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提督たちの憂鬱について その91
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ターボジェットのシャフトを前に延ばし、大口径のファンを回して、これによるエアフローの一部を
より外側のダクトへバイパスし、最終的に燃焼室から出た噴流と混ぜ合わせて排気する方式。
これにより排気量をかさ増ししつつ、かつ低速化させることで推進効率を増す。
(排気が飛行速度より速いと、推進効率が低下する)
効率が増すので、より少ない燃料消費で同等の推進力が得られます。
バイパスするエアと、燃焼室に導くエアの比をバイパス比という。
一般に、低バイパス比は高速向けであり、高バイパス比は低速・高効率向けとなります。
どこで推力を得るかという点では、ターボジェットとターボプロップの中間ですね。
構造上、単純なターボジェットよりも太くなります。
戦闘機は当初、推進力および速度性能が重視されていたため、ターボジェットエンジンが主流でした。
しかしエンジンの性能向上が続きながらも、制空戦での主な戦闘速度が亜音速域であったこともあり、
ターボファンエンジンの移行が促されることになります。
高速発揮の比重が低い爆撃機などであれば、ターボファンエンジンの敷居は低いといえるかと思います。
実際、史実ではRRコンウェイとして1950年代に実用化されましたが、これらは爆撃機に採用されました。
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