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日本大陸クロススレ その200
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Gジェネ×日本大陸
第三次世界大戦。既存の世界秩序を破壊した戦争。
日米ソ三極の均衡は崩れ、世界は新たな秩序を求めた。
米ソは共に手を携え国土を復興させる道を選び、対して日本は宇宙へと活路を求めた。
米ソによる地球連邦。日本による大和同盟の発足である。
この時期より新たな暦である宇宙世紀が採用される。
地球を選んだ連邦と宇宙を選んだ同盟。はっきりと分かたれた方針は両者の長所短所を明確に表すようになっていった。
地上の過半とそれに付随する大人口を有する連邦。
人口比では劣るが宇宙開発競争では一歩二歩も先を行く同盟。
両者が己の短所を憂い、相手の長所を脅威と思いながら歩を進めた。
地上の復興。宇宙への進出。どちらに重きを置くかの違いはあれど、両者とも似たような動きは行った。
それだけであった数十年ほどの平和な時代が過ぎた。
そんな平和は唐突な終わりを迎える。
地球人口の飽和である。詳しく言えば地球連邦における人口飽和と土地不足。
地上復興にこそ力を注いでいた連邦は見事その目的を果たした。果たし過ぎた結果であった。
そしてこの時期の同盟は既に独自の火星都市の誕生やアステロイドベルトにおける中継基地の運行。そして大資源地帯である木星開発団の運営に手を掛けていた。
連邦目線からすれば気づけば驚きの差が出ているように見えたのであろう。
そうして連邦の宇宙進出は加速した。
元々あった宇宙基地、宇宙艦隊の大規模化。加速するコロニー開発。月面都市開拓。木星船団発足。
連邦はその危機感を原動力に瞬く間に地球周辺宙域を人口過密地域と化していったのである。
同盟もその動きに危機感は持っていたが、こちらは単純に人口の差でそこまで急激な膨張は不可能であった。
代わりに無人技術の促進にて対抗を図り、省力化や無人化が同盟全体で進められていった。
連邦を牽制するかのような宇宙要塞の増設と無人艦隊の就航。そして同盟コロニーの重武装化による警備体制の強化。
両者の宇宙開発は互いへの危機感と猜疑心からヒートアップを続け、それは軍備拡大という形で最盛期を迎えていた。
その陰で不当に押し込められた者達のことも知らずに。
宇宙世紀0079年。連邦と同盟の宇宙進出全盛期。
連邦の所属コロニーであるサイド1、サイド3、サイド4が決起。
それぞれソビエト宇宙共和国、ジオン公国。プラント共和国を名乗り地球連邦へと独立戦争を仕掛けた。
後に一年戦争と呼ばれる争いの開幕である。
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