乗員:2名
全長:9.09 m
全幅:13.00 m
全高:2.64 m
翼面積:23 ㎡
空虚重量:1,674 kg
全備重量:2,400 kg
エンジン:ポテ 8D-32 8-気筒 倒立-V 空冷エンジン1基(450 馬力)
最大速度:約270 km/h
巡航速度:約240 km/h
航続距離:750 km
武装: 7.5 mm 機関銃×4(機首)
ロケット弾×8(主翼下)
【概要】
ラ・レゾリュー級フリゲート(Frégate de surveillance type La Résolue)はフランス連邦共和国(FFR)海軍の艦級である。
1980年代初頭より同海軍で整備されて来た新型艦——「新世代(nouvelle generation)」と呼称される——の一翼である。
フロレアル級で構成される戦隊の旗艦としての役割を期待されたため、同級のように対潜・対空・対艦(及び対地)など各分野への対応力を付与された汎用戦闘艦である。
【概要】
MAT 82は、MAT(Manufacture Nationale d'Armes de Tulle:チュール造兵廠)で設計された、フランス連邦共和国(以下FFR)の短機関銃である。
10x25mm フランセーズ・オート弾(10x25mm Français Auto)の採用を前提としており、短機関銃としては絶大な火力を有する。
数か月後、Française des jeux(フランセーズ・デ・ジュー、フランス宝くじ公社)より新しい種類の宝くじが発売された。
loterie pour mariage(縁結びの宝くじ)と題されたそれは、一等の当選金額が従来の1/20であった。
しかしその代わりその当選数は20であり、すなわち20人の人間にその金額を獲得できる機会があった。
そしてこの金額は“ラ・ピュセル”1体の購入金額に匹敵し、さらに副賞として当選者には“ラ・ピュセル”の優先購入権が与えられたのである。
これは一等のみならず、二等の当選数は50で金額は“ラ・ピュセル”の半額、三等は100で“ラ・ピュセル”の1/3の金額であり(ローン購入時の頭金には十分である)、副賞も一等に準じている。
loterie pour mariageは、発売以降FFR領土全域で爆発的な人気を博した。
「リュビ(サフィール級潜水艦:『幸運』と『狙撃』を司る女神であり、主に狙撃兵や博打うちたちの守護神)」の加護があれば、高嶺の花として諦めていた“彼女”たちに会えるというのが主な理由である。
その理由から、購買者は中流階級以下の男性が過半を占めていたが、意外にもそれ以外の階層の者たちからもこの宝くじは人気だった。
それは優先権が与えられるといっても、当選したら必ず“ラ・ピュセル”を購入する必要はなく、自由な用途に使用して良いからであった。
普段なら当たる訳がないと興味を持たない者たちが「一等当選確率20倍」という数字に惹かれて売場へ赴いたのである。
(「やはり人間という存在は愚かですね」と某ラ・ピュセルは言ったという…)
結果として、loterie pour mariageは当初予測を大幅に上回る売上げを記録し、その金額は従来の宝くじの10倍に達した。
「“ラ・ピュセル”たちの販路拡大」と「政府の負担軽減」という二つの命題を実にÉléganteな手法で解決した我らがFFR大統領は、今回の収益を用いて臨時の措置であったloterie pour mariageを常設の宝くじにしたという。
(加えて、販売範囲も国内のみならず、テキサス共和国やグアテマラなどの同盟国まで拡大された)
ジョージ六世は弾かれたように立ち上がり、制止の声も聞かずに廊下へと駆け出していく。チャーチル首相もその後に続き、窓の外を見て驚愕した。
国民が、歌っていた。バッキンガム宮殿を「包囲」した数千…否、数万の国民が歌っていたのだ。
「Soldiers of the Queen(陛下の兵士)」を。
ボーア戦争を生き抜いた老人が、先の大戦で片腕の失った壮年が、この戦争で父を失った少年が、赤子を抱いた母親が、皆が声を合わせて歌っているのだ——!!
【開発】
10x25mm フランセーズ・オート弾(10x25mm Français Auto)は、それまでの7.65x20mm Longue弾の3倍以上の威力を誇り、それを採用したMAT82も短機関銃としては破格の威力を有していた。
しかし、時代が過ぎるにつれOCU始め列強諸国の歩兵用防弾装備は強化され続けており、フランセーズ・オート弾の神通力も色褪せつつあった。
そこでFFR陸軍は短機関銃の更新を決意。MAT(Manufacture Nationale d'Armes de Tulle:チュール造兵廠)に設計を依頼した。
その際出された設計項目は「使用弾薬はフランセーズ・オート弾のまま」という一点のみであった。
(兵站上の理由から)
MATは単純であるが極めて高い要求に四苦八苦しつつも、MAT82を改良するという形でその要求に見事応えたのである。
【計画】
チュール造兵廠(Manufacture Nationale d'Armes de Tulle:MAT)が世に送り出したMAT82bis短機関銃は、大人気商品となった。
特に若い女性から根強い支持を受けたそれは、FFR全体で社会現象と言えるほどの存在となった。
しかし、それを面白く思わない勢力もあった。
——サン=テティエンヌ造兵廠(Manufacture d'armes de Saint-Étienne:MAS)である。
【概要】
教育・文化保護隊(Corps d'éducation et de protection culturelle)とは、フランス連邦共和国(FFR)に存在する組織である。
教育省隷下の武装組織であり、教育大臣『代行』の指揮下にある。
その業務はFFR領内にある各種学校及び美術館や博物館、図書館などの文化施設の警備であり、国民からは
道路自体の幅は上下線、中央分離帯、サービスエリアなどを含めれば50〜60メートルに及ぶ。
その外周に中心層が左右約40mずつ、中間層が約100mずつ、最外周部が約80mずつと並び、全てを合計すると500mほどの幅となる。
また300から500km毎に全天候型サービスエリア(Relais du Désert - 砂漠の駅)が設置されており、燃料・電力供給のみならず簡易休憩所ではできない車両整備工場(TFL対応)、や「TFL-3」で培われた快適な宿泊施設が完備され、砂漠を行く人々の命綱となっている。
(この他50から100kmおきに、果実用の比較的小規模な「収集・一次加工拠点(Centre de Collecte et de Traitement Primaire, CPPC)」が、設置されているが、今回は割愛する)
【運用】
La Veine Verte(緑の血管)は計画始動から数十年を経た2010年代に全線開通した。
その後はアフリカ州の物流の根幹となるまさしく「動脈」となったのである。
【概要】
La Corniche Atlantique(大西洋岸街道)は、フランス連邦共和国(FFR)の主要幹線道路及び鉄道網の中の一つの呼称である。
陸路と海路を合わせ約5500㎞に及ぶ壮大な街道でありFFRアフリカ州の大西洋岸主要港湾を繋ぐ交通の要衝であるが、その名前から受ける印象とは裏腹にその経路の過半は沿岸ではなく内陸部を通っているのが特色である。