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ネタの書きこみ その163
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投稿にあたってはマナーを守り、常識の範囲内でお願いいたします。
■投稿範囲の一例
・ネタ作品の投稿(短編、嘘予告、一発ネタ等)
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以下の内容を見つけたら優しく誘導をお願いします。
*「ネタに関する話題」以外の雑談
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→個別ジャンルのネタスレへ
■クロスオーバーについて
ネットSSとのクロスは作者さんの許可が必要です。
過去にもトラブルが発生しております。
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■次スレについて
次スレは>>980が立てるようにお願いします。
無理ならば、それ以降の人が重複しないように宣言をしてから、スレ立てをお願いします。
※立てる際は、検索に際し、『中編以上のネタの書き込み』及び『中編以上のネタの書き込み【架空戦記版】』と混同を防ぐために、『ネタの書きこみ』としてください。
誤って『ネタの書き込み』としないように注意してください。
前スレ:ネタの書きこみ その162
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1663377180/
その161 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1659368637/
その160 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1655211232/
その159 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1651847160/
その158 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1648413542/
その157 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1644150959/
その156 ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1642062648/
その155 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1638702565/
( 中 略 )
その100 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1492519452/
( 中 略 )
その1 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1183995266/1/1183995266/
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こんばんは。漸く書きあがりました。
現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件フォースシーズン?その12が完成しましたので、
18:50頃より投稿を開始します。
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時間が来ましたので、投下を開始します。
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現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件フォースシーズン?その12 情報公開
大空洞での交戦から更に4カ月。
EDFと派遣部隊の奮闘により、戦局は膠着状態へと移行しつつあった。
無論、プライマー達も何もしていなかった訳では無い。各種アンドロイドや通常型ネイカーにスキュラ、クラーケンやヘイズといった新型の敵を随時戦線に投入してきた。
しかしながら、それ等による猛攻を弾き返し続ける事に成功している。
理由は二つ。一つは並行世界の軍勢による助力。プライマーと互角か上回る技術力を持つ兵器群による反撃も有り、想定を遥かに上回る損害を被り続けていた。
もう一つは・・・言うまでも無いだろう。嵐山達ストーム1の面々による敵に対する対策の数々が、全軍で共用されている事だ。
やはり何度も何度もやり直しながら戦い続けた、彼等だけが所持する経験は何物にも代えがたい物だった。
一方で、市民達等からある問い合わせが多数寄せられる事態が発生している。
まぁ無理もない。何せ市街地等でフリンゼ・サーミッサや人型特重機動戦艦・大和に艦娘や戦娘達と言った、明らかにEDFとは違う軍勢が戦っているのだ。
そういう訳で、彼ら派遣軍の存在を公にする事となったのだった。
以下、国営放送の報道を抜粋しよう。
「戦局報道です。プライマーとの戦闘は今も続いています」
「戦局は優勢ながらも膠着状態。この状態を長く維持出来る側が勝利出来る、そんな我慢比べな状況です」
「しかし、ご安心ください!人類には備えがあり、そして・・・共に戦う仲間がおります!」
「まず備えの方ですが、現在の状況を想定した切り札・潜水母艦『セイレーン』『パンドラ』『エピメテウス』の3隻です」
「戦争が始まった直後、整備中だった3隻は緊急出港。以来、海中に身を潜めつつ遊撃戦を展開。敵に多大な損害を与えております」
「そして、共に戦う仲間ですが・・・初めに言っておきます。今から発表する事は、決して荒唐無稽な出鱈目では有りません」
「既に戦場にて、EDFとは明らかに所属が異なる勢力がプライマーと戦っているのを、目撃した人も居るでしょう」
「彼等の正体は・・・複数の並行世界から、我々の世界の地球を救うべくはせ参じた『並行世界の日本の軍勢』なのです!」
「今戦場に姿を現しているのは、先遣隊とも言うべき存在で、本隊は遅くとも1年以内にこの世界と彼等の世界を繋ぐゲートを建造し、本格的な支援を行うとの事です!」
「3隻の潜水母艦と、心強い友人達。これ等が健在である限り、人類が敗北する事は無いのです!」
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この発表は直ちに丙世界の地球を駆け巡り、大きな反響を呼ぶ事となった。
とはいえ、信じるか否かの割合で見れば肯定派と否定派でほぼ半々。肯定派は、主に戦場で実際に戦っているのを目撃した人達が中心であり、
否定派は、未だ攻撃が無い地域の人達が大半を占めていた。
その為、多数の抗議がEDF総司令部に送り付けられる羽目となった為、急遽ネット上の生放送に柏木達が出演する事となったのだった。
放送は丙世界日本の『ガヤガヤ動画』内の生放送でお昼の正午から。放送開始30分前から100万人を超える視聴者が殺到する事となり、更にその数は激増しつつあった。
その為、もしティ連の技術者による好意でサーバーが超絶強化されていなければ、間違いなく生放送前にサーバーが落ちる事態になっていただろうと考えられている。
そして・・・生放送が始まった。
時川(佐古田氏等の同位体)「視聴者の皆様、こんにちは。ガヤガヤ生放送にようこそ」
時川氏の挨拶から始まった生放送に、世界中からアクセスが殺到している。日本以外の各種動画サイトでも、世界中の人達が素早く翻訳文を書き込んでいる。
時川「先日の戦局報道で存在が明らかとなった、並行世界の軍勢の存在。この事実に、世界中が大きな衝撃を受ける事となりました」
この時点では、画面にはまだ時川氏しか映っていない。そういう事も有り、某掲示板の実況スレでは・・・
575:名無しさん@並行世界との遭遇 投稿日:〜
まだ並行世界の人達は出てこないのかよ
576:名無しさん@並行世界との遭遇 投稿日:〜
というか、一体どうやってこの世界に来たんだ?
577:名無しさん@並行世界との遭遇 投稿日:〜
まぁまぁ、茶でも飲んで落ち着け
と、やきもきしているのがよく分かるコメントが次々書き込まれていく。
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時川「しかしながら、公式発表を疑っている人達も少なからず存在しております」
時川「そういう訳で、公式発表が真実である事を証明する事が決まり、幸運な事に我がガヤガヤ動画が、本人達を実際にスタジオに招いてのご紹介の機会を、得る事が出来ました」
時川「・・・と、コメントの方でも『早く出せ!』とお叱りのコメントが多数寄せられていますね。では、挨拶はここまでとしまして・・・」
時川「実際に本人達にご登場して頂きましょう。どうぞ!」
時川氏の呼びかけに呼応し、柏木達が画面に登場する。
特に目を引いたのは・・・やはりフェルだった。
815:名無しさん@並行世界との遭遇 投稿日:〜
ファッ!?!?
816:名無しさん@並行世界との遭遇 投稿日:〜
なん・・・だと・・・!?
817:名無しさん@並行世界との遭遇 投稿日:〜
う・・・
818:名無しさん@並行世界との遭遇 投稿日:〜
う?
819:名無しさん@並行世界との遭遇 投稿日:〜
宇宙人キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
820:名無しさん@並行世界との遭遇 投稿日:〜
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
821:名無しさん@並行世界との遭遇 投稿日:〜
え!?ちょっと待って!?!?
どういう事だってばよ!??!??!?!
どう見ても地球人ではない姿のフェルの姿に仰天し、掲示板の住人達のボルテージが振り切れて祭り状態に。
速攻で掲示板のサーバーが落ちたのは言うまでもない。
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時川「では、それぞれ自己紹介の程をお願いします」
柏木「はじめまして。ティエルクマスカ銀河星間共和連合で連合防衛総省長官を務めております、『柏木 正人』と申します。以後、お見知りおきを」
神崎「日本国所属・神崎島鎮守府の最高責任者、『神崎 博之』提督と申します」
フェル「日本国外務大臣兼副総理を務めてイマス『フェルフェリア・カシワギ・ナァカァラ』。日本名・『柏木迦具夜』を言いますデス。呼びにくいナラ、『フェル』と呼んで下サイデス」
大和「神崎島鎮守府所属・大和級戦艦1番艦『神崎 大和』といいます。よろしくお願いします」
吹雪「並行世界の皆さん、はじめまして。神崎島鎮守府所属・特型駆逐艦1番艦『神崎 吹雪』です。よろしくお願いしますね」
レイ「戦娘部隊・指揮官代行を務めております『F-2戦闘機・レイ』といいます。並行世界の皆さん、よろしくお願いします」
いちご「戦娘部隊・副官代行の『F-15J戦闘機・いちご』です。よろしくお願いします」
時川「えーと、いきなり色々と聞きなれない単語が次々と飛び出しておりますが・・・取り敢えず、まずはティエルクマスカ銀河星間共和連合とフェルさんについて、聞かせていただければと」
柏木「分かりました」
代表して、まずは柏木が説明する。
遥か5000光年彼方の銀河に存在する多民族の連合国家がティ連と言う存在である事。紆余曲折を経て、日本国が地球国家初のティ連加盟国となり、「銀河連合日本」と名乗っている事。
ティ連との国交樹立を始めとする様々な功績も有って、何故か連合防衛総省長官を務める羽目になった事を、所々でジョークを交えながら話す。
次にフェルが、ティ連の簡単な歴史や民族構成等といった事を、PVMCGによる映像も交えて紹介する。
そしてこちらも、紆余曲折を経て日本国の国会議員にして大臣を務める事になった事を話す。
PVMCGという未知の機器の存在や、多種多様な種族の映像にも人々は驚いたが・・・やはり一番驚いたのは、竹取物語が実話だったという事だろうか。
その余波で、Wakipediaの竹取物語のページに閲覧が殺到し、こちらもサーバーが落ちる事態になっている。
時川「・・・何とも衝撃的な事実の連続ですが。あ、それはそうとフェルさん」
フェル「はい、何デスカ?」
時川「『カシワギ』と名乗ってましたが、もしかして・・・?」
フェル「ハイ。マサトサンとはれっきとした夫婦ナノデスヨ」
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フェルのカミングアウトに、掲示板が荒れに荒れる事となった。
418:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所) 投稿日:〜
ぎゃあああああああああ!??!?!?!
419:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所) 投稿日:〜
嘘だと言ってよ、〇ーニィ!!
420:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所) 投稿日:〜
あんな美人の宇宙人の別嬪さんを嫁にするとか・・・
柏木モゲロォォォォォ!!!
最早、親の顔よりも見た嫉妬のコメントの数々である(ヲイ)
そしてやはり予想通りと言うか、避難所のサーバーが落ちた。
時川「・・・凄まじい嫉妬のコメントが溢れ返ってますが、次に進みましょう。えーと、神崎提督。神崎島と言うのは?」
嫉妬のコメントにいちいち反応していては話が進まない。そう判断した時川氏が、強引に話を進めていく。
神崎「では我々神崎島鎮守府の説明と、艦娘や妖精さん・深海棲艦について説明させていただきます」
続いて、神崎提督が艦娘や妖精さん、あとここには居ないがPVMCGの映像で深海棲艦の事を説明する。
彼女達は数多の人々の思いから生まれた存在である事。現世から切り離された場所で気の遠くなる程の長い年月を、彼女達と共に戦い続けていた事。
戦いが終わって間もなく、今いる世界へと戻ってきた事。主権維持を条件に日本国へと帰属する事となり、現在は日本の一部となっている事を話す。
無論、言葉だけでは信じられなかったが、吹雪が呼び出した妖精さんが時川氏の掌の上に乗り、時川氏やカメラに向かって手を振っている映像や、
大和が身構えると共に、何もない所から巨大な艤装が出現する様を見て、疑問を述べていた者達も信じざるを得なかった。
時川「・・・いやはや、フェルさんにも驚きましたが、まさか人間とは違う種族とは。という事は、こちらでも主に海で戦いを?」
大和「いえ、ティ連と共同で開発した陸上戦闘用のホバーユニットが有りますので、地上でも海上と変わりなく戦う事が出来ます」
時川「・・・凄まじい技術力ですね。それはそうと・・・」
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先程から気になっていた事を、(止せばいいのに)質問する時川氏。
その質問は・・・
時川「先程、お二人共『神崎』の姓を名乗っていましたが、ご家族・・・なのでしょうか?」
大和「いえ、提督の妻です」※ケッコン指輪を見せながら
吹雪「ついでに言うと、島に住んでいる艦娘及び深海棲艦全員が、司令官のお嫁さんです」※ケッコン指輪を見せながら
この爆弾発言で、またもや阿鼻叫喚の地獄絵図が現出した。
912:名無しさん@並行世界との遭遇(第二避難所) 投稿日:〜
ひぎぃぃぃぃぃぃぃ!???!?!??!!!!??
913:名無しさん@並行世界との遭遇(第二避難所) 投稿日:〜
なんでやぁぁぁぁぁくぁwせdrftgyふじこlp
914:名無しさん@並行世界との遭遇(第二避難所) 投稿日:〜
神崎もげろぉぉぉぉぉ??!?!!!!?!?!
またもやサーバーがあっさり落ちる。サーバーは落ちる物、慈悲は無いw←殴
生放送の方のコメントも嫉妬のコメントで溢れ返っており、神崎は内心凹んでいたりする。
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時川「・・・この質問は、しない方がよかったかも知れませんね(汗)。迂闊でした」
吹雪「あ、いえ・・・。最初に繋がった甲世界でも、結局名字からこの事実に想い至って、掲示板とかが荒れたそうですから」
時川「甲世界?」
柏木「あ、その辺の説明がまだでしたね。えーとですね、こことは別に二つの並行世界と繋がっておりまして、盛んに交流をしているんです」
時川「ほ、他にも並行世界が!?」
柏木「はい。それぞれの呼称ですが、まず我々の世界が『超大陸世界』。そして繋がった順番にそれぞれ『甲世界』『乙世界』と呼称されているんです」
時川「超大陸?」
柏木「ああ、其方の説明もまだでしたね。説明しますと、ある日何の前触れもなく日本全域が謎の霧に包まれまして。ティ連の技術をもってしても観測不能な代物でした」
時川「ええっ!?大丈夫だったんですか!?」
柏木「はい。で、霧が発生してから24時間後にとんでもない現象が起こりました」
時川「・・・」ゴクリ
柏木「地球の直径が大きくなると共に霧が晴れ、その下から・・・日本の神様による奇跡(と書いてチートと読む)の産物である、総面積20倍+α・総人口10倍の大きさを誇る超日本大陸が出現したんです」
時川「・・・・・」
柏木「・・・時川さん?」
時川「・・・・・ええええええええええええええええええええええええええ!!???!??!!?!??!?!」
余りにも予想外過ぎる答えに、文字通り仰天する時川氏。
ネット上でも・・・
316:名無しさん@並行世界との遭遇(復旧) 投稿日:〜
ふぁあああああああああああああああ!!????!?!?!?!?!
317:名無しさん@並行世界との遭遇(復旧) 投稿日:〜
神様が本当に居るのかよ!!??!?
318:名無しさん@並行世界との遭遇(復旧) 投稿日:〜
ままま待て!?慌てるな!?!?
これは孔明の罠だ!??!?!
319:名無しさん@並行世界との遭遇(復旧) 投稿日:〜
>>318
いやお前が一番落ち着け!
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てな感じで混乱する書き込みで溢れ返り、せっかく復旧したサーバーがまた落ちた。
??「オデノサーヴァーハボドボドダァ!!」
時川「ほ・・・本当に神様が居ると?」
柏木「ええ。日本の将来に関わる事があると、わざわざ手紙でこちらに知らせたりもしますし」
時川「て、手紙で・・・ですか。えらくアナロクな神様・・・ですね」
柏木「全くですね。ウマ娘達を召喚した時は、流石にやり過ぎだと思いましたが」
時川「ウマ娘?」
柏木「えーと、実在した競走馬達を擬人化したゲームやそれを基にしたアニメのキャラクターですね。こちらにも、多分類似のゲームは有ると思いますが」
この発言に、先程まで阿鼻叫喚だったネット世界が、またまた祭り状態となる。
318:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所復旧) 投稿日:〜
ウマ耳娘(丙世界のウマ娘相当のゲーム)キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
319:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所復旧) 投稿日:〜
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
320:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所復旧) 投稿日:〜
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
だが、ある書き込みが水を差す。
415:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所復旧) 投稿日:〜
待て、慌てるな!
これは孔明の罠だ!
416:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所復旧) 投稿日:〜
>>415
は?何が罠だというんだ?
417:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所復旧) 投稿日:〜
ここまでの例からして、既に誰かのお手付きかもしれんぞ
418:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所復旧) 投稿日:〜
419:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所復旧) 投稿日:〜
420:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所復旧) 投稿日:〜
421:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所復旧) 投稿日:〜
おまいら急に黙るな
422:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所復旧) 投稿日:〜
おおおおいいいいい!?!???!
生放送見ている誰か、早く質問するんだ!!
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このやり取りがきっかけで、多数の質問コメントが生放送に殺到する事に。
それを受けて、時川氏が実情を確認する。
時川「・・・質問コメントが殺到していますね。えーと、ズバリ聞きます。ウマ娘・・・の皆さんはフリーなのでしょうか?」
柏木「・・・此方の世界のネット住民も、我々の世界と変わりませんね(苦笑)。で、答えですが流石に誰かの彼女になっているというのは聞きませんね」
柏木の答えに、ネット住民は大歓喜する。
630:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所復旧) 投稿日:〜
いよっしゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!
631:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所復旧) 投稿日:〜
やったぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
632:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所復旧) 投稿日:〜
ウマ娘万歳だ!!
633:名無しさん@並行世界との遭遇(避難所復旧) 投稿日:〜
おまいらwwwww
そのせいで、復旧した避難所のサーバーがまた落ちたが、彼等にとっては些細な事である(大本営発表)
SE「俺・・・この休日出勤が終わったら、彼女に告白するんだ・・・」※死亡フラグ
時川「・・・今度は喜びのコメントで溢れ返ってますね(苦笑)」
柏木「あ、でも言っておきますが・・・人間よりも遥かに強い力を持っていますし、何より未成年の学生ですからね。手を出すのは、色んな意味でお勧めしませんね」
時川「そ、そうですか・・・。では、そちらの・・・レイさんといちごさん・・・でしたか?貴女方も人間ではないのですか?」
レイ「いえ、私達はれっきとした地球人類です。更に言うと、典型的な日本人ですね」
時川「え?そうなんですか?失礼ながら、髪の色は染めているのですか?」
レイ「ああ、これは戦娘技術適合化の副作用による物でして」
時川「戦娘技術?」
いちご「今度は私達の世界・・・超大陸世界側の呼称・乙世界の事を説明しますね」
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そう言って、レイといちごが交代で乙世界の事を語る。
兵器型生命体・蒼空邪軍による無差別攻撃で、人類が多大な被害を被った事。戦局逆転の為にリバースエンジニアリングによって実用化された、特殊女性兵士・『戦闘娘』通称戦娘という存在が生み出された事。
その最中に超大陸世界と繋がり、超大陸世界と甲世界の軍勢と共に反攻作戦を行い地球を奪還。元凶である暴走ナノマシンが居る惑星に、ワームホールを経由して攻め込んだ事。
そして、暴走ナノマシンを討ち取り戦争を終わらせ、今は復興の途上にある事等を語る。
某予言家の予言が最悪の形で的中し、苦難の道を歩んだ乙世界に同情のコメントが多く寄せられる。
何せ自分達も宇宙人による侵略を受けている最中なのだ。他人事とは思えない。その思いが現れる形となった。
時川「それは・・・本当に、辛く苦しい経験をなされたのですね」
レイ「はい。・・・そういう事も有って、この世界・・・私達は丙世界と呼称していますが、こちらの世界の出来事は他人事とは思えないのです」
いちご「二つの世界への恩返しと、同じ様に苦境に喘いでいるこの世界の救援。絶対に、成し遂げて見せると覚悟を決めています」
彼女達の覚悟を、真摯に受け止める丙世界の人々。
その後、視聴者から幾つかの質問が寄せられ、機密(本名等)に触れない範囲で色々と答えていたのだが・・・
またもやこの質問(お笑いの天丼的な意味で)が出て来た。
時川「次の質問ですが・・・・・えーと『フリーなんですか?フリーなんですよね?フリーだって言ってくれ!!』?・・・何か嫌な予感が」
その質問を聞いたレイといちごも
((あっ、これ完全に荒れる奴だ))
と確信したが、嘘を言っていらぬ期待を持たせるのはもっとマズいと判断。正直に答える事にする。
レイ「・・・えーと、申し上げにくいのですが」※指輪を見せながら
いちご「私達戦娘は全員、自分の意志で上官でもある横手戦娘軍大将のお嫁さんになっています」※指輪を見せながら
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238:名無しさん@並行世界との遭遇(第二避難所復旧) 投稿日:〜
239:名無しさん@並行世界との遭遇(第二避難所復旧) 投稿日:〜
240:名無しさん@並行世界との遭遇(第二避難所復旧) 投稿日:〜
241:名無しさん@並行世界との遭遇(第二避難所復旧) 投稿日:〜
・・・・・おまいら?
242:名無しさん@並行世界との遭遇(第二避難所復旧) 投稿日:〜
う
243:名無しさん@並行世界との遭遇(第二避難所復旧) 投稿日:〜
う?
244:名無しさん@並行世界との遭遇(第二避難所復旧) 投稿日:〜
ウソダドンドコドーン!!??!??!!?
245:名無しさん@並行世界との遭遇(第二避難所復旧) 投稿日:〜
チクショーメー!??!!!??!?!
246:名無しさん@並行世界との遭遇(第二避難所復旧) 投稿日:〜
横手とやらモゲロォォォォォ!!!!!
哀れ第二避難所のサーバー、盛大に荒れて爆発四散・・・もとい呆気無くダウン。
・・・人は、何時になったら過ちを犯さない様になるのか(他人事並感)
時川「・・・またもや荒れに荒れてますね(汗)。・・・この放送用のサーバーも、事前に強化していなかったら掲示板と同じ様に、落ちていたかも」
レイ「あ、あはは・・・」※乾いた笑い
時川「・・・と、とにかく先に進みましょう。さて、一番肝心な事ですが・・・どうやって並行世界を移動してこれたのかを、お教え願えないでしょうか?」
柏木「分かりました。順を追って説明させていただきます」
-
そう言って、再び柏木がここまでの経緯を映像と共に説明する。
此方にやってきた手段を始めとする様々な事実、特に自分達の世界が超大陸世界で発売されているゲームの世界その物という事に驚愕していたが・・・その中でも人々が憤慨したのは、プライマーの正体と最終目的であった。
未来の火星人と言うのには驚いたが、攻撃理由が
自らの愚かな行いによって生じた自業自得な危機を無くす為に、人類その物を一人残らず抹殺する
だったのだから。
646:名無しさん@並行世界との遭遇(第三避難所) 投稿日:〜
・・・理解は出来た。一応納得もした。
・・・・・だが、ふざけんな!
647:名無しさん@並行世界との遭遇(第三避難所) 投稿日:〜
自分達のチョンボを、俺達に押し付けるんじゃねえ!
648:名無しさん@並行世界との遭遇(第三避難所) 投稿日:〜
奴等は自分自身の尻拭いも出来んのか!
649:名無しさん@並行世界との遭遇(第三避難所) 投稿日:〜
俺の家族を返しやがれ!!
遺族を中心に、凄まじい怒号が掲示板を埋め尽くす。
なお第三避難所も、この直後に敢え無くダウンした(無常)
時川「・・・何ともまぁ。これは、話し合い自体がほぼ不可能ですね」
神崎「ええ。加えて、もし金星のゲートが見つかった場合、同じ理由で我々の世界の地球に絶滅戦争を仕掛けてくる可能性が極めて高いと、結論付けざるを得ませんでした」
柏木「なので、我々は介入を決定。協力者二人と共に、リングの制御装置の破壊による事故を利用して、この世界へとやってきました」
時川「また凄い方法ですね・・・。それで、救援は本当にやってくるのでしょうか?あと、その間の補給等は?」
フェル「ティ連本国のトーラルシステムが総力ヲ挙げて、この世界の座標ヲ探しているデス。既に半年経ってイルノデ、この半年以内、悪くても1年以内にディルフィルドゲートを開通させて、救援出来る様にするデスヨ」
フェル「あと補給デスガ、こちらもPVMCGによって弾薬や燃料は補給出来マスから、問題は無いデスヨ」
時川「まさにチートその物・・・ですね。頼もしい限りです」
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ティ連の超技術に、人々も希望を抱き始めるが・・・
ここで慢心しない様、神崎が釘を刺す。
神崎「とはいえ、懸念も有ります」
時川「何でしょう?」
神崎「我々が介入した結果、こちらのゲームでも登場していない敵キャラが確認されている事です。δ型やε型が、それに相当しますね」
神崎「なので、慢心する事無く戦っていかねばなりません。・・・ですが、どんな事態になろうと、我々は決して見捨てる事はしません」
柏木「ですので、どうか我々とEDFを信じて、絶対に勝ちぬいて見せましょう」
時川「・・・そうですね。希望は有る、といった所でしょうか。本日はお忙しい所、本当に有難うございました!」
こうして生放送が終わりを告げた。
この後もいろんな意見が飛び交ったが、理不尽な絶滅戦争に抗い、力を合わせて勝ち抜かねばならないという意見で一致した。何せ相手は、人類その物の絶滅を望んでいるのだから。
・・・まぁ、それでも現実を受け入れようとしない一部の馬鹿が、プライマーと交渉をしようとして呆気無く殺害されたりもしているが。
かくして、ほぼ一枚岩で固まった人類だったが・・・プライマーは新たな敵を大々的に投入する事を決定。戦局は激しさを増そうとしていた。
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以上です。異常に長くなってしまいましたorz
しかも展開が天丼風味に(汗)。戦闘シーンを望んでいた人達に、深く謝罪いたしますorz
さて次回ですが、プライマーの新たな攻勢と敵の新兵器のお披露目となります。お楽しみに。
wiki掲載は、自由です。
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乙です。
三人とももげろ
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乙でした。
戦局報道の所がゲームの声で脳内再生されました。
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乙でした。何か元気そうだしネット民向け支援は減らしても大丈夫そうだな、ヨシ!(現場猫)
しかし思うのはこう言う嫉妬民も完全な他世界の事なのによくもまあこんなに感情の発露が出来るもんだ、
完全な他人事だと言うのに(大分前に自分の異世界同位体が同じ事してたけど)
そしてそれとは無関係にウマ娘ネタを辻斬り投下。大体カナーの凱旋門賞視聴ネタが根源です(転嫁)
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『日本競馬の最新神話 ターフの亡霊・ゴーストウィニングの凱旋門賞レース記録【序】』
「ゴーストよ!今度は貴様の凱旋門賞のレースを見せて貰うぞ!」
「いや……練習しなよ、それか交流会見たいな親睦会とか」
「問題無い!練習は既に終わらせてある!親睦会はまたの機会で良い!!」
「そっちのトレーナーさんが色々諦めきってどんより曇天模様なんだけど」
「気にするでない!」
「するよ、普通に」
UMA時代の伝説のラストラン映像を公開処刑にてチームカノープスとチームスピカの面々に
解説付きで視聴された時から僅かに数時間後。強引にカノープスに加入した前世UMAな欧州ウマ娘、
ブリッツカイザーが早くもまた【我儘】を発揮していた。
「ははは……」
「南坂トレーナーさん、良いんですか?ついさっき流れに乗られてたこっちが言える話では無いかもですけど」
「えぇ……ありがとうございます、ゴーストさん。ですが大丈夫です、きっと、これが日常になると思いますから」
「……頑張って下さい」
二人の後ろでは、呆れと諦め顔が織り交ざった相方のレインボーロードによるヘッドロックにより、
ブリッツカイザーが何とも表現し辛い悲鳴をか細く絶叫しているのを華麗に流しつつ、
ゴーストは南坂トレを労うのであった。
「……で、なんでこのメンツになったんでしょうかねぇ」
「ゴーストちゃんの凱旋門賞……楽しみだべー!」
「ふふっ……そうですね。ほら、エルも落ち着きましょう?」
「くぅぅぅ……エルが一番最初に凱旋門賞の勝利馬に成れなかったのなら、勝利ウマ娘になる為にも……
ちょ、グラス!尻尾を引っ張らないで!?」
「コンドコソミルモンニ!!」
「テイオー……静かにしないと、また呼びますよ?(ピャ?)」
ぼやくゴーストの目線の先には、黄金世代の三名に帝王と名優。怪鳥と怪物二世に付いては、
偶然トレーニングが終わってスぺの所に来、件の話を知って参加希望した為に視聴する事になっている。
-
「お姉ちゃん……だから課題忘れは無いか気を付けてないと行けなかったのに」
「課題の存在その物を忘れとったんなら、それ以前の話やなぁ……しかし、
なんでゴーストは何も恥ずかしがったりせんのや……」
「さぁ、待ちわびているぞ『ターフの亡霊』よ!早く余らにそのレースを走った時の心持ちを、
この場で言って聞かせて見せて見るが良い!」
「カイザー、いい加減にしないと今度はそのハナか耳か尻尾を捩じりますよ(フォア!?)」
「あっはははー……これネイチャさんが誘導して納めないと行けないの?」
そして元UMA四人衆と抑え役見たいな事になってるナイスネイチャらカノープスメンバー。
今現在この場に居ない不沈艦やダービーウマ娘女帝と緋色の女王、逃亡者や鉄の女等は、
それぞれ何時の間にか消えて居たり後輩との約束等の所要にて一足先に帰っている。
…約一名、有マ記念やトレーニングに頭一杯で課題その物の存在を忘れていて、
色々シャットダウンした顔つきのまま教室に早歩きで向かって行ったが。
「そっ、それでは映像を始めるゾ!」
「声が偉く上ずってるけど」
「ええい、その様な事は気にするでない!!」
相も変わらぬ雰囲気のまんまな『ターフの亡霊』の声を振り切り、先のカナリハヤイネンと同じく
映像をスタートさせるブリッツカイザー。レインボーロードの頭を悩ませる暴走気質も、
ゴーストウィニングの『適当さ』には形無しである。
「……お、出走前のゲートでの映像か」
「おぉぉ……えぇ!?一頭、なんか凄く暴れています!?」
「あぁ、その馬が『ライトニング号』。【エクリプスの再来】と称される英国馬で、その身体力と我が強い気性難が相まって、
歴史に残る希代かつ生粋の大逃げ馬」
「大逃げって事は……スズカさんみたいな馬?」
「戦法はそう。完成度と破壊力は遥かに『ライトニング号』の方が格上だけど」
「え゛」
尊敬する先輩の事を能力比較して事も無げに言ったゴーストの言葉に、サイレンススズカより早い大逃げ馬を想像できない
スペシャルウィークが変な声が出てしまう。
「ちゅーか……なんかその『ライトニング』とか言う馬、一頭に向かって食って掛かってえんか?やけど掛かられてる方は、
全く気にしても無いちゅーか……なんか、どっかで見た様な……」
「食って掛かられてる方が私こと『ゴーストウィニング号』ね」
「……なんでそんなに無反応やったん、これ」
「そんな一々他の馬、それも三回くらいしか一緒に走っていない馬の事とか覚えてる訳無いでしょうに。
それより早く鞍上の所に行きたかったし、第一名前を知ったのは【この身体】になってからだよ?」
「それはおかしいぞ!余らはカナリハヤイネン達の事を強烈に意識し記憶していた!」
「……だから、こちとらサラブレッド種であって、UMA族じゃないんだってば」
-
当事者の答えに全く納得していない元UMA族のカイザーに、自然と呆れ顔になるゴースト。
元々巨大化した大陸日本産のUMAがUMAと言われる様に、馬にしては妙に知能が高いのに対して、
種族は極普通のサラブレッド種でしかなかった【ゴーストウィニング号】の認知力や知能に関しては、
言っては何だがUMAとは比べるべくもなくレベルが低い。この点に関しては、
ブリッツカイザーの買い被りが過ぎるだろう。
それに、『ウマ娘化』した事による【後付け】の人間種的思考力等が付与されたとは言っても、
根本的な感性の本質は『サラブレッド』と余り変容して居ない。ほんわかと『ヒトを喜ばせたい』と言う、
馬時代から残る何とも純朴な気持ちに加え、自身の関係者以外の関心が概ね薄い『ゴーストウィニング号』そのままである。
過去のレースを見返し反省点探しやシミュレーションを行う事は有っても、
出走馬の細かい名前や出生の履歴等を調べ上げる等と言ったそれ以上を行う事は無い。
「此方のカイザーがご無礼を…悪気その物は無いのですので、ご容赦願います」
「オ゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙……」
「アッハイ……ネイチャ?」
「多分、これが様式美っぽいから気にしない方が良いよ……うん」
「アッハイ」
キャメルクラッチを相方に掛けられて発声された謎の言語をバックミュージックにした、
南坂トレーナーと一緒に頭を抱えるナイスネイチャの答えにそう言うしか無かったゴーストウィニング。
暴走役と加速燃料役ばかり追加されるカノープスに置ける貴重な常識人枠の二人の気苦労は早くもストップ高である。
「ゴーストちゃん、その『ライトニング』の隣で呆れたように視線を逸らしている馬が居ますが……」
「そっちが欧州最強の重戦車こと『ヴィクトワール号』だよ、グラス。戦法は典型的な差し馬だけど、
馬群のど真ん中を強行突破して抜け出す事には定評が有るとか何とか。その戦いぶりに反して、
普段は呑気に日向で草や花を食んで太って絞ってをやって過ごしているらしいけど」
「成程……」
「目の前の壁にも逃げずに正面対決、でも普段は呑気に食べて過ごしている……チラッ」
「……エールー?」
「ケ?!いや、エルは何も言ってないですヨ!?」
横目でチラ見された事を見逃さないグラスワンダーの覇気の微笑みに、冷や汗を垂れ流しつつ弁明するエルコンドルパサー。
直ぐ隣で容赦無く手慣れた様子で米神を両中指でグリグリしているレインボーロードと、
カニの如き泡を吹きだしそうなブリッツカイザーとは比べ物にならない平和さである。
-
「……それで、その他の馬は……」
「あ、殆どこのレースで影響及ぼしていないし印象も大して覚えて無かったから他馬の紹介は飛ばすね」
「あ、そ、そうなんだ……」
度重なる相方からの『制止』を受け、意識と力を何処かに飛ばしてしまったブリッツカイザーの手から
何時の間にか取ったリモコンを操作するゴーストウィニングに押され、適当な返事だけを返すトリプルターボ。
実際問題、竹内騎手(当時)の事を何時か何処かで聞いた【タケウチアンジョー(竹内鞍上)】と言う
呼び名だと思って覚えるサラブレッド種の『ゴーストウィニング号』、他馬の走りや顔などの身体は兎も角、
それと人間が名付けていた各々の名前が一致する事は無い以上、
事細かに説明を求められても『分からない、知らない』としか言えないのだが。
「さて…ブリッツカイザー?そろそろ起きないと、凱旋門賞のレース映像を見れなくなってしまいますよ?」
「……ハッ!?……余、余は一体今まで何を……」
「エルコンドルパサーさん、もし宜しければ彼の有名な【エル式最強デスソース】を一瓶貰えますでしょうか?
今すぐと言う訳では無く、夕食の時でも」
「え?ん-……Esta bien(良いですよ・スペイン語)!でも、エルでも舌が痺れる位ですケド」
「ええ、構いません。ありがとうございますね」
「……ちょ、ちょっと待たれよ、レインボーロード。そのデスソースを一体誰に使う気か?余か!?余なのか!?」
「静かにしていないと今日の夕食はデスソースパンとデスソーススープにデスソースドリンクですよ」
「」(一瞬で席に戻り不動の静寂化)
「ゴースト!!ハヤクハヤクミセテミセテー!!」
「……テイオーさん、落ち着いていないとまた主治医が来ますよ?」
「ピャッ?」
「……テイオーちゃん、何時も通りだなぁ」
「ふふっ…そっちも、何時も楽しそうですね、スぺちゃん」
外野の観客席で一部が騒がしくなったり急に静かに成ったりしつつも、それはそれとして出走直前まで加速させるゴーストウィニング。
普通は感慨深げになったりしそうなものであるが、当時の『ゴーストウィニング号』の記憶としては
竹内騎手の指示や係員の誘導に従って直ぐにゲート入りしていた事と、ゲート入りしてから走る事に集中していた事も有って、
余り強い記憶は無かった。加速中の映像で、一部の馬がゲート難を発揮して暫くもたついていた事を今知った程である。
『――――今、係員が多数押し込めてなんとかゲート入りが完了しました』
「おっ……始まるデース!」
「日本初……そして非欧州馬初の偉業、凱旋門賞の勝利馬」
「どんなレースなんだろう……楽しみー!」
「……なんや、今更やが『見ん方が良かった』とか思いそうな予感がして来たで、トリー」
「もう今更だよ、カナ」
「――――」(小さい身振り手振りで意思疎通)
「……静かにと言っても、一切合切口を開かないと言う事では無いんですが」
「〜〜〜♪」
「全く……子供なんですから、テイオーは」
「……ネイチャさん、後でこの映像は取り込んでおきますよ」
「トレーナー……ありがとう」
様々な、単に楽しみにしているウマ娘や、先の物と同等・或いはそれ以上の【劇物】の予感を感じたウマ娘に、
兎も角【好敵手】の情報を油断なく得ようとするウマ娘。各々の混在するこの視聴覚室にて。
『――――凱旋門賞、今スタートです!!』
――――現代日本競馬の、最も新しい【神話】が誕生した瞬間を『学ぶ』事になる。
-
|д゚) 視聴に至る流れと直前まで入れたので、残りは凱旋門賞レースの情景とその後の2Part編成になるかと(予定は未定)
|д゚) 因みに課題その物の存在を忘れた件については自身の実体験(夏休みの自由研究)
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乙です。
トリプルターボのレースも期待。
-
乙です。
サラブレッドも賢いと言っても千差万別だからなあ
人間のように、なかなか顔を覚えてくれない人もおるやろし
-
おはようございます。コメ返しを。
>>967
乙有難うございます。
この三人は、どこに行ってもモゲロと言われる事でしょうw
>>968
乙有難うございます。
>戦局報道の所がゲームの声で脳内再生されました。
そう言って貰えると、頑張った甲斐が有りました。
>>陣龍氏
乙有難うございます。
>完全な他世界の事なのによくもまあこんなに感情の発露が出来るもんだ
まぁ原作以上に、戦局が安定状態ですしおすし(ヲイ)
そして改めて、陣龍氏乙でした。
早くもブリッツとレインボーの関係が、様式美化していて草w←殴
そして「主治医を呼ぶぞ?」の一言でいちいち悲鳴を上げるテイオー・・・。
多分何時でも出れる様に、外で主治医が待機しているんだろうな(他人事並感)
さて、次回で一体どういう蹂躙劇が見れる事か(コラ)
-
因みにゴーストウィニング号に三度敗退して最悪のスランプに陥った『ライトニング号』、既にこの頃には気分一新して過去と同じように
その名の如き神速で競馬場をかっ飛ばして居ます。もう一度『あの自分より早かった馬』を今度こそ打ちのめす為にも
…【もうすでにこの世に『ゴーストウィニング号』が存在していない】事は『ライトニング号』には分かっていないし、分かりようがないのです
>>975
トリプルターボに付いては194氏にお頼み致しましょう()
>>976
メイショウドトウの件がウマ娘界隈では有名(かも)ですが、テイエムオペラオーの馬と仲が良いドトウは、周囲の人間が『オペラオー』と悲しい声で【鳴く】ってんで、
『オペラオー』が嫌いになった、と言う話も有ります。馬とその(人間が名付けた)名前が繋がらない事は割と普通に有る事みたいですしね
>>977
蹂躙劇…うん、確かに蹂躙劇では有りますな(三頭以外の同レース出走馬向け)
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馬でも賢いやつとかはいるみたいだな
主医師の足音を聞いただけで逃げたトウカイテイオーとか
調教師が嫌いなゴルシとか、背広が嫌いなツインターボとか
見て覚える人はいますな
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とりあえず、スレ立ててきますわ
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194氏のとこの主治医はテイオー相手に無拍子使ってたな
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しかし、ステイゴールド産駒の一覧集みてるけど
ドリームジャニーの顔が物凄いわな。ゴールドシップのべろべろは愛嬌あるなだけに
なんで、ドリジャのはあんな凄い目をしてるのやら
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>>982
ディクタス(ステゴの母父)の子孫は大体ディクタスアイ持ちだからステゴ一門は殆どあの目が遺伝してる
ゴルシもあのドリジャのようにメンチ切ってるような白目ギョロつかせた変顔の画像はいくつかあるし
ちなみにイクノとトプロもディクタス血統なのであの目は遺伝してる
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お二人共乙です。
久々の投下いくぜい。
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銀河連合日本×神崎島ネタSS ネタ ゲートの向こうには(ry・超大陸日本クロス 神崎島おウマさんVS日本ウマ娘 第九話「ウマと馬の夜はまだまだまだ続くようです」
『くそお…!保健室から周囲伺った途端に見つかるなんて!!』
『ゴーストさん!右から別のお化けが来ますうっ!!』
:どう見ても夜廻(ウマ娘版)です(白目)
:ありがたくねえ!?
:アレ退ける手段ないん!?
:百足様、(゚Д゚≡゚Д゚)ドコドコ?
:コトワリ様でも可!!
『私、帰ったら今日の祝福でMAD作るんだ…!!後、テイオーにDay after day歌って貰ってアニメテイオーMADとか、
スズカさんに大神のRESETとか…。』
『まっどとか何なんですー!?』
:フラグ他店な!?
:祝福って何のことや!?
:ゴースト、ジンクスって知ってる?
:>テイオーのDay after day 聞きたいけど聞きたいけどさあ!?
:花舞 神流:ゴースト…
そんなウマウマ生放送を見ている人もとい神様方がいらしゃった。
元凶の方は嫁さんにキャメルクラッチをキメられ床をドンドンと叩くがそれを見ていたおウマさん出身世界の伊邪那美命は呆れ果てていた。
『……何だか分からんが『問題無い』と専門家?が言うんだったらそれでヨシ!』
『腕ぇぇぇええ!?電さんの腕ぇぇぇええ!?』
腕がもげた電が映ったその瞬間、嫁さんの腕に思わず力が入る。
するとコキャっといい音が元凶=サン首からして白目向いて泡吹いたがどうでもいいことである。
同時刻の神崎島の艦娘さんらも阿鼻叫喚だったそうな。
「ハラショーじゃないねこの状況は…。」
「い、電の腕がぁぁぁあああ!?」
「誰か明石さんを!あ、秋津洲さん!早く緊急泊地修理を!!電が死んじゃう!!」
「雷ちゃん揺さぶらないで欲しいかも!?電ちゃんここにいないから緊急泊地修理無理かも!!」
「電はここにいるのです!?」
場面はゴーストウィニングと電達がいるトレセン学園へと戻る。
「そもそもゴーストウィニングさん達は何故ここにいるのです?」
電の問にゴーストウィニングがデメテルからニシノフラワーの課題と自分の勝負服を取りに降りたと言うと電は頭抱えた。
「この状況知らなかったのですから降りてしまったのしょうがないですがなんで降りる前に大人の誰か、
教師やトレーナーさんに報告連絡相談をしなかったのですか?」
「「……。」」
:電ちゃん容赦ねえ…
:だけど実際その通りだからなあ…
:花舞 神流:ゴースト、トレーナーさんからも相談してくれてればって言われてるわよ
実際その通りだから二人は黙るしかない。
学園長の指示により教師やトレーナーの引率の下、学園全体でデメテルに上がったのだから外に出ようとするのならば相談するのが当然であろう。
そしてそこにメジロマックイーン号が合流する。大見を担いだ状態で全国放送である。
「まあ兎に角一旦ここから離れましょう。でもお二人を連れて建物伝いに地形無視して移動するにも電の片腕がこれでは…」
「やはり行きますのね。いつ出発しますの?私も同行しますわ。」
「マックイーンさん!」
:メジロマック院…て担いでるの!?
:ちょwww
:絵面www
:お米様抱っこwww
:花舞 神流:女学生に担がれてる自衛官て凄い絵面ね…
:凸撃馬鹿:オーちゃん何でそうなった!?
:でもアレ?トレセンの制服じゃない?
:鎮守府の制服じゃねあれ?
「降ろしてくれ!?」
-
よいしょという感じで大見を下ろすメジロマックイーン号、そして到着と同時にゼルモニターが造成される。
トウカイテイオー号がゼルモニターに映るが脇から押しのけて来たウマ娘達に押し潰される。
『ゴーストウィニングにニシノフラワーみんなが、むぎゅ!?『フラワー!大丈夫!?』『フラワー君怪我ないかい!?』
『フラワー!safetyデス!?』『ゴーストも怪我はない!?』『ゴースト心配したんだよ!!』』
ニシノフラワーとゴーストウィニングに詰め寄るウマ娘を埋め尽くされたゼルモニター。
そこからの圧に二人はちょっと引き明後日の方向に目を逸し、そしてゴーストウィニングは彼女、対州要塞姫と目が合った。
ゴーストウィニングは対州要塞姫から目を離せず、見た。
―――ごーすとうぃにんぐはだれかのためにおこるということをはじめてしりました―――
―――やさしいそのかみさまはおこってました。わたしごーすとうぃにんぐのためにおこっていました―――
―――そのひともごーすとでした。つしまのごーすとでした―――
―――そのこんていにあったのは―――
そんなゴーストウィニングに気付かずメジロマックイーン号は話を進める。
「それで電さんの話は移動しながら聞きましたが…大見さんに地力で移動して頂いて私にお二人乗せればよろしいかと。」
「確かにそれが一番安全な方法なのです。というか異界ですし大見さん単独というのも…他のおウマさんも呼んで分散しましょう。」
「そうですわね。テイオー、ライスさん辺が無難かしら…?」
:ウマ娘に乗せるってなんだよ(哲学)
:さっきのゴーストみたく鞍上(おんぶ)じゃね?
:流石に一人が限界やろ?
:花舞 神流:うん話には聞いてたけどあのマックイーンホントに乗せられるんだ…
:ゴースト御義母堂殿何かご存知?
:教えてたもれ
「という訳でテイオーちゃんにライスさん!」
『な、何だい電?今押し潰されてるんだけどー!?』『電さん何でしょうか?』『え、何?』『ラ、ライスが何か…?』
「ウマ娘の方じゃない方のなのです…呼ぶのでとっとと来るのです!」
電はトウカイテイオー号とライスシャワー号を呼ぶがウマ娘の方も反応する。
これどうにかしなきゃなと思いつつ電が指笛を吹くと画面の向こうのトウカイテイオー号とそれを見ているライスシャワー号の耳がピクリと動く。
その光景を見てとりあえずは大丈夫と息を吐く電であったが悲鳴の様にゴーストウィニングの名を呼ぶニシノフラワーの声が木霊する。
「ゴーストさん!ゴーストさん!」
「ゴーストウィニングさんどうしました!?」
振り向くけば必死にゴーストウィニングに声を掛けるニシノフラワーとマシュの姿があった。
ニシノフラワーは必死でウマ生中のスマホを落としていた。
ゴーストウィニングは両膝を地面につき両目から涙を流し続け一点を見続け、ニシノフラワーはゴーストウィニングを揺さぶろうと手を伸ばす。
そのゴーストウィニングの視線の先には血の涙を流し怪異を引き千切る対州要塞姫の姿。
「みんなみんなころしあいさせられておもしろはんぶんにころされて…。
たおれたらすてられてひかりにとけてばくふうにとばされてねつでやかれて…。
みんなうらんでおこってあきらめて…のろってる…。」
「まさか…対州ちゃんの中を見たのです…?
ッ!!ニシノフラワーちゃん、今のゴーストウィニングさんに触わちゃっダメなのです!!」
「え…?」
電が叫ぶが少し遅かった。
ニシノフラワーは少々異界に居すぎた為に霊感とでも言うべきものが活性化していた故にゴーストウィニングが見たものを視てしまった。
ニシノフラワーは視た。
…何処かの神社、その池に、一杯人が沈んだ池に沈められた私より幼い女の子がいました…
…その女の子は対州要塞姫さんに瓜二つ、女の子はそれらを受け入れて願いました…
『誰か…誰か…、アイツらに報いを…おとうさんをおかあさんをおじいちゃんをおばあちゃんをおねえちゃんをおにいちゃんを殺したアイツらに…!!』
-
その時、電の後ろでトウカイテイオー号とライスシャワー号が現れる。
無理やり引っ付いて来たのか大勢のウマ娘達も同時に出現してるが電には気にする余裕もない。
「うわ!?」「なんで!?」「ナンデミンナツイテクルンダヨ!!」「嘘でしょ!?」
:なんか大量のウマ娘来たぞ!?
:あの…気の所為か…テイオーにライスが二人居るように見えるんですが(震え)
:安心しろメジロマックイーンも、も一人いるゾ(白目)
:どういうことなの…
「あイテテテ…あ、ゴースト!って何で泣いてるの!?ネイチャ、ゴーストが泣いてる!!」
「ううう…何で私までって…ゴーストだけでなくニシノフラワーまでボロ泣きしてる!?」
最初に立ち上がったのはツインターボとナイスネイチャ。
二人はマシュとニシノフラワーとゴーストウィニングに駆け寄り、後からたった者らも続き電は止めようとする。
「お二人とも今のゴーストウィニングさんに…、
「ちょわー!?お二人が泣いているですと委員長としてお助けせねば!!」
「泣いている方がいれば助けるのがプリンセス!!突撃ですわ!!」…何なのです!?」
「うひゃあ!?」
しかし悲しいかなウマ娘には凸撃癖のある暴れウマもいる訳で…纏めてニシノフラワーとゴーストウィニングの所へ団子状に突っ込んでいった。
後、マシュも巻き込まれた。大混乱である。
-
以上になります。転載はご自由にどうぞ。
-
阿鼻叫喚であるなあ
そして、魂が定着してないがゆえに
ゴーストは見えてしまうたか
-
>>635氏
乙有難うございます。
そして635氏、乙です。
ゴーストとフラワーが見てしまいましたか(汗)
しかも、無理矢理ついて来た他のウマ娘達まで。・・・これ収拾がつくんか?
-
乙です
平和なウマ娘村にヒトミミの悪意が広がって行く・・・
あ、元凶さんはそのまま権能全部毟ってポイで
この世界線の性格じゃ何かあると権能濫用して事態を悪化させた挙句、都合が悪くなったら逃げ出しそうだし
-
194さんとこは、平和な元ネタ寄りのだからなあ
635さんのように虹を渡った神馬じゃないし
-
ふと思ったことだが、ゴルシがウマ娘化して、好きな相手って
今浪厩務員みたいな、お爺ちゃんがが好みではなかろうか?って思うときある
-
>>989
対州要塞姫はゴーストオブツシマでもあるゆえにある種の類感呪術です
>>990
>・・・これ収拾がつくんか?
大丈夫だ問題ない。ウマ娘さんたちが成長するだけです。
>>991
>平和なウマ娘村にヒトミミの悪意が広がって行く・・・
ヒトミミはゴブかなんかか…
では続き投下じゃ
-
銀河連合日本×神崎島ネタSS ネタ ゲートの向こうには(ry・超大陸日本クロス 神崎島おウマさんVS日本ウマ娘 第九話「ウマと馬は善性を信じ勇気を出してライブをするようです」
そこはトレセン学園中央の三女神の噴水、視聴者の目の前ではウマ娘らが泣いている。
サイレンススズカ号らに輸送され降りてきたトレーナーたちがウマ娘達をあやすが泣き止む気配はない。
電は特に泣いて消耗が激しいゴーストウィニングの傍にいた。
「ゴーストウィニングさん、貴女が視た光景を気に病む必要はないのです。アレはもう終わった物語なのです。」
「でも、でも!あんな…!」
「疑問!駆逐艦電よ…これは一体如何なることか!?」
当事者でもある電の言葉に泣く幼い少女の様に反応するゴーストウィニング。
その光景に対して問いただす秋川やよい理事長に対してゴーストウィニングをあやしながら電は答える。
「ゴーストウィニングさん…視てしまったのですよね?対州ちゃんの生まれた理由をその目で…。」
「うん…。」
「そしてウマ娘さんたちもそれを視てしまった…ニシノフラワーさん以外は断片的でしょうが…。」
「なん…だと…。」
「対州要塞姫の生まれ?」
「彼女は私達の世界の戦争の過程で生まれたのです。こっちの竹島の深海棲艦さんみたいに…。
個人ではなく対馬侵攻や二発核の使用と製造による日本人の直接、間接的犠牲者二万人超の方々のですが…。
核兵器の製造で日本人数千人、対馬侵攻で日本人その他合わせ一万人、
ニ発の核使用で避難者、在日米軍、自衛官合わせ数千人といったとこなのです。」
つまりは伝え聞くだけで吐き気を催す惨劇を視認したということ。
善性の存在であるウマ娘が人の悪性の果てを見せつけれられどれだけの心の傷を負ったか分からない。
なおこれはウマウマ生放送で絶賛配信中である。
(; ゚д゚); ゚д゚); ゚д゚) ゚д゚); ゚д゚); ゚д゚); ゚д゚); ゚д゚); ゚д゚)<どういうことなの…
画面の前の良い子もトレーナー達も国会議員もその他諸々こんな感じである。
「ゴーストウィニングさん、今日はもうデメテルに戻って休みましょう?
対州ちゃんも怒りの対象が消えた以上遠からず鎮まるでしょう…。」
優しくゴーストウィニングに言う電にイヤイヤと幼子の様に首を振るゴーストウィニング。
自分の為に怒ってくれたあの心優しい神さまのために何かしたいと。それを竹内は嗜める。
「しかしゴースト、ただのウマ娘であるお前じゃあ戦うとか…。」
「それでも!それでも何かしてあげたい!!」
:ゴースト…
:こんなゴーストウィニング初めてだ…
:そもゴーストがウマ娘になってそんな経ってない件
::花舞 神流:ゴースト、誰かの為に何かをしてあげたいと心の底から思うほど強くなってたんだ…
ゴーストウィニング必死の嘆願、その光景にゴーストウィニングの法律上であるが親である花舞神流こと飯崎鈴夏は文章を打ち込む。
:花舞 神流:電ちゃんコレ見てないかもだけど出来るなら…どうか、どうか普段わがまま言わないゴーストのお願い叶えて上げて…
その言葉を電は見ていない、だが花舞神流も視聴者も見えていない存在が電には見えた。
ゴーストウィニングの傍らのでゴーストウィニングの成長に嬉しそうに嘶く。
恐らくは強すぎる縁や人々の想い故に現世に焼き付いた"彼"の魂の残り香。
"彼"はその目で訴える。どうかゴーストウィニングの想いを遂げさせて欲しいと。
「どかの誰かの為に苦労するのが電の艦生、まそれも悪くないのです。」
溜息を吐き立ち上がり歩みを進める電、その後にマシュは続く。
その視線には血の涙を流し吠える対州要塞姫の姿があった。
その周囲には姫を慰める様に解放された馬たちの魂ウマソウルが揺蕩う。
ゴーストウィニング達に背を向けたまま話し始める。
「ゴーストウィニングさん…それにウマ娘の皆さん。
ウマ娘の、貴女のその手を血で赤く染められますか…?
貴女のその足で屍を超えられますか…?そんな強い心はありますか?」
-
その言葉に歯を強く食いしばるウマ娘達。そもそも善性のウマ娘にそんなこと出来る筈もなく、
対州要塞姫の為に何かしたいと思いながらも視た光景にに恐怖すら感じ何かを言い出せないウマ娘らに電の言葉が突き刺さる。
続く電の以外な言葉にウマ娘達は顔を上げる。
「貴女達がそんなことする必要はないのです。出来ることをするのです。
その手は誰かの手を取るために、その足は誰かの夢を乗せる為に、その声は想いを届ける為に…。
手を差し伸べなさい、踊りなさいそして歌うのです。」
それこそはウマ娘の本懐、電は振り向きウマ娘達に笑いかける。
「その想いは必ず対州ちゃんに届くのです。そうは言っても今その為の勇気は少し足りないかもしれません。
あんな光景を見せられたのだから…それでも…!」
電は再びウマ娘に背を向ける。、
その後ろ姿、片腕で頼りない筈のその姿にトレーナーや視聴者らは幻視する。
銀と赤の巨人を、赤いマフラーをたなびかせた改造人間を、金属を纏うヒーローを。
「人の善性を、自分の勇気を信じるのです。世の中には善性な神様も仏様も仮面ライダーもウルトラマンもいるのです。
キャロットマンやプリンセスファイターだってどこかで勇気を持って戦っているのです…多分…!」
ウマ娘らは電の背にキャロットマンを、プリンセスファイターを自身らの知るヒーローを視た。
ウマ娘らの勇気を補う為に、人の善性を見せる為に電は立つ。電の傍らにメジロマックイーン号が立つ。
「大具足を呼ぶならば手足が必要でしょう?此度は私が務めましょう…と思いましたが"彼"に譲りますわ。」
「なのです。ですがまだまだ電は未熟、一人ではとても喚べないのです…。」
対州要塞姫の傍に揺蕩っていたウマソウルの残滓達がゴーストウィニングの傍にいる"彼"に集まりだす。
ゴーストウィニング達の…いやウマ娘達の願いを叶える為、ウマ娘達を祝福するため。
ここは受け継がれる場、三女神の導きで残滓でしかない"彼"はウマソウルの残滓を受け継ぎ残滓どころか馬という存在を超える。
ヒヒ―――ン!!
天下無双の嘶きがトレセン学園に木霊し馬が現われる。
花舞神流はそれを画面越しに見た。彼女が何処かで見たことのある、だが決してもう存在しない筈の馬。
呆然とその馬を見るゴーストウィニングと竹内に対し馬は電の傍らに歩みを進める。
:俺は夢でも見てるんだろうか…
:あいつが居るように見えるんだが…
:(^∀^ヾ|オレモナー
:なんか画面が乱れてる
;安いモニター使ってんなwwあ俺もだ
画面に流れるコメントが滲む。その姿を見て花舞神流の目には涙が溢れ、手を伸ばすが届かない。
画面の向こうでは電がその名を呼ぶ。
『"ゴーストウィニング号さん"お手伝いお願いするのです…!』
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「来るのです!摂津式大具足・熊野!!」
電が叫んだその瞬間に電とゴーストウィニング号目掛け光が迸る。
トレセン学園を覆う異界の闇を切り裂く様に巨大な稲妻が天より落ち皆の視界を眩い光で白く染める。
その輝きに光を腕で塞ぎ目を閉じるウマ娘やトレーナー達、光が止み恐る恐る目を開けるとそれはあった。
『ゴォォォォルデンなのです!!』『ヒヒーン!!』
電の叫びとゴーストウィニング号の嘶き。
紫電を迸らせ雷鳴を響かせ勇気の輝きを身に纏う赤い巨躯、あり得ないテレビの中から出てきた様な存在。
ウマ娘達が見た悪夢といえる惨劇の果てに確かに現れた希望。
巨悪と戦ってきた大金剛(スーパーロボット)、それは確かにここにある。
「あ、あれは…!?」
「あれは電お姉さんのとっておきゴールデン・ヒュージ・ベアー号、またの名を『摂津式大具足・熊野』…!」
「摂津式大具足…。」「熊野…?」
「はい…私達の世界で坂田金時さん、足柄山の金太郎が北山蓮台野の大土蜘蛛の討伐に用い電お姉さんが受け継いだ大具足です!」
マシュが説明を聞いてゼンノロブロイが呟く。
「坂田金時…源頼光四天王…存在が疑問視される英雄(ヒーロー)…本当に居たんだ…。」
ヒーローはいて奇跡を起こした。
アニメ様に自分達の為に助けに来てくれたという思いだけで勇気がウマ娘達に湧き、ニシノフラワーは呟く。
「マジェガル…電さんは…マジェスティック・ガールズだったんだ…。それにゴーストウィニング号さんも助けに来てくれた…。」
ならばと思う自分も、幼く勇気の足りない自分も立とうと人の悪性の果てを見せられた一人のウマ娘が立ち上がる。
人の善性を示すヒーロー(英雄)がいるのならば信じようと恥じぬようにと少しの勇気を震える手足に込める。
そんなニシノフラワーを見て白衣を着た誰かが笑いカウボーイの様な格好の誰かが口笛吹く。
釣り竿を持つ青い髪の誰かと傍らに立つ花の様な少女が…いやウマ娘らを見守る存在全てが笑みを浮かべる。
ニシノフラワーに続き、次々と勇気を振り絞り他のウマ娘達も立ち上がる姿に。
その光景を他所にマシュは秋川やよいに問う。
秋川やよいは人の悪性を勇気で超え善性を信じようとするウマ娘らを見て感動していた。
「理事長さん…。」
「グスッ…駆逐艦霓よ、何か?」
「ウマ娘がライブをするならば、相手があの人ならば相応の場所が必要でしょう?」
「確かに…しかしライブ会場は…遠い…。」
「私が用意します…相応しい場を!」
マシュは盾を構えると震える手足に勇気を込めて立ち上がるウマ娘の最前列に立つ。
「…私は災厄の席に立つ……。其は全ての疵、全ての怨恨を癒す我らが故郷…顕現せよ…!!
『いまは遙か理想の城(ロード・キャメロット)』!!」
;唐突にFateが始まったんだが…
:俺はウマ娘を見ていたのではなかったのか…?
:何!?艦隊これくしょんではなかったのか!?
:何かゴーストウィニングの傍に小人が来た?
ゴーストウィニングの傍に立つのはトトロット、その背には大量の荷物がある。
背負う荷物を置きゴソゴソと漁ると中より何かを取り出す。
「あ、トトロット。」
「ほい、キミにとって大切なもの届けに来たぜ。」
「これは…!」
「逃げてる途中の落とし物、勝負服って言うんだろ?もう忘れちゃダメだぜ。」
ゴーストウィニングは差し出された勝負服を受け取ると大事そうに抱きしめる。
その間もトトロットは持ってきた全員分の勝負服をウマ娘達に配りついでに生放送してるスマホのカメラとマイクを塞ぎついでにテントを造成。
ウマ娘らはテントの中で勝負服に着替え始めた。
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:ちょー!?
:ああんひどぅいん
:花舞 神流:誰か知らんがグッジョブ!!うちの子の柔肌見せてなるものか!!
ゴーストウィニングも勝負服に着替えると白亜の城の中庭に出る。
歌う準備を始め話し合うウマ娘達、歌う歌は決まったようだった。
そこへライスシャワー号が来た。
「ゴーストウィニングさん…。」
「ライスシャワー号…。」
「言っておかなくちゃならないことがあるの…。ウマソウルではないゴーストウィニング号さん、
残滓という形で貴女を見守ってたあのゴーストウィニング号さんはもう馬という存在超えてしまってるの…。」
「UMA?」
「そういう問題じゃないの…もうこの世界にはいられない。朝が来れば虹の橋を渡らなくちゃいけない。」
「………。」
「一緒の最初で最後の機会、大切にしてね?」
「うん…。」
白亜の城にウマ娘達が並ぶ、ゴーストウィニングもその列に加わる。
ゴーストウィニングの隣にはニシノフラワーが立ち、二人を挟む様にナイスネイチャとセイウンスカイが並ぶ。
『対州ちゃん!ウマ娘さんたちのライブを聞くのです!!くっ…思ったより力が残ってるのです!?』
暴れる対州要塞姫を赤い大具足が拘束するその光景を視界に納めるゴーストウィニング。
悪夢を見せられた時と違い凛と立つゴーストウィニングはニシノフラワー、ナイスネイチャ、セイウンスカイと視線を巡らせば皆が頷く。
おお、おおと声を出せばファンファーレが鳴り響きウマ娘の歌声が異界に木霊した。
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以上になります。転載はご自由にどうぞ。
トトロットが全員分の勝負服持ってこれた理由、保管室に妖精ぱうわぁー(物理)を使ったから。
なおホントは全員分自作したかった模様。
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銀河連合と艦これとウマ娘と関連した作品よ、光あれ!!
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