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日本大陸クロススレ その175
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日本大陸の創作物とのクロスSSや考察・ネタを書き込むスレです。
スレが荒れる事のないように喧嘩や煽り合いは厳禁です。
みんなで仲良く日本大陸世界と創作の混じった世界を楽しみましょう。
尚、このスレは憂鬱本編とは無関係という事を前提としてearth氏の許可が下りています。
憂鬱本編に関係するネタを書くときは本編の設定を遵守し、細心の注意を払いましょう。
各職人様の作品や、スレで語られた内容設定の数だけ世界線が存在しており、皆それぞれ日本大陸です。
設定に関して疑問に思う処などがあれば職人様や住人の皆様に質問し、大いに議論しましょう。
投下作品に関しては基本的に創作物とのクロスが前提となります。
日本大陸の設定は日本大陸スレ及び日本大陸の創作クロスのスレのみの設定であり他スレへの
持ち出しは厳禁です。
【書き込みにあたっての注意】――日本大陸世界の公式想定まとめ(wikiより転載)
0――【日本大陸の民族や資源に関して】
・日本大陸の主要民族については史実同様に日本民族というほぼ単一民族で構成されているものとする。
・日本大陸は、豊富な資源に恵まれているものとする。
1――【歴史的事実に関して】
・日本大陸世界は「基本的な歴史的事実において」史実世界と共通するものとする。
・「基本的な歴史的事実」は、歴史年表に記される出来事の名称および結果である。
その影響は日本大陸本土周辺において厳密に守られるべきであり、その外縁や海外における出来事はこの目的を達するためにある程度の改変を可とする。
・上記の「基本的な歴史的事実」以外、たとえば歴史的人物の来歴や出来事の経過については、「基本的な歴史的事実」例えば「関ヶ原の戦いにおいて徳川氏が勝利する」といった事象を妨げない限りにおいて、日本大陸世界の地理・自然・人物その他の状況を勘案した上で自由な想定を可とする。
ただし、歴史的重要人物の生死や重要行動については慎重な想定を要する。
・日本大陸本土周辺における「基本的な歴史的事実」を達成するための想定は、自然科学的に妥当な理論および手段方法をとり、かつ社会科学的にも可能な限り妥当な想定をもって行うものとする。
・日本大陸世界における「基本的な歴史的事実」は、幕末前後から転生者たちによる干渉が大規模化し最終的に「明治維新成立」を目的にと改変を可とする。
史実や憂鬱世界とは違った明治維新となる可能性が高いだろう。
・明治維新以後については本編同様、自由な想定を行うものとする。
2――【夢幻会に関して】
・例外を除いて転生者が転生する人物の条件は、基本的に憂鬱世界の条件と変わらないものとする。
・大陸日本の人口増大に比例するように転生者の規模も増大するものとする。
・上記の理由により再転生者だけにこだわらず、史実世界や憂鬱世界からの一回目の転生者も存在するものとする。
・最初の日本大陸ネタで転生者出現の時期があいまいな事とアヘン戦争で改革の機運が高まったという記述を根拠に憂鬱世界からの再転生者および史実・憂鬱世界からの1回目の転生者が登場し始める年代は、転生する史実の人物の明治維新以後の生存を条件として19世紀初頭からとする。
(例として天保の改革の時代に転生者が鳥居耀蔵に転生しているものとする。)
・また上記の条件に史実で他殺や自害などで死亡した人物で生きていたら明治維新まで生存できる可能性のある人物も含まれるものとする(例・井伊直弼など)。
3――【自然環境に関して】
・自然および地理的な想定は、自然科学上妥当なものとする。
・架空の生物種や架空の地理的特徴は史実世界に存在する、あるいは存在したものをもとにする。
・想定に際しては「地球史的な出来事」を勘案し、たとえば恐竜が進化した知的生命体が地球の覇者となるような大規模改変はこれを避けること。
・日本大陸本土およびその周辺環境については、「面積が10倍程度であり、『北海道・本州・四国・九州および付属諸諸島』により構成され、
気候においては史実と大きな違いはなく、火山性の山岳地帯を有し、史実同様大規模な海流によってほどよくユーラシア大陸から隔絶されつつも繋がりは失っていない」もの、
すなわち史実と類似したものとする。
・面積広大化に伴う各地の緯度変化などの自然科学的に避け得ない事象に関しては上記に優先する。
・以上を順守する限りにおいて、想定は自由である
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>>166
ヴァルト盟約同盟が開発した極地兵器で、山がちな同盟の地形にて戦車の代わりに十全に動ける機動兵器として開発されたみたいですね。
旧ギアーデ帝国軍の15個戦車師団を同盟のフェルドレス部隊が撃退したことから一躍脚光を浴びるようになったそうです。
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>>167
成る程本来は山岳に於ける運用が本文と・・・
そうなると寧ろギアーテのフェルドレスが本来は異端寄りな訳ですか・・・
論外の桶は兎も角・・・
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レギオンの主体が装脚兵器であることから同じ装脚兵器でないとカモにされる
加えて戦車などの既存兵器よりも少人数で運用できることでレギオンの物量に対して対応できる
こういった理由から主力を担っているようですね
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>>168
(ギアーデ…ギアーテではなくギアーデ連邦なのです…)
元々足は速いが火力と装甲では従来の戦闘車両に劣るという半端な存在だったみたいですが、
レギオン戦勃発して以降は対レギオン戦に合致した兵器(俊敏で運用必要人数も少なく、最低限の火力を備える)として主力兵器となっていったそうな。
ギアーデ連邦の主力フェルドレスでるヴァナルガンドはあれはあれで変態的で、連邦の高い技術力を持って力尽くで主力戦車級の装甲と火力を備えながらも機動性や俊敏性を損なわないままという中々ヤバイ代物を開発しました。
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そうなると極東戦線での86組の配置は何処にしますかねぇ・・・
戦場のイメージが平野のが強かったのでモンゴルか極東オラーシャで考えてましたが・・・
フェルドレスの特性考えると東南アジア側のが良いのですかね?
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>>170
どうも一度間違うと癖に成りますね・・・
ギアーデの技術に関しては退化して尚隔絶していると・・・
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まあ障害物が多く、尚且つ地盤が不安定な立地でも問題なく戦えるのがフェルドレスの強みであります。
一応はギアーデのヴァナルガンドを始め原作当時の各国のフェルドレスなら原作ストパン勢の扱うWW2前後の戦車よりはずっと強力なので、
平地で戦わせえてもティーガーやシャーマンよりは活躍は出来ると思いますね。
問題は敵ネウロイの数と火力がぶっ飛んでるので86兵器でもストパン兵器でも些細な差にしかならないって点ですが(汗
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>>172
帝国時代には及ばずとも、少なくとも平均的な技術に関しては未だに残存国家の中では群を抜いているみたいですね >>ギアーデ連邦
まあ他の国も他の国でシリンみたいなロボット兵士や自国の地形に特化した滑空可能なフェルドレスと色々尖った技術やノウハウを持っていますが。
因みにあんだけボロクソ言われている共和国も義手などの神経接続系やバイオテック系技術に関してはギアーデ連邦以上の物があったらしいです。
まあ壁の中に引きこもった後もそれを維持できていたかは怪しいのですが…
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>>173
その辺はある程度は緩和されますな歩兵戦力の火力は最大でもRPG-7位までですし・・・
レギオンタイプも火力その物は1940年代のネウロイ位ですから・・・
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4分後にSS投下しますぞ
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>>175
そうなると平原であろうと原作ストパンでのシャーマンやティーガーよりは活躍できるかもですね。
確かギアーデのヴァナルガンドの正面装甲は600ミリ圧延鋼板相当らしいですから。
因みにティーガー戦車の車体前面装甲が100mm、鋳造製の砲塔前面防盾は120mmです。
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憂鬱SRW アポカリプス 星暦恒星戦役編SS「Hyde&Exorcise」2
-星暦恒星系 星暦惑星 サンマグノリア共和国 グラン・ミュール内 第一区 上空
現地時間星暦2147年4月7日。
装備の調整と準備が長引いたことにより若干の延長を挟んで、秘匿作戦である「ハイドナイト」は決行された。
現地時間の2時ごろ、人々が眠りにつき、対空監視の甘くなる時間を狙っての空挺降下から始まったのだった。
(っ……もうこの時点で!)
高高度からの降下用装備---霊的な防御も含めたそれを纏うブレンヒルトは、重力にひかれて接近してくるおぞましい世界を認識していた。
その世界は白だ。ただし、何もなくていくらでも書きこめる白紙という意味合いでの白というわけではない。
他の色を絶対的なまでに拒絶し、何にも染まることを許さないという意味での白であった。
清廉で、清潔で、無欠に思えるそれは、しかし、色とは全く違う汚さや醜さで飽和していたのだった。
身にまとう防御礼装がすでに稼働している、しかもかなり強力に動いていることから、それの異常さもうかがえるというものだ。
まったく、これが全く無意識に作られた人工の地獄とは信じがたい話だ。
(想像力を飛び越えてきたわね……)
そんなことを考えている間に、高度は人の視認できる領域に入り始めた。
夜間とはいえ光の眩しい第一区に突入する関係上、このままでは光に照らされる可能性がある。
『各員、規定高度に到達したわ。光学迷彩を起動』
「レークイヴェム・オーケスタ」の精鋭部隊は、その声を合図に環境追従型熱光学迷彩を起動した。
刹那の間に、その姿は光学視認からは消え失せ、同時に対空レーダーなどからも逃れるものとなる。
同時に着地に備えて姿勢制御を行う。パラシュートなどでは目立ちすぎることから滑空翼を有するそれで緩やかに減速。
さらには魔術によって速度を削っていきながら、目標の建造物へと接近していく。
(さて……)
そして、目標としていた地点---第一区の高い建物の屋上へと、総勢40名が着陸に成功した。
遮音結界と振動を抑制する結界を張り巡らせたことで、その衝撃と音は全くと言っていいほど外に漏れなかった。
稜線に隠れた後は光学迷彩を解除し、終結する。空挺のための装備を外す。
しかし、顔を覆うマスク一式だけは決して外しはしなかった。そこだけが、通常の空挺降下のそれとは違っていた。
何しろ、ここに来た時点ですでに分かりやすいほどに、不浄と負の念で満たされているのだから。
『気分はよくありませんね、隊長……』
『ええ。けど、ここはまだ入り口にすぎないわ。ともあれ、ここから先は防護マスク着用必須よ。
予定通りここにベースを設営して装備の受領。人払いも忘れずに行って』
『了解』
『ベース専属に4名と、交代要員6名を置いておくわ。
残りは3つの班に分かれ、予定通りに行動を開始』
『了解しました……重装備コンテナ、来ます』
その声とともに、上空から遅れて投下されてきた重装備類が到着する。
除霊用の個人装備の中でも重武装に該当するそれらは、今作戦の要であった。
何しろ、このサンマグノリア共和国内の状況なのだから、いくら防御を固めても足りないことはなく、想定されるレベルは早々にないレベル。
ブレンヒルトもコンテナに格納されていた鎮魂の曲刃を取り出し、状態のチェックを行う。
十分もしないうちに総員の準備が整ったのを確認すると、ブレンヒルトは改めて合図を出す。
『さて、行くわよ』
そして、精鋭たちは10人ずつの隊に分かれ、一斉に動き出す。
闇夜に紛れ、気配と姿を消し、存在を隠しながらの極秘作戦。それが始まったのだ。
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>>177
とは言え、火力その他はあくまでも一個体でのですからね・・・
一部隊6000体位としても2〜3割以上はRPG-7を連射するので・・・
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「ハイドナイト」の人員が使うステルス装備は2種類存在する。
まずは一つに、空挺降下時にも使用した科学的な知見に基づく熱光学迷彩だ。
そしてもうひとつが、魔術的なモノ。人の無意識に働きかけ、注意力を散漫にさせ、行動を誘導する。
意識をしていなければ人間とは案外周囲をよく見ていないもので、それを誘発させることになるのだ。
だから、なんとなくその魔術的ステルスを使う人間が行く道や方向にはいこうという気が湧かなくなり、あるいはちょっと油を売りたくなるのである。
そういった意味でのステルスの二重。これにより、姿も見えずわずかな痕跡に誰も意識を向けることのない存在が出来上がるのだ。
(私たちの担当エリアは、死者の多いエリア。なぜ、この共和国第一区という中心地にそれが感知されたのかも、調査対象……)
鎮魂の曲刃を持つブレンヒルトが部隊長を務めるのも、その調査が目的だ。
かなりの嘆きと憤り、怒り、苦しみというものが積み上がっているのが感知されたのだ。それを読み解くには死者の魂と対話するしかないのだ。
首都のど真ん中でそんなことが起こっているというのは尋常ではあるまい。革命が起こった旧フランスではあるまいし。
あの時代は、資料によれば特S級の事案---ヤーナムの遺物がかかわっていた可能性も示唆されている。
それ故に人は狂気に飲まれ、狂乱のままに動き、多くの血を流した。その結果、当時のフランスはナポレオンの時代の終焉までかなり裏表が入り乱れたのだ。
(けれど、あれは長い時間をかけての蓄積の結果……ここまで急激ではなかったはず)
そう、白系種以外を迫害する政策が実行され、このグラン・ミュールによる防衛体制が構築されてからまだ10年と経っていないのだ。
フランス革命に至るまでには裏の策動があったとはいえ、時間がかかったことは言うまでもないこと。
このサンマグノリア共和国に比較すれば長い時間と積み重ねがあったからこその歴史に残る事象として残っているのだ。
無論のこと、これが雪崩式に悪化したという線も考えられるが、このグラン・ミュールは地脈としてのポテンシャルがとびぬけているわけでもないのだ。
人が自然と集まり、首都となり、今もなお国家の残りを受け入れることになっている土地なのだから、相応に「格」は高い。
だからと言って、これほどの現象を引き起こせるかと言われると、首をかしげるしかないのだ。
(あるとするならば……人的な要因)
建物の上を飛び越えていくブレンヒルトは、思考を加速させていく。
ここで人が多く死ななければならないような何か、それこそ、嘆きが今になっても喧騒のように残り続けるような何かが起こされたということになる。
そして、それが起こるような何かとは?という推測は、作戦前から行われていて、ある程度候補を定めていた。
『ここね……』
サンマグノリア共和国の首都リベルテ・エト・エガリテ。
そこの一角にあるのが、共和国工廠特別技術開発局。RMIの管轄下にあり、通常の兵器とは肌色の違うものを開発している。
エイティシックス達の証言と実演によってその存在が明るみになった、極めてオカルト的にも興味深い技術。
(パラレイドデバイスの開発拠点……)
ある人種がもつ固有のテレパスに近い能力を人為的に再現し、あらゆる科学的な妨害の影響下でも通信や情報共有を可能とするシステム。
阻電攪乱型の影響さえもなく、前線のプロセッサーとハンドラーを結び、指揮管制を可能とするための画期的な発明ということ。
こういう言い方をすると失礼ではあるが---どう考えてもきな臭いどころではない話だ。
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テレパスに始まるその手の異能というのは、C.E.世界においても表の為政者や研究者によって研究されたことはいくらでもある。
だが、それらは裏の存在を表の力で再現しようとした結果、多くは失敗に終わるか、荒唐無稽な理論で無用な浪費を招くだけに終わっている。
それは裏の勢力が密かに潰したり妨害したりといったことをしたことも関与しているが、根本的に科学とオカルトが違う領域だったことに由来する。
だが、それはあくまでもC.E.世界での話となる。
もしも人為的にその手のテレパスを再現しようとしたら?
人種に関係なく今もサンマグノリア共和国において運用されているそれらは果たして綺麗に生まれてきたものであろうか?
(それは絶対にありえない)
人間ではありえないような跳躍でもって、ブレンヒルトらはその建物の塀やら何やらを軽々と飛び越える。
隣の建造物からの距離がそれなりにあるのだが、そんなことはお構いなしに、だ。
『……地下、ですね』
『ええ、死者の念が地下にたっぷり染みついているわ』
カタカタと、鎮魂の曲刃が震えている。驚きか、興奮か、怒りか。これだけの魂に驚きを隠せないようだ。
『あれだけ便利なシステムが、そんなにきれいに生まれてきている時点でおかしかったのだから……やはりというべきね』
『インプラント施術も行われておりましたからね。そんなもの、如何に医療技術に優れているというこの国でも、一朝一夕で出来るはずがない。
公式記録によれば、開発が始まったのはレギオンの侵攻が始まってからですから』
『そこから急速に実戦配備が進んで今もなおアップデートをしている……考えられることは一つね』
屋上に総員10名が着地。
素早くクリアリングと監視カメラなどの存在がないかの確認が行われ、出入り口に素早く殺到する。
『人体実験。被検体はおそらくエイティシックス達。人間でないと規定すれば、人の倫理観(タガ)は容易く外れる』
『ほぼそれでしょうね……』
『そして、証拠はここにあると……開きました』
電子ロックがされているが、その程度は容易く開けられる。オカルト関係者と言えど、その手の電子戦能力も求められるのだから。
そして室内突入の準備を整え終えたところで、ブレンヒルトが改めて通達する。
『改めて確認だけど、私たちの存在は存在していないわ。
痕跡を残さず、物証も残さず、誰にも接触しない。あるいは接触したとしても忘れさせるなどしておくこと。
非公式の作戦で、尚且つ裏の私たちの関与は存在してはならない。分をわきまえること……何があってもよ』
『……了解』
『承知』
『……行くわよ、覚悟を決めて』
ポイントマンがドアを慎重に開け、クリアリングをし、足を踏み入れる。
HQへと目標の建物への侵入を報告しながらも、ブレンヒルトらは突入を開始した。
まさしく、地獄への入口へと飛び込んで行くがごとく。
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以上、wiki転載はご自由に。
いざ、深淵へ。
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乙です。割り込み済みません。
・・・設定見るとレイドデバイスって作り方も相当ですからなぁ・・・
・・・其以前にアネットの父親が居た頃ならギリギリ無駄遣いしないとか色々言って消耗抑えてそうですけど、
其すら無くやると成ると実験にしろかなり無駄の多そうな事してそうなのが・・・
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乙理性だけしかない世界=狂気の世界へ・・・しかし共和国が優れているという医療とかバイオ関係も
86が絡んでくるとひょっとして戦前から?疑惑が出るでしょうね
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乙です
歴戦の裏関係者ですら慄く地獄の窯ですな…
下に恐ろしきは人の所業よ。
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>>179
一応RPG7は史実の性能だと弾頭次第ではありますが、大凡厚さ30センチメートルないし60センチメートルの均質圧延鋼装甲を貫通できるらしいので、
ヴァナルガンドの正面装甲なら余裕で防げる計算ではありますね。
ただそれが何十何百も撃ち込まれると流石に話は変わりますが(汗
あと元の自走地雷の機能もあるので、対戦車地雷型にでも張り付かれて自爆されればそれだけでフェルドレスの装甲をも貫通するらしいですし…
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おつです、フランス革命の狂乱はやはり裏もかなり入り組んでたということですがそれに10年も満たず匹敵するとか偉業ですよね真似もしたくありませんが
上位者由来のものなどを使用せずただただ憎悪と呪詛を積み上げたもので達成できたという・・・
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>>186
其を歩兵が走りながら発射してきますし何なら手榴弾として
機体の真後ろに投げつけたりしますね・・・
正面から飛んでくるのも一発二発では無いですし・・・(6000体中数割がロケラン持ち且つ複数の予備弾頭複数持ち)
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>>183 ナイ神父Mk-2氏
割り込みはお気になさらず
>設定見るとレイドデバイスって作り方も相当ですからなぁ
IFならばちょっとした研究にすぎないそれを無理やり技術として使えるようにしたものですしな…
奇形進化というべきか
>設定見るとレイドデバイスって作り方も相当ですからなぁ
実験で面白半分に無茶苦茶な設定にしてエイティシックス達を殺して遊ぶとかしていそうですしな…
>>184 New氏
>理性だけしかない世界=狂気の世界へ
自分は正気だと思い込むとかえって狂っていきますからね
あるいは、啓蒙が高すぎると…という話になります
>共和国が優れているという医療とかバイオ関係も86が絡んでくるとひょっとして戦前から?疑惑が出るでしょうね
邪推の一つや二つしたくなりますわな…
潜在的に有色種への差別は存在していたようなので、0と言い切れないのが怖いところですわ
>>185 トゥ!ヘァ!氏
>歴戦の裏関係者ですら慄く地獄の窯ですな…
まだ入口に入った時点なのだ…(白目
>下に恐ろしきは人の所業よ。
正気にて大業はならずとは言うものの…ここまでくるといっそ恐怖を覚えますわな
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>>188
やっぱりクソゲーではー?
因みにヴァナルガンドで重量50tとティーガーの57tより軽いですね。
とは言え50tの重量ですと東南アジアの立地で使えるかちょっとわからんので、軽量化措置が必要かもですが。
他だとM4シャーマンが30tでチハタンが15〜16t。レギンレイヴが大凡10〜15tくらいっぽいです。
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>>189
そもそも、建国時点で呪いの温床なので300年前に形作られた呪いが更に呪いを呼んだ可能性も・・・
赤子の赤子、ずっと先の赤子まで・・・と・・・
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>>190
そうなるとやはり地盤の安定した満州周辺に成りますかなぁ・・・
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対人向けの自走地雷って有効射程50mの人型の走るクレイモアですからな…
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アネットの父親、両親の呵責に耐えきれず自殺しましたが、
これこの程度で許されず地獄行きで怨霊に飲み込まれてそうなんですよね・・・
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>>191
案外、聖女マグノリアの霊が現役でどこかをさまよっていたりして…
肉体は滅びても、そのカリスマ性を発揮する異能だけが生きているとかありそうですな
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革命時に殺された王族、貴族や最後に犠牲にさせられた革命の聖女なんかの恨みつらみもあるでしょうしねぇ…
>>192
ギアーデのヴァナルガンドは満州などの地盤の安定している地域。
それ以外のフェルドレスは東南アジアや中国戦線でもいいかもですね。
極東ロシア当たりなんかは雪と泥だらけでしょうし、同じような気候であった
ロア = グレキアのバルシュカ・マトゥシュカやアルカノストあたりを配備してもいいかもです。
山がちな地形のとこにはヴァルト盟約同盟のMk6 ストレンヴルムがいいかもですね。
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>>195
上流層のアレさ考えると真面目に弔ったかすら怪しいですからなぁ・・・
300年・・・一般幽霊には500年が存在限界って説(平安や縄文の霊が見られない理由)とかは有りますから果たしてどうなのか・・・
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事と次第によっては
「聖女マグノリア…今は悪魔…コンゴトモヨロシク」
となる可能性も…
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白豚共が極端なまでに可笑しな思考になりだしたのは聖女の亡霊の力が関わっていた!!
↓
そんなことなかったわ…これ白豚共の素だわ…
ってなる可能性ありそうなのが恐ろしいですねえ…
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マグノリアの亡霊が連合への亡命?を希望するかもしれませんな…
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>>198
・・・英傑って種族が居るから笑えないのですよね・・・
有名処だとヨシツネとかジャンヌが此に当たります。
マイナー所だとハゲネとかロンギヌス兵長でしょうか?
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死んで300年立った後の方が自由にやれているかつての聖女…
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自分から邪魔と殺したくせに後から聖女として祀り上げるの実にフランス的ですよね(チクチク言葉)
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・・・そう言えば・・・共和国って聖女以外の宗教ってちゃんと存在するんですかね?
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わがんね。神様とかの話があるので宗教の概念はあると思われますが。
強いて言うのならば、戦前は自由と平等、博愛と正義と高潔の理想。
現在は白系種至上主義こそが彼らの宗教と言えなくもないですが。
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さて、今宵はこれまでとしましょうかねぇ
>>201 >>202
多分遺体とかは残されているでしょうから、そこら辺を回収すれば仲魔入りでしょうかねぇ
>>203
序盤でいきなり敗北
その責任を誰かに押し付ける
他国の助力がないと立ち行かないくせに駄々をこねる
そして他国を害するような独自行動をとる
まさにフランス仕草…
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あったとしても搭乗人物全員白色に塗り直してるでしょうな>宗教
自分とこの宮殿の石像に至るまで目を抉ったり首すげ替えたりして改竄している連中ですし
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というか既にそれはやってますぞ
子供向けのディフォルメキャラも白系種のキャラしかいませんし
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歴史の改竄…というには雑ですが、彼らの十八番ですからね。
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乙でした。
幽鬼レギオン(ボスバージョン)とご対面ならまだましか。
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>>207
仮に聖杯戦争がここでも実行できて、かつ白銀種に魔術師がいてマスターになり聖女を呼び出したらバーサーカーもしくはアヴェンジャーにしかならない気がする。
しかも流れ込む記憶は見たくないものばかり。
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>>165
この世界のブリタニアはシャルルが幼少の頃に糞兄貴と一緒に死亡するかして皇帝になれず現代でもブリタニア帝国は腐敗したままで日欧中の三カ国による侵攻を許して分割されてしまった可能性ありそうだね。
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>>212
父親が違うルルの誕生か・・・
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>>212
少なくとも改革は失敗していそうでありますね。
シャルル関係が難しくて、彼がいないとルルやシュナイゼルみたいな原作の皇族ズが生まれてこない…
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あの兄弟が居ないとなると、響団がどの国をパトロンにするかという問題も
CCは定まった相手を見つけれずに放浪を続けるんだろうか
その内、マオみたいな病んだ奴に取っつかまってえらい目に遭いそうだけど
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EUの方に響団とはまた違った組織がいるっぽいですし、ジルクスタンの響団は100年だか300年だか前に分派した集団らしいので、それらが本流となって原作の響団は取り込まれるんじゃないでしょうかね。
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スパロボDD ランスロット・グレイルSSR 武装一覧
ttps://www.youtube.com/watch?v=go93CRkgp04
やっぱりスザクみたいな滅茶苦茶な動きは無理なんだよなあと・・・<同じランスロット系列でも
ソードハーケンはこんだけ動くのか・・・
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実はスザクみたいな動きできそうなのってマリーの方だったり…(KMF試験で全適性にて最高値を叩き出した皇女)
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バケモンみてえなKGF乗り込んでましたっけね・・・
そういや今回ナイ氏のネタでシミュレーターで使われたのだどノーマルのランスロットなんですよね・・・
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ランスロットトライアルに乗った敵も反旗を翻した警備騎士団相手に無双してましたしね。
>>ノーマルランスロ
空も飛んでなければハドロン砲も撃たないし、翼も生えてませんからねw
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そういえば境界戦記。
最新話でユーラシア、アジア、オセアニアの三勢力とレジスタンスである八咫烏が正式に手を組みましたね。
アジア領で孤立している北陸あたりを譲渡して正式な日本領土として復活させてましたわ。
構図としてはアジア、ユーラシア、オセアニアが擁立した北陸日本政府と北米が擁立している正統日本政府による陣取り合戦ですね。
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結局真の独立じゃないんだよなあ・・・というね
他の勢力の傀儡なんでしょうかねえ・・・
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>>219
ノーマルな第1期ランスロットに紅蓮弐式、ガウェインの組み合わせですな・・・
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>>222
じゃあ自力で完全な独立が出来るかと言えば無理でしょうしね。
とは言え三勢力が手を組むためのワンクッションとして成立した独立なので、用が済んだから独立撤回ってのには早々ならなそうなのが少ないですね。
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>>221
正当性で言えば北米が擁立している日本政府にあるんでしたっけ。
しかもWikiとかの情報を見てみると北米同盟の勢力圏ではほかの経済圏とは違い名目上は支配域の自治権を認めており、経済支援による好景気と相まって、住民からの支持は高く、反乱や暴動の頻度もはるかに少ないみたいとあるんですが・・・。
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>>225
まんま分割される前の旧日本政府を抱き込んでますからの。 >>北米勢力圏
四勢力の中で一番成功している支配地域ですし。
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>>226
これアジア、ユーラシア、オセアニア、北陸日本政府と北米の戦争で北米側が敗北して北米支配地域での景気や治安が悪化したら北米支配地域の日本人のヘイトは北陸日本政府に向かうのでは・・・。
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>>227
可能性はありますね。
まあ最前線近くに住んでた日本人たちは北米からの攻撃で住んでたところ追われているので、彼らに関しては逆に北米の方を恨んでるでしょうね。
なので結局のところ誰かはどっかから恨まれてるのです。
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唐突だが『太陽の牙ダグラム』の舞台(デロイア)が憂鬱SRWに転移したらどうなるだろ?
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見てないからわからないので・・・と言うか此以上負担増やせとな?
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ダグラムは未履修ですね・・・
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そろそろね・・・お財布の中身がね・・・(遠い目)
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自分はウルトラマンの履修で円谷サブスクに入ったので・・・しばらくは・・・
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昔の作品の履修は大変なんだよなぁ…(白目
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>>233
兄弟よ
ウルトラマンはいいぞ!
そういや明日で公開から2週間後ですな
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そういや最近のSF界隈パラレルワールドではなくマルチバースという単語が主体で使われてるらしいですね・・・
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気軽に出してと言われても最新作はお高く、
古い作品は名作でも見つけつらいのです・・・(白目)
其にこうやってネットに接続している身ですけど、
彼方此方に契約するのは余り得意では無いので・・・
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>>235
公式二週間でネタバレ解禁ですが既に公式が我慢できずにおもらししてるんですよね・・・
明日20時から冒頭2分ぐらいyoutubeで流すそうで
あと円谷サブスクはウルトラマンが見終わり、現在セブン履修中です
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>>235
自分はシン・ウルトラマン二回目観て来ました。
見返すとやはり見る人には解るネタ満載です。
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遅れながらも私もシン・ウルトラマン見てきました
いやー…最高でした
アレがああいう形になったのは、多分アレのツッコミを食らったからなんだろうなと思いましたわw
これでどうだぁ!?と言わんばかりの回答は素敵すぎですね
それに、過去のウルトラマンのオマージュやリスペクトもあって私でさえも懐かしいと思えました
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>>238
円谷サブスク、うちのテレビからじゃアクセスできないんですよねぇ…
>>239
私も2回目いってきて楽しませてもらいました
31日に職場見学なのでついでにIMAX行ってきましょうかねぇ
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>>238
途中で切れましたが、セブンもいいものです。どうぞお楽しみあれ
(超兵器R-1号に目を輝かせてた変態は私だけでいい)
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>>241
現状PC,スマホからだけですしね・・・
TVで見るには有線で接続して画面を映すかキャスト機能使える機器を使ってTVに映像を飛ばすくらいですしね・・・
ただノーマルプランでも現状ダイナ、ネクサス、パワード以外の作品は全て見られるのは強すぎますね、歴史映像資料のアーカイブもありますし・・・
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4分後にSS投下しますぞー!
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>>243
強い…
じゃあダイナも見られるのか
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憂鬱SRW アポカリプス 星暦恒星戦役編SS「Hyde&Exorcise」3
-星暦恒星系 星暦惑星 サンマグノリア共和国 グラン・ミュール内 第一区 共和国工廠特別技術開発局
その部屋の扉が開かれた先は、控えめに言って地獄だった。
無言のままに、ブレンヒルトは鎮魂の曲刃で一切を切断した。
それは物理ではなく、霊的なモノ。狭い空間に閉じ込められ、嘆きを繰り返すだけになってしまった霊魂への慈悲の一撃。
束縛も何もかもを引き裂き、一切の苦痛を終わらせる斬撃だった。そしてそのまま魂は鎮魂の曲刃の内部の冥府へと誘われる。
『次に行くわよ』
死者の嘆きを感じ取れてしまうブレンヒルトは、しかし、促しの言葉を作った。
そこはまさしく嘆きと悲嘆と憎しみの坩堝。あらゆる人間がここで苦しみ、傷つき、足掻き、それでも死んでいった場所。
人ではない人型の豚として、良心の呵責も慰霊も何もないままに、ただ部品として消費されていった人々の墓所とも言えぬ場所。
『眠りなさい……今は安らかに』
今できることはこれだけだ。
ブレンヒルトたちは裏であるがゆえに、これを表立って糾弾できない。ここで見聞きしたことは公式の記録とはならない。
記録とすることができず、記憶するしかないのである。ここで死んだ名もなき被験者たちの無念を晴らせない。
彼らをなだめ、ここに縛られた状態から解放し、外に連れ出してやることしかできないのだ。
(……彼らの嘆きが……記憶が再生されて辛いわね)
視界が揺らぎ、彼らの叫びが映像となって飛び込んでくる。
成果を迅速に出すための、安全マージンを全く考慮しない実験の数々。
苦痛、激痛、暴力さえもいとわずに振るわれる環境、人型の豚扱いされて汚い言葉を投げかけられる痛み。
それ以外もある。白系種の下卑た笑い、侮蔑、あらゆる暴力を咎めるタガがない故のふるまい。それは、人の形をした別の生物とさえ言えた。
彼らの訴えは、自分たちでさえ鋭敏すぎるほどに感じ取ることができる。下手をすれば一般人でさえも理解できてしまうかもしれない。
『大丈夫?』
『平気です……くっ』
『憤りはわかるわ。けど、感傷に浸りすぎてはいけないわ』
非情な命令だ。けれど、部隊長としてそれは命じなくてはならない。
ここに自分たちがいた痕跡を残さず、侵入者がいたことを悟られることなく、霊魂たちだけを救い出していく。
つくづく、侵入する時間を誰もいない時間を狙って正解だったと思う。今白系種の誰かを見たら、怒りをぶつけてしまいそうになるくらいなのだし。
『しかし……ここまで異界化しているのに、よくも平気なモノね』
『卵が先か鶏が先かになりますが、こういう環境ができているからこそ、サンマグノリア共和国はこの有様なのでは?』
『どういうこと?』
『我々は言うに及ばず、ここまでひどいとなると、一般人でも精神に影響を受けるでしょう。
思考傾向がこれまで確認されているほどに加速された白系史上主義に染まったのも、あるいは』
『ありえなくはないわね』
ここまでラディカルな思想が出来上がったのは、戦時という非常事態や元のサンマグノリア共和国の国民性だけとは言い難いかもしれない。
このグラン・ミュールの内側で濃縮された霊的な何かが、人々から正気というものを奪っていた可能性は否定しきれないのだ。
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『思考面でも影響を与えるってのは、それこそ太古からあったことですしね』
『そうね……』
『あ、そういえば。このグラン・ミュール自体が一つの蠱毒の壺や器って東洋系の関係者が言っていました。
耐性の低い人間は……影響を受けてしまったのかもしれませんな』
『自分たちの作り出したもので正気をさらに失っていく。なんとも負の循環ね』
ともあれ、と、実験室の除霊を終えたブレンヒルトは鎮魂の曲刃を一振りして、部隊員を促す。
『次で最後のエリア……最下層よ。これまで以上に最悪と思っていきなさい』
『了解』
次でやっと終わりという達成感もなく、同時に、どこまでも虚無だった。
起こったことがなくなるわけではなく、おこったことの結果を看取り、祓うしかない。
誰もが、憤りを隠せないのだ。
-共和国工廠特別技術開発局 最下層実験区画
エレベーターが最下層に近づいた時点で、ブレンヒルトたちは動いていた。
声が聞こえるのだ。ここで命を落とした人々の声が、この建物や敷地に染みついた魂の叫びが、反響して響き渡っている。
だから、次に起こりうることは十分想定内に入っていたのもあり、エレベーター内部ではすでに用意がされていたのだ。
『……来た!』
『見境なし…!迎撃入ります!』
エレベーターが空いた瞬間、それは押し寄せた。
悪霊の域に足を踏み入れた、最早見境などをなくした暴力的な霊たちの群れだ。
即座に防御役がシールドを展開し、それを受け止める。
『くっ……重たい……!』
だが、大量に押し寄せるそれは、展開された防壁に突き刺さり、食い破ろうとする。
まともな精神をしている人間ならば幻覚や精神的な汚染を受けること間違いないそれらは、容赦がない。
それに加え、重たいのだ。ここで実験体として消費された彼らが閉じ込められてどれほどか。最下層の区画ということもあり、上から染み込んだ分もある。
つまり、ここは濃縮されて沈殿した最も恐ろしいものがたまっている領域ということだ。
『攻撃してきたならば、容赦しなくていいわ……』
『了解』
前方に展開されたライオットシールド型防具の隙間から、ショットガン型呪術具がその砲口をのぞかせる。
装填されているのは、この手の霊を浄化し、無力化するための法儀礼を済ませた特殊弾---ショットシェルだ。
通常ならば撃針が撃ち込まれ、装薬が点火し、砲弾を打ち出すのだが、そこには魔力が用いられているのが大きな違いだ。
発砲音はなく、ただ魔力の消費と排熱を以て術式が発射されていき、シールドで受け止められていた霊たちを縛り上げる。
『----!』
『----!?!?!?!』
そして、その発射は一発だけではない。
エレベーター内で構えられた4丁のそれが連続して発砲され、押し寄せる波を処理していく。
やがて、悪霊化していた魂の群れは無力化され、地面に転がる。そういう目を持たない人間には見えないであろう、魂の塊がごろごろと転がっているのだ。
『処理を』
『はい』
そして、それらは即座にクリアリングがなされる。
その後に、先頭を行くのはブレンヒルトだ。歩みながらも、彼女は術式触媒となるペンダントを手に取ると、虚空に文字を刻む。
北欧系の文化圏の土着の魔術---ルーン文字に代表される、文字を刻むことによる魔術の行使。
その一種を発展させたそれにより、瞬時に広い地下実験室全体に鎮魂の曲刃の領域を広げる。
即ち、冥府。鎮魂の曲刃の刃が作られた、この世ではない、彼の世の世界を展開するのである。
『---集いなさい、人としての死を許されなかった、迷える魂たち』
-
そもそも、鎮魂の曲刃というのは純然たる武器ではない。
儀式用の装備品であり、あるいはそれ自体が死者が向かうべき冥府として作られた器であるのだ。
その力を軽く応用することで、この階層にいる多くの魂を一度に取り込み、安寧をもたらしてやることができるのだ。
最も、一度に広げすぎると、生者も死者も見境なく取り込んでしまいかねないというのがこの鎮魂の曲刃の扱いにくさの原因であろうか。
『-----』
その領域が暴走しないよう、言葉を紡ぎ、文字を刻み、コントロールを重ねながらブレンヒルトは自らの持つそれの力を操る。
彼らの嘆きを、怒りを、悲しみを、憤りを、諦観を、あらゆる負の感情を慰めて、あるべきところへと導いていくのだ。
加えて、その際には自分がその感情に流されすぎないようにも注意を払う。感情に触れるということは、その影響を受けかねないのだ。
それに失敗すれば、自分の精神や魂までも同じところまで引き込まれたり、汚染を受けたりするのだ。
怪物と相対する以上、自らの保全というのはやってしかるべきものだった。
『-----ッ!』
同時に、耳に、目に届くのだ。
ここで一体何が起こっていたのか。
悲鳴。怒声。面白半分に人をなぶる音。嘲笑。侮辱の言葉。
苦痛を訴える声。それを聞かなかったことにして機械的に実験を続ける人の形をしたモノ。
カンッ!
それらに流されないうちに、ブレンヒルトは粗方の除霊を終えていた。鎮魂の曲刃の石突きで地面を打ち鳴らし、区切りとした。
細々とした残りは存在しているが、残りは自分でなくても構わないだろう。
『あとはお願いするわ』
『了解』
『あと、HQに各部隊の進捗状況を確認させておいて。
朝が来る前に一連の行動は終えたいところだしね』
『承りました』
あとわずかな残りを除霊してしまえば、ここでの業務は終わり。
さりとて、ここにいる部隊員の誰もが達成感や満足感などを抱いてはいなかった。
これをやったところで、まだ一角をようやっと潰したに過ぎないのだ。このグラン・ミュールという広いエリアの、特にひどいところだけを狩っている。
それによって全体へも影響を及ぼすことはできるのだが、まだ重要な場所を一つ終えただけにすぎないのである。
その認識があるからこそ、誰もが無言のままに作業を続行していくのだ。あるのはやるせなさ、そして、憤りだけだ。
『部隊長、非常事態です』
その時、ブレンヒルトの通信機に声が届いた。
クリアリングを行っていた部隊員の一人からで、だいぶ奥にまで踏み込んでいることは把握している。
『何があったの?』
『生存者……いえ、これは……白系種の人員の一人がいました』
『……どういうこと?見られた?』
『いえ、発見時からすでに気絶していました。これは……どうやら、愉快なことではないようです』
面倒事か、とブレンヒルトは内心ため息をつく。
誰かが居残っていたとかならば、無力化して記憶の改ざんなどを行えばいいだけの話だ。
だが、こうして報告をしてくるということは、尋常ではないことだったという証に他ならない。
『現場情報を共有して頂戴。HQにもね。その愉快ではない事情を確認しておくわ』
『はい。こちらの状況ですが……』
ともあれ状況に対応しなくては。その意志と共に、ブレンヒルトは一歩を踏み出した。
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以上、wiki転載はご自由に。
次くらいで一区切りにする予定です。
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乙です
よくもまぁ…
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おつです、ここまでひどい状態ならそら精神が負の方向に捻れていくのもおかしくないですね
気絶した白系種一人だけでよかったですね、仮に誰かがお遊びをしてたら人員も止まらなかったかもしれません
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>>245
ダイナはスタンダードプランなら中盤まで見られますね
それ以降はプレミアムプランでの配信になっています。7月にティガとダイナの世界の平行世界の話でウルトラマントリガー→ウルトラマンデッカーとやるらしいので・・・
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>>250 ひゅうが氏
倫理観のタガが外れ、法によって正義を得た人間は、どこまでも残酷になれる…
歴史において何度となく繰り返されたことであります…
>>251 657氏
>ここまでひどい状態ならそら精神が負の方向に捻れていくのもおかしくないですね
そういう設定と言えばそれまでですが、10年足らずでここまで思考や思想が加速したのはそういう背景があったかも?と言えますからね
>気絶した白系種一人だけでよかったですね、仮に誰かがお遊びをしてたら人員も止まらなかったかもしれません
果たして理性で何とか抑えきれたかどうか…
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乙です。実際問題、こうしたオカルト抜きでも監獄実験とか染みた
マイナス方向に結果の出やすい社会実験を種族を掛けて行ってるのが共和国なんですよね・・・
お前ら何で種族掛けて盛大な社会実験遣ってるの聞きたく成りますわ・・・
そして、誰も居ない筈の所に居た白種とはまた厄介事に成りそうですなぁ
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>>252
おおなるほど
>>253
我々は命令さえあればヘスになってしまうとスタンフォード大の実験が証明してますからな
他山の石としなければ
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>>254 ナイ神父Mk-2氏
>実際問題、こうしたオカルト抜きでも監獄実験とか染みたマイナス方向に結果の出やすい社会実験を種族を掛けて行ってるのが共和国なんですよね・・・
なんで白豚さんは命がけで実験しているんですかね?(白目
>誰も居ない筈の所に居た白種とはまた厄介事に成りそうですなぁ
これは追々解説しますが、厄介なことになっております…
>>255
元の性格や人格など関係ない。その人間の送り込まれた環境こそがその人を定義づけしてしまう…
スタンフォード監獄実験は途中で異常事態となったことで中止になりましたが、こちらでは長年続けられた。その結果がどうなるのかは…
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乙。蟲壺というべきか高い壁で囲まれて負の思念が乱反射&増幅でもしてそうな気が・・・
どこぞの世界のカルトフランスみたいに聖女量産計画でもしそうだな
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>>257 New氏
>蟲壺というべきか高い壁で囲まれて負の思念が乱反射&増幅でもしてそうな気が
ただでさえ閉鎖されたクローズドサークルですからなぁ
思考や考えが極端化していくのは避けえません
スタンフォード監獄実験も兼ねているとあれば、なおのこと…
そういう意味ではレーナさんとかマジで奇跡ですよなぁ
>どこぞの世界のカルトフランスみたいに聖女量産計画でもしそうだな
どうやら聖女マグノリア自体は処刑されたっぽいので、必要になるときまではやらんでしょうなぁ…
ただ、個別の惑星に事実上追放された後に仕立て上げられるかもです
その後?お決まりの革命コースでは?(真顔
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乙でした。
星歴世界の惑星に居る白豚どもだけがおかしいんだ……
他の星系にはまともな異星人もいる――はず。
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>>259
です、ちゃんと他の惑星にはちゃんとした人間がいます…
白豚がおかしいのです…どうして?と効きたくなるレベルでひどいですが…
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弥次郎さん乙です
ようこそ。ここは地獄の一丁目。
まだまだ二丁目三丁目と続いていくのです…
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他の星はもっとちゃんとしてるし、ここらへんの時系列で劇場版ファフナーシナリオやってフェストゥムとの和解してるはずなんですよね
ルルーシュはこの美しい和解を見てるのでこんな地獄のよう坩堝を見る羽目になるとは思わんかったでしょう
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あまりに白豚が白豚すぎて、この時期に接触したオリジナル異星人ネタを考えたくなる……
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他の惑星が酷くても鉄のララバイやThinkerなんですがココだけダクソ遣ってるん?ってレベルなんですよね・・・
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>>262
そういやこの和解でヘスター女史どうしたんです?
見てないというかやってなかったのでそのへん見れてないのですが
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>>265
こっちではユーラシア連邦の国防大臣だそうです
フェストゥムに追い詰められてるわけではないので原作の交戦規定αおばさんじゃないみたいですね
ただこちらでもかなりのタカ派なのはかわらんぽいですが
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