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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその75
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思い付きの小話。
「君には親友っているかい?」
おっさんの家でぼーっとしてたら隣り合わせでテレビを見ていたおっさんが何か言い出した。
「親友ねえ」
いるかと言われればいると思うし。
いないか言われればどうなんかね。
「ん〜親友」
考えてみる。
腹を割って話し合えてなんでも本音で語り合える相手。
まずクララがそうだ。
あのちみっ子には隠し事なく何でも話せる。
それとマリーもそんなだろう。
あいつの前でも大体は素で何でも話している。
二人で歩いているとき、散策がてらに色々店回りしているとき。
狭いアパートで二人きりのとき。
どこでだって本音で語り合えるあいつらは親友と呼んでもいいのだろう。
しかしだ。
その親友をいわゆる心の友と呼べる存在となれば違ってくるかも知れん。
悩み事や人生問題について、生活態度やお金遣いまで全部さらけ出して話してる相手といやあだ。
「おっさん」
「・・・・・は?」
ハトが豆鉄砲食らったみたいな顔するおっさん。
「え、っとね。僕は君に親友はいるかと尋ねているんだぞ」
「おおよ、だから俺の心の友はおっさんだって」
「ええ〜・・・・なんで僕になるの?」
そりゃあいつも真摯に悩み事を聞いてくれるし、飲みのもつれてってくれて一緒に飲んで朝まで飲み明かしてさ。
娘のことやら家族のことやら、政治の話とか色々おっさんの方も話してくれるし俺も俺のこと包み隠さず話してるし。
家にはいっつも上げてくれてメシ食わしてくれるし風呂も入らせてくれるしよ。
ルルーシュやコーネリアなんかには叔父上に寄生するなこのごくつぶしがって怒られたりするけど、そんなときも案外庇ってくれたりするんだよな。
そりゃあ、だから心の友だろ?
ありのままを伝えたら。
「はあ〜」
溜息を吐かれちまった。
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