまあ軽巡については、保有排水量を考慮してのことになりますが、重巡よりも隻数が必要になるので、大型軽巡洋艦よりも
ある程度排水量を抑えた艦複数になっていそう。下手したら戦間期はベローナ級軽巡洋艦レベルで我慢してそうだしなあ。
それでなければアリシューザ級軽巡洋艦。

990名無しさん:2023/10/25(水) 22:30:15 HOST:p6fd8d2fe.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
日本海軍はアメリカ海軍が重巡を通商破壊に投入するのではないかと恐れていたと学研太平洋戦史で読んだ覚えがありますな。
・長い航続距離
・水上機搭載による偵察能力
・戦艦以外は蹴散らせるバランスが高い次元でまとまった戦闘能力

単艦通商破壊に向いているのではないかと。

991名無しさん:2023/10/25(水) 22:32:48 HOST:119-172-250-218.rev.home.ne.jp
これ戦後は日英仏伊・独露・米の3巴体制になるのかな?

992名無しさん:2023/10/26(木) 00:03:35 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>989
あ、そうですね
(1930年以前に最上型を作って水雷戦隊旗艦として運用しようとしている頭のおかしい日本海軍ネタを封印しつつ)

993名無しさん:2023/10/26(木) 00:28:29 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
なおどうしてそうなったのかというと

1919年
海軍A「あかん天龍型じゃ小さすぎる。3200トン級軽巡じゃなくて7500トン級軽巡作ろう」
海軍B「うちは8インチ砲搭載したホーキンス級みたいな1万トン級巡洋艦作るで。そっちのはちょっと小さいやつやね」
(互いを見つめる)
海軍A・B「「せや!1万トン級に大型化して20.3センチ砲搭載した艦量産しよう!」」
(検討開始)
海軍A「とりあえず7500トン案(大正版阿賀野型)できたが英国製15.2砲重すぎデカすぎて連装砲塔にしかならん。おまけに装甲も15.2センチ砲対応にはなってるけど無理しすぎて拡張余地が…」
海軍B「1万トン案検討したけど20.3センチ砲対応装甲したら魚雷積めんわ。満足な性能を得るには基準1万5000トンくらいは最低でもいる」
海軍A・B「「やむなし!それでいこう!」」(1921年)
1922年
米英「「(前弩級戦艦なみの排水量の巡洋艦とか巡洋艦の定義が乱れて)あかんでしょ。巡洋艦の基準排水量は1万トンね」」
海軍A・B「「ほげぇ!」」

海軍A「あかんわ。この標準巡洋艦、どうしてもどこかを削らなあかん!」
海軍B「魚雷装備削るのはナシだぞ!何が悲しゅうて水雷戦隊と一緒に突っ込む巡洋艦に魚雷ナシになるんや!
海軍A「しかも20.3センチ砲を8門以上搭載しつつ1万トン以内におさめるためには3連装砲塔が必要。これを積むと全幅がデカくなりすぎて35ノットなんて発揮できんわ!」
海軍A・B「「あれ?そういやなんで20.3センチ砲積もうとしたんだっけ?」」
(互いの顔を見合わせて)
海軍A・B「「15センチ級の新型砲にしたら、20.3センチ連装砲塔よりちょっとデカくはなるがいけそうじゃね?」」

というのを考えていました
当然海軍軍縮会議で問題化するのですが、重巡洋艦と軽巡洋艦なんて区分を考えていない時代なので

「うちの巡洋艦は軽巡だ!重巡とか作るつもりないし、両方合わせた保有枠から4割よこせ!」

と主張したという感じで

994名無しさん:2023/10/26(木) 00:38:28 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
なおこの会話の前提として
・水雷戦隊と一緒に突っ込むために敵の20.3センチ砲にある程度でも対抗可能な装甲
・シンガポールあたりまでは行けるような居住性能
が必須項目とされたのでこんな喜劇がおきました

995名無しさん:2023/10/26(木) 00:45:05 HOST:p6fd8d2fe.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
・水雷戦隊を統率する指揮能力
・敵艦の砲火を引き付け耐久して駆逐艦を援護する生存性
・敵艦隊を主砲で撃破出来ないまでも、駆逐艦の突撃を妨害できないように制圧する火力
・水雷戦隊丸ごと無補給でも想定海域まで進出できる能力

たしかに水雷戦隊旗艦の理想を追求すれば最上級かな?

996名無しさん:2023/10/26(木) 00:59:32 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>995
この頃はまだ新しい記憶があります
日清戦争の黄海海戦で速射砲により艦の構造物を滅多打ちにした戦歴に加えて、そもそもジェットランド沖海戦ではドイツ大海艦隊の方が30センチ砲と英国標準の38センチ砲より小口径なのに手数で圧倒し、装甲の薄い巡洋戦艦を轟沈させているのを日本艦隊が眼前で目撃しています
なので、20.3センチ砲がダメなら15.5センチ砲を改良して3連装砲塔化し手数で圧倒するという選択肢は普通に思い浮かぶかなと

997名無しさん:2023/10/26(木) 01:02:30 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
この世界線には水雷戦隊に随伴させられる金剛型高速戦艦がいないがために日本海軍も大いに悩むことになります
それが突き抜けると…という感じでしょうかね

998名無しさん:2023/10/26(木) 01:10:46 HOST:p6fd8d2fe.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
火力は我慢するにしても、水雷戦隊複数を分進合撃させた上で全体を統率する能力を持った艦がいないなあ。

999名無しさん:2023/10/26(木) 01:10:56 HOST:p6fd8d2fe.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
火力は我慢するにしても、水雷戦隊複数を分進合撃させた上で全体を統率する能力を持った艦がいないなあ。

1000名無しさん:2023/10/26(木) 01:12:51 HOST:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
これにより得られる建造枠は概算で15隻(天龍型2隻は練習艦に種別変更)
条約期の巡洋艦としてはなかなかいい選択肢かなと思う次第で、考えておりました
かわりに日本重巡の系譜が丸ごと消えますけど

でも5000トン級の船体で15センチ砲8から9門の小型巡洋艦を量産するのも面白いですなぁ




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板